心の伊達市民 第一号
有楽町へ行ったら、東京国際フォーラムで「TOKYO 周穫祭 2024」をやっていた。
「周穫祭」なんて聞いたことも無い単語なので、誤字ではないかと思った。
パンフレットをもらったら、『11月16日(土)、17日(日)に国際フォーラムで開催する「TOKYO 周穫祭 2024」は、東京の各地域をもっと皆さんに知って欲しいという想いから、各地の観光情報・特産品をぎゅっと集めました』と書いてあった。
だから「周穫祭」は誤字ではなく、造語だった。
会場は東京国際フォーラムの外の広場と、地下1階のロビーギャラリーで行われた。
出店地区は23区、多摩地区、島しょで、それぞれの区市町村がテントの店を出していた。見物客も多く、かなり賑わっていた。出店地区の中には「足湯」が3ヵ所もあった。
農産物、特産品などの売り物があまり無いのか、観光を売り込むために「蒲田温泉」、「日の出つるつる温泉」、「式根島地鉈温泉」が足湯を出していた。足湯はどこも満員だった。
大田区は大きなキャラクターが出ていたが、これが人気で子供たちは一緒に写真を撮るのが順番待ちだった。そこへ現れたのが外国人カップルで、キャラクラー「はねぴょん」と一緒に写真に納まり嬉しそうだった。
「はねぴょん」という名札を付けていたので、家に帰ったら調べてみた。
すると『日本の空の玄関口「羽田空港」の「はね」、そして桜の名所や銭湯などを(ぴょんぴょん)と駆け巡ることから「はねぴょん」と名付けられました』とあったが、なんだかイージー過ぎるなー。
会場内を歩いていたら、「小金井」という文字が見えた。
小金井は私の故郷で、13年前まで住んでいた町だった。
「なにを出しているのだろう?」とキッチンカーを覗いてみたら、ジェラードを出していた。小金井とジェラードの関係は不明だが、懐かしいのでジェラードを注文した。
3種類の中から、思い切って「焼きもジェラード」を選んだ。
食べる前の予想通り、やはりあまり美味しくなかったのである。
地上からガラス越しに地下一階の館内が見える。
ここでもなにかやっているようなので、エスカレーターで降りてみた。
3ヵ所でイベントをやっていた。
真ん中だけが混んでいるので覗いてみたら、抽選会場だった。
下から外を見上げたら、ガラス越しに紅葉がとても奇麗だった。
手前のブースで女性係員に誘われたので、中に入った。
ここではVRを使って「TOKYO360」と称して、都内、多摩、島しょを紹介していた。
私は多摩のプログラムを選び席に着き、頭にゴーグルを付けた。
映像は多摩の自然で、多摩川の源流、日原の鍾乳洞、日の出村など、私の知る懐かしい画像が流れた。数分の映像だったが、とても良い経験をした。
東京国際フォーラムを出て、家に帰るためにバス停に向かった。
ビックカメラの前を通ったら、来年の手帳販売のキャンペーンをやっていた。
私は現役でもないのに、手帳が必要である。
予定、約束、用事、季節のイベントなどを手帳に書いておく。
最近は特に忘れっぽくなっている上に、手帳の書き方が悪いと自分で書いたのになんだか分からない。・・・というわけで、その場で来年の手帳を買ったのである。
(おまけの話)【ガチャポン】
ビックカメラを出てバス停に向かうと、ビックカメラの店の横にガチャポンが置かれていた。今までにもあるのは知っていたが、特に興味が無かった。
今回はブログの為に、詳しく見てみた。台数を数えたら、おおよそだが190台くらいあった。私が写真を撮っている間にも、日本人も外国人もガチャポンでなにか買っている。
それも子供ではなく、大人である。
私は今までにガチャポンをやったことが無いので、その歴史を調べてみた。
すると次のような解説が見付かった。
『「ガチャ®」(カプセルトイ)は、1965年にペニイ商会(現:ペニイ)によってアメリカから輸入されました。ペニイは日本で初めてガチャマシンを設置した会社として、その創立記念日にあたる2月17日を「ガチャの日」と 制定しています・・・』
『「ガチャの日」にはガチャが子どもから大人まで幅広い世代に愛され、魅力をもっと多くの 人に知ってもらいたいという思いが込められています』。
私が社会人になった翌年にガチャは日本に入って来たのだ。
ガチャは商法登録がされているらしい。
ビックカメラに置いているガチャは「BANDAI」のもので、この会社では「ガチャポン」と呼んでいるようだ。
