心の伊達市民 第一号

突然の誘いに乗って

ブログ閉鎖中の話題(2014年11月17日)

*このブログに登場する仲の良かったH君は、2011年3月の福島原発事故の後にボランティア活動で福島県に行き酔っ払い運転の車の事故に遭い、残念ながら亡くなってしまった。H君を偲んでこのブログを投稿した(合掌)

11月13日の早朝に高校時代の同級生のH君から携帯電話にメールが入った。
そこには『おはようございます。今日はどちら方面を徘徊ですか?御岳山と高尾山が
そろそろ色付いていますよ』とあった。


御岳駅前を流れる多摩川上流。



ただのお知らせのような、或いはお誘いのようなメールだった。
そこで私は『御岳に行きましょう』と返信した結果、一緒に御岳の紅葉撮影をする
ことになった。 私は相当に暇人で、いつも徘徊している老人だと思われている。


ーブルカーは最大斜度25度。一気に800メートルまで登る。(590円)



人の記憶というのは当てにならない。
久し振りに青梅線の御岳駅に降り立って周りを見渡して、古い記憶が蘇った。
御岳のケーブルカーは徒歩で駅から20分くらいと思い出した。


ケーブルカーを降りて、次はリフトに乗る。(100円)



そこで2人で歩き出した。
後ろからケーブルカー駅行のバスが追い越して行く。
ところが20分歩いても、まだケーブルの駅に着かない。
結局は45分も歩いて、しかも最後の方はとんでもない急坂で、記憶のいい加減さを
反省した。


見晴らし台から都心が見える。



ケーブルカーで山の上に上り、その先の見晴らし台まではリフトに乗った。
天気が良いので、見晴らし台からは遠くに新宿、池袋、驚いたが東京スカイツリーま
で見える。霞んではいるが、東京湾さえ見える幸運な天候であった。


枯葉を踏んで先を行くH君。



見晴らし台から御岳神社に向う。正式には「武蔵御嶽神社」と言うようだ。
この神社までの道が急坂の連続で、時々休まなければ先に進めない。
そして最後に待っているのが、長い急な石段である。


武蔵御嶽神社の神殿と紅葉。



やっとのことで辿り着いた神社は大勢の人で溢れていた。
信仰の為に来たとは思えないが、それにしても老人が多い。
タイ人の若いカップルがいたのには驚いた。

この神社には多くの「講」があるようで、無数の各地の講の石板が立っている。
ところで紅葉だが、ここは赤色の紅葉が多く素晴らしい。


神殿のガラスに映る鈴。



(おまけの話)
御岳山からは色々なところに降りられる。
少し遠いいが同級生の元演歌歌手のM君の出身地の日の出村にも行ける。
修験者の為の滝もある。2時間もあれば、ループ状の山道を歩いて、元の場所にも
戻って来られる。


真っ赤な紅葉は、今が真っ盛り。



山道を歩いていると、所々で昔の記憶が蘇る。
でも、それは若い頃の記憶なので、どこも近かったように覚えている。
ところが、どこも遠い。しかも急坂は覚えていない。それは若かったせいだと思う。


下りの道路は舗装されていたが、急坂で膝がガクガクする。



帰りはケーブルカーに乗らずに2人で山道を下る。
大したことは無いと考えて下って行ったのだが、これが大間違いで、最後の方では膝がガクガクし、かなり痛くなりビッコを引きながら歩いた。
後ろから若者3人がランニングで山を下って行く。その若さが羨ましい。

ヨロヨロとしながらバス停に着いたら、バス乗り場は超満員でバスに乗れるか心配したが、幸いにもバスは増発されて救われた。バス停から自宅までは3時間の旅だった。


逆光の中で紅葉のグラデ―ションが美しい。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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アクセス総数
1,433,947回

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