
心の伊達市民 第一号
【中央区観光写真展】
私は毎年のように中央区観光協会の写真コンテストに応募している。
だいぶ前に一度だけ入選したが、その後は入選とは全く縁が無い。
観光協会の写真展は写真技術より、「いかに中央区の観光に役立つか?」が審査の重要要素であると私は思っている。
3月末まで中央区役所で、前年の入選作を展示してあるのでそれを見に行った。
今回の応募数は522点で、入選は33作品だった。
入選作を見て廻ったが今年は感心する作品が多かった。最近はレベルが上がったので、私が入選しないはずだ。
【外国人観光客の観察】
話題に困れば、いつでも出せるのが「外国人観光客」の話である。
「銀座4丁目」や「築地3丁目」から都バスに乗って来る外国人は、スマホ画面を運転手に見せる。自分の降りる「新豊洲駅」を示して、『このバスは行くか?』と画面で聞いているのだろう?
外国人観光客に日本の人気第一位の場所は「チームラボプラネッツ豊洲」で、スマホを運転手に見せた人達はここへ行きたいのである。
私は行ったことは無いが、部屋いっぱいの映像の中に自分たちが入れる体験をするのだそうだ。因みに入場料は4600円もする。
一度も行ったことのない私は中に入る気持ちは無かったが、とりあえず新豊洲駅前の場所まで行ってみた。予約制のためか大混雑は無かったが、来ている人は全て外国人で門の入口の係員も外国人だった。
「チームラボプラネッツ豊洲HP」・・・https://www.teamlab.art/jp/e/planets/
【黄砂襲来】
3月25日の朝、窓のカーテンを開けたら、いつもと様子が違う。
空がぼんやりしていて、霞が掛かったような感じだった。
昨夜のニュースで放送していた「黄砂」だと分かった。
この黄砂はゴビ砂漠から数千メートルも舞い上がり、遠く日本まで飛んで来るのである。
この季節には私は「花粉症」に加えて「黄砂」でも影響を受けて、「鼻水」と「目が痒い」ことに悩まされている。普通は他人に迷惑を掛けたら、「ごめんなさい」と言う。
だが中国は毎年春に黄砂で迷惑を掛けても、一度も謝ったことがない。
【袴姿の女子大生】
靖国神社に開花宣言の標準木を見に行った日は、なぜか境内に袴姿の女学生が大勢いた。彼女たちの親がカメラで自分の娘を撮っている。友達だけのグループもいる。
やはり卒業記念となると、貸衣装でも「袴姿」をしたいのだろう。
この日は開花宣言が無いのは分かって行っているので、特にガッカリも無い。
千鳥ヶ淵の様子を見ようと思い、日本武道館に行く道である北の丸の前の道を通った。
すると大きな字で「専修大学卒業式会場」と出ていた。
私の方に問題があるのか、袴姿の女性ばかりで男子生徒が全く目に入らなかった。
(おまけの話)【工事現場のアート】
区役所に「中央区観光写真展」を見に行った時に、晴海通りから入った道で大規模な工事を行っていた。
現在は古いビルの解体工事のようだが、次にどんなものが建つのかは書いてなかった。
オフィスビルか? あるいはタワーマンションか? どちらの方が建築主には儲けになるのだろう? ここでも防護壁にアートがあった。 角にあったのは「町火消」だった。
中央区には昔は町内毎に10組の火消があったようだ。
角を曲がると、お洒落なイラスト風の絵が続く。
タイトルは「私の過ごした一日」と「私の過ごす一日」で、若い女性が中央区の名所を訪ねている絵である。
最初の何枚かは「私の過ごした一日」で、昔の和服の女性が中央区の名所を訪ねている絵のようだ。ここは築地に近いが住所は銀座なので、街路樹に「銀座の柳」が植えてある。
少し先に進むと「私の過ごす一日」になり、若い女性は洋装のアニメ風に変る。
この絵では女性は現在で、彼女は築地場外市場に行って喜んでいる。
次の絵では歌舞伎座に行って、観劇をしている。
荒々しい解体現場で、このような絵があると心が休まる。
他の街では分からないが中央区の工事現場では、壁にアートの描かれたところが多い。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
詳しくはこちらハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
07/24(水) 新宿御苑のカブトムシ
-
08/15(月) パール判事の「日本無罪論」
-
08/11(月) 江戸三十三観音霊場巡り(1)
-
08/14(木) 東京モダン建築さんぽ(7)・・・上野

イベント
「観光・体験」カテゴリーのおすすめ記事
-
ホテルマンの幸せ
0
-
2025/05/16(金) 散歩で虎ノ門から新橋へ
心の伊達市民 第一号
0
2
-
心の伊達市民 第一号
0
1
-
2025/02/21(金) 日が長くなりましたね
-
2025/07/03(木) 幸せな人生の大きな要因
ホテルマンの幸せ
0
観光・体験に関する
特集記事
-
-
-
景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
Rietty
0
1000人展(Y)