1回の値段は300円~500円のものが大多数で、100円と1000円が1台づつあった。
これだけ台数が多いと、自分の好みのものを探すのも大変そうだ。
話は変わるが「ビックカメラ」とは変な名前だと思っていたが、ある時、その理由を知った。創業社長が英語に弱く、「大きい」を「ビック」と言ったので、誰も「ビッグですよ」と言えずそのまま社名になったようだ。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
詳しくはこちらハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
01/17(金) 小さな旅(6)・・・渋谷
-
01/31(火) 寒波の中で「蝋梅」を訪ねる
イベント
-
03/01(土)
~03/02(日)ひなまつりディスコパーティー(PPSディスコパーティー)
- 開催場所
-
室蘭市中島町5番街ビル2階(PPS)
「観光・体験」カテゴリーのおすすめ記事
-
2024/09/07(土) ワンパウンドのステーキを喰らう
-
2024/12/06(金) 写真で見る東京(68)・・・メタセコイアを見に
心の伊達市民 第一号
02 -
2024/10/05(土) 残念 ジャズ・レジェンド ベニー・ゴルソン
観光・体験に関する
特集記事
-
-
10/08(日) ふらり旅人からのゲストハウス 自由人 小林圭子氏 〜想いと直感のままに『ポンコタン』
今回の主人公は洞爺湖の近くでゲストハウス『ポンコタン』を営む小林圭子さん。 旭川出身の47歳。 洞爺湖に移住する前は名古屋で商売をされていました。 「北海道には30代後半からバイクにテントを積み、 ふらりと旅しに来ていました。」 洞爺湖との出会いは、 2018年に「幸せのパン」の映画の舞台になったところを見てみたくて 青春18きっぷでふらりとやってきたのが初めてでした。 ところで圭子さん。 なんと言うか・・・。 「以前、どこかで会いましたっけ?」 そんな錯覚を起こさせる人です。 あの、バリアフリーな雰囲気は一体どこからくるのだろうか? 探ってみたくなりました。 旭川から札幌へ。 そしていきなりポン!と名古屋へ飛んだ圭子さんが始めたのは、 なんと”バナナ焼き屋“のお店でした。 店の名前は「パピリカ」。 それはアイヌ語で「豊作」という意味です。 バナナ焼き屋をやろうと思った理由は〜。 「小さい頃から食べていたソウルフードだったから」 ただそれだけの理由で、 古くからお菓子文化が発達している(駄菓子の製造所も多い)名古屋で店を出そうとは、 普通はなかなか考えつかない。 でもそれをひょいっと始めてしまうところが圭子さん流。 深くは悩まない。 やりたいからやる。 ただそれだけ。 そんなシンプルさが、度胸を超えた何かを感じます。 パピリカ時代のHPを見つけました。 熊が鮭ならぬバナナを咥えている姿が なんともユニークで忘れないロゴです。 何事もサラッと話す割には材料にはかなりこだわっています。 卵も牛乳も使用していないので(カスタード以外)、 卵アレルギーや牛乳アレルギーの子どもを持つ親御さんも よく買いに来てくれたそうです。 そして白餡はしっかりと手作り。 バナナ焼きと言えば旭川の名物お菓子。 この時お話を伺うまで知りませんでしたが、 旭川のバナナ焼きにもバナナそのものやバナナエッセンスなど、 バナナフレーバーは一切入っていないそうです。 バナナ焼きとは、形からだけ連想するネーミングのようです。 とても美味しそう〜! 食べたかった〜! パピリカはすぐに地元に溶け込み、 8年間営業を続けました。 その時の繋がりは今も続いていると言います。 人懐っこいと言う表現とも違う、 相手に壁を作らせない不思議な力を圭子さんは持っています。 「いろいろなところから転勤してきた人たちが多く住むところでした。 近所の方がよく買いに来てくださっていましたよ。 家賃を払いつつ、 女ひとりが食べるだけの分はなんとか稼げていました。」 「ところで、ポンコタンは小さな村という意味。 パピリカは豊作という意味ですよね? どちらもアイヌ語ですが、なにか特別な意味があるのですか?」 そんな筆者の質問に 圭子さんはまたもやあっさりと答えます。 「いや、なんとなくです。」 まただ…。 やはりこんな調子…笑 筆者はその言葉の背景を知りたい!