心の伊達市民 第一号

小さな旅・・・上野界隈

【国立科学博物館】
日本経済新聞の販売店から、また抽選に当たり国立科学博物館で開催中の「鳥」という特別展のチケットが送られて来た。
抽選に申し込んでいたのも忘れていたが、これで続けて2回の当選だった。
こんなに幸運が続くことも無いので、長期購読契約の人に優先的に送られているのかもしれない。

でも良いことも悪いことも続く傾向があるので、幸運続きと思っている。
大江戸線で「上野御徒町駅」で下車して、アメ横を通ってみたら、懐かしい「二木の菓子」の店があった。
昔のラジオで「ニキニキニキのニキの菓子」というコマーシャル・ソングがあったなー。


  「二木の菓子」(アメ横)



「小さな旅」がテーマなので、まっすぐに展示会場に行かず、少し遠回りしてアチコチ見て回った。上野公園を入り、右側の石段を上るとすぐに「西郷隆盛像」が見える。
浴衣姿で犬を連れて、散歩をしているような姿だ。

彼の出身地の鹿児島に行くと、私は見たことがあるが西郷隆盛は軍服姿である。
鹿児島の人が上野公園に来たら、きっとビックリするのではないだろうか?


 「西郷隆盛像」(上野公園)



西郷隆盛像を過ぎて少し行くと、左手に清水観音堂がある。
ここは京都の清水寺を模して、小さいながら舞台もある。
そこへ出て前方を見ると、浮世絵師の歌川広重の描いた「名所江戸百景」の中の「上野山内月のまつ」を再現してある。

その丸めた輪の松の間から不忍池の「弁天堂」が見える。
この舞台に上がると、昔の世界に戻ったような気分になれる。


 清水観音堂の「月の松」



清水観音堂を下りて、下の道路に出る。道路の端には大道芸をやる若者がいる。
ここで大道芸をやるためには、東京都の実技のテストに合格しなければ駄目だそうだ。
少し見ていたが、口上が長くてなかなか芸をやらないので先に進む。

国立科学博物館は、中央道路から少し右手に入ったところにある。
大勢の中学生達が引率の先生に連れられて、入口に向かって行く。
その光景を見て、私は『これは混みそうだ』と感じた。


特別展「鳥」の古代の化石



チケット売り場で国立科学博物館の入館料を調べたら、2100円もした。
この特別展の解説では『急速に発展するゲノム解析による研究によって明らかになった最新の進化系統をもとに、鳥類のその特有な体の構造や生態を紹介しながら、鳥たちの多種多様な進化の不思議を学んでいく展覧会です』とあった。
館内に入ると展示物の前には行列が出来ていて、なかなか前に進まない。


「コウノトリ」



私は特に鳥に興味があるわけでもないので、混んでいる場所はパスした。
しかしどこも混んでいるので、次々とパスすることになる。人垣の後ろから、覗くように展示物を見た。ところどこにあるモニター画面の映像は特に混んでいるので、そこもパスとなる。

かなり多くの鳥の剝製や説明書きがあったが、ほとんどパスしたので、なんだか分からずに外へ出た。自分でお金を払っていないと、なんでも雑になってしまうものだ。


「ダチョウ」



国立科学博物館を出ると目の前が広がり、大噴水の前になる。
広い池の周りに花が植えられていて、その淵で座ると気持ちが良い。
しばらくしたら、急に噴水が吹き上げた。外国人観光客たちが、熱心に写真を撮っていた。最近はどこへ行っても外国人だらけで、外国人のいない場所に行きたくなる。


大噴水「東京国立博物館」前



(おまけの話)【湯島天神の菊まつり】
上野まで行ったのだからと思い、久しぶりに湯島天神にも行ってみた。
不忍池の右の方から行けば、湯島天神への近道になると思った。

大体の方向を見定めて歩いて行ったら、なんと東大病院の構内に入ってしまった。
戻るのも癪だが、どう進めばいいのか分からずに歩いていたらバス停があった。
そこで路線図を確認したら、2停留所先が湯島天神下と出ていたので助かった。



湯島天神は大勢の人達が来ていて、とても賑わっていた。「七五三」のお参りも来ているようだ。境内には何ヵ所かに分かれて、菊の花が飾ってある。
多くはスポンサーが付いていて、花の横に会社名が書いてある。

私のあまり好みではない「菊人形」もあった。清水建設の提供のようだ。
今年のテーマはNHK大河ドラマから「光る君へ」だった。


  「光る君へ」(NHK大河ドラマから)



菊花展は当り前だが、動きが無い。ところが境内では、懐かしい「猿回し」をやっていた。「これは動画に最適だ」と思ったら、「動画撮影禁止」の札が出ていた。残念だった。久し振りに猿回しを見たら、「動物虐待では?」などと変なことを思った。

今年の私はどうしたことか、菊の花が特に好きでもないのに靖国神社、新宿御苑、明治神宮、巣鴨地蔵通り、そして湯島天神と5ヵ所も「菊花展」を見に行ってしまった。


  懐かしい「猿回し」

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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