
心の伊達市民 第一号
【第225回ランチタイムコンサート】
毎月の最終金曜日に築地本願寺で「ランチタイム・コンサート」が開かれている。
本堂に設置されたパイプオルガンの演奏がある。私は都合が付く限り参加している。
1月のランチタイム・コンサ-トは「ありがとうコンサート」と題して、いつも40分よりかなり長いものだった。また演奏者はいつもは1人だが、今回は6人も出る。
本堂いっぱいに補助パイプ席まで出して、500人以上が詰め掛けていた。
パイプオルガンの音色は優しい。目をつむって聞きたくなる。
私は最初の30分で会場を出たが、その後に新春経済講演会の予定があるので途中で出たが最後まで聞きたかった。
【新春経済講演会】
有楽町で「うどん」を食べて、EPSONの前から無料シャトルバスに乗った。
このバスは有楽町・東京駅・大手町を無料で巡回していて、講演会場の日経ホールにも停まる。4階の会場には600人以上の聴衆が来ていた。
登壇者は伊藤忠商事・石井社長、富士フィルムHD・後藤社長、マネックスグループ・清明社長、日本経済センター・岩田理事長という錚々たるメンバーだった。
私は遅く行ったので席は一番前になり、リタイア・オヤジなので少し恥ずかしかった。
話題はやはりトランプ大統領のことになり、全く予測不可能の男なので講師達も経済予測がハッキリしなかった。
【終末期ケア】
マンションの裏口を出たら、目の前を小型ワゴンが通過した。
チラッと見えた車の横腹に「往診 終末期ケア」の文字が見えた。そしてすぐに連想した。「終末期ケア」の看板の車が自宅の前に駐車していたら、「あの家のオヤジも、もう駄目か」と思われてしまう。「車の看板の文字は適当でない」と私は感じた。
その先の信号でその車が停まったので、私は急いで車に近づいた。
そしてまた「早とちり」に気が付いた。そこには「ペット」の文字も書かれていたのである。
【真っ赤なマユミ】
勝どき橋を渡って散歩に出た。橋を渡り右に曲がり、聖路加国際病院方面に向かう。
その道路には背の低い街路樹が植えられている。
夏は青葉が茂り、秋になると中から枝が伸びて来て沢山の緑色の小さな実がなる。
冬になると段々とその実がピンク色になり、1月になると真っ赤になる。
そして1月後半になると、赤い実が弾けて種が地面に落ちる。
歩いていると車で通ると分からない自然が、私の近くに見えるようになる。
後期高齢者は車を止めて自分の足で歩き、自然を楽しもう!
【銀座のキューピッド】
銀座4丁目から数寄屋橋方面に向かうと、右側に小さなキューピッドが置かれているのが見える。キューピッドは道路の角から銀座ガス灯通りを覗いている。
私がそこで写真を撮っていたら店の者が怪しいと感じたのか、中から出て来てわざとらしくキューピッドを布で拭きだした。
私は彼に聞いた。『このキューピッドは何を意味しているのですか? また中にある白い服を着た変な人形は何ですか?』。
彼は『このキューピッドは家主の天賞堂が飾ったもので、意味は分からない。白い服を着た人形は、時計の技術者の擬人化です。・・・』
『私の店は1755年に時計師のジャン・マルク・ヴァシュロンによって創業したヴァンシュロン・コンスタンタンで、世界最古の機械式時計メーカーです。時計技術者は白衣を着て作業をします。頭になっている部分は、作業に使うルーペです』と説明してくれた。
(おまけの話)(BOXIBNG 井上尚弥)
しばらく前からバス停に、大きな広告が出ていた。
それは「Lenoma-docomo」と書かれていて、ボクシングの世界チャンピオン「井上尚弥」の試合の写真が出ていた。
挑戦者はサム・グッドマンで、有明アリーナで開催ということが分かった。
しかし「Lemino」とは初めて聞く言葉なので、家に帰ってから調べてみた。
すると「NTTドコモが運営する動画配信サービス」だと分かった。以前は「dTV」と言ったらしいが、どちらも知らなかった。
しばらくするとバス停の広告は変らないが、オーストラリア人の挑戦者が負傷で相手が韓国人に変更になった。挑戦者はWBO世界同級11位のキム・イェジュンとなった。
私はボクシングには詳しくないが、井上尚弥はモンスターと言われているほど強い。
この試合は「すぐにノックアウトで終了するだろう」と、専門家も言っていた。
挑戦者が変更になったせいか、あるいは以前からそうだったのかは知らないが、この試合をネットで無料で視聴出来ると分かった。
「Lemino」が「有料は難しい」と判断したのかもしれない。
私は中継時間には新春経済講演会の会場にいるので、その日の午後10時30分から放送される録画で見ることにした。
10時30分という時間はいつも、「そろそろ寝ようか」と思いベッドにいる。
少し眠いが「すぐ終わるだろう」と思い、10時30分にタブレットを開いた。
1回はお互いに様子見だったが、2回から井上が攻勢に出た。
4回に相手が強気に「来い!」とグローブで手招きした途端に、井上の猛攻が始まった。
そして呆気なくノックアウトをしてしまった。実力の差をまざまざと見せ付けられたシーンであった。
ボクシングは他のスポーツと違って入場料は1回で終っても、12回まで戦っても同じである。観客はどう思うのだろう? また放送も1回で終られても困るだろうなー。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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伊達に「藍染めワンダーランド」