と質問をしても、 決してはぐらかす訳ではなく、あくまでもサラッと答える。 想いが至極シンプルだからこそ、 きっとその時の直感のまま「なんとなくそうしよ」と 思った通りに動いてしまうのだろうと思います。 しかも、転機にはだいたい誰かが力を貸してくれる。 これはもう人徳です。 気負わず流れに任せるというのは、実は楽そうで楽ではない。 でも圭子さんは素直に誰かの力を借りながら、 とても自然にその技を使ってしまう。 「名古屋の友人がゲストハウスをしていたんです。 あらたに宮古島でゲストハウスを始めるにあたって、私も少し手伝いました。 その友人は度胸があるというかなんというか、 外国人が結構泊まりに来ていたのですが、英語は喋れないんです。 でもなんてことなくやっているのを見て、 私も妙な自信をつけてしまいました。 『そうか、英語ができなくても宿屋はできるんだ』 ってね。」 「その辺りから、ゲストハウスに興味を持つようになりました。 ちょうど、ふらりと洞爺湖へ足を運ぶ機会も増えていたこともあり、 洞爺湖の近くでゲストハウスをやることが ふわっとしたものから現実的になりました。 あ…その前にバナナ焼き屋を畳まないと。」 そう思った時、 店を丸ごと買いたいと申し出てくれた人が現れました。 それは元々はお客様だった友人で、古民家カフェを営んでいる方でした。 バナナ焼き屋営業終了2日後には洞爺湖に移住してしまうというスピーディーさ。 思ったらサラッと行動! その後、1年半をかけて建物をリフォームし、ポンコタンを開業されました。 「待っていてくれているような気がしていました。 洞爺湖はどっしりとしていて迎え入れてくれるような安心感がある湖だと感じています。 移住してすぐは、キャンプ生活をしながらあるホテルでバイトをしていました。 同時に物件探し。 そんな中、即決したのがこの建物でした。 借金も1000万円以上してしまいました。」 この建物は、昔、ある会社の社員寮だったところ。 なので、一部屋一部屋にトイレが付いていました。 さて、ゲストハウス「ポンコタン」は 内装・外装そのほとんどをDIYしています。 もともと建物に興味があったわけでもなかった圭子さんですが、 もの作り好きであったことが功を奏しました。 「必要に迫られた部分もありますが、 バナナ焼き屋時代に建物の内部構造にものすごく関心を持つようになりました。 そもそもは工事関係者への不満に端を発したのですが、 お陰で建築について色々知ることができました。 建物がどんなふうにできているのかを知るために、 分解しながら構造を理解していきました。 コンクリートにネジを入れるにはどうしたらよいか?とかね。」 冒頭に登場した仕切りに描かれた洞爺湖の絵は、名古屋時代の友人が描いてくれたもの。 「名古屋時代の友人たちは変人が多くて(笑) 尋ねてきては色々置いて行ってくれます。」 困ったふりをして、笑いながら話す圭子さんには、 遠くから支えてくれる友の存在に感じる安心感が表れていました。 圭子さんの仲間たちは、 「ポンコタン」のオーナーの とてつもなく自然体なおもしろキャラクターをよくご存知のようです。 「うちね。コンセプトなんてないのよね。」 圭子さん、突然、そうサラッと言った後でこう続けました。 「よく眠れました!って言ってもらえるのが一番嬉しいかな。 旅の途中で快適な時間をここで過ごしてくれたら、 それが一番嬉しい。 それとね。 今年の夏はすごく忙しかったのね。 借金あるからあと10年はやらないといけないけど、 とりあえず持続可能な宿を目指して働き方改革するわ(笑)」 「10年経ったら何するの?」 そんな問いに。 またもやサラッと 「わからないな」 と答える圭子さんでした。 帰り際 「また来て!」 と軽い調子で言われました。 「うん」 と答えてしまいました。 ポンコタンの魅力は この気安い感じなんだろうと思った筆者でした。 決して気負うことなく、 そのまんまの圭子さんが妙な安心感を与えてくれる取材の時間でした。 ゲストハウス ポンコタン 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉97 080-6092-4967
Rietty
0 -
-
02/12(金) いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
0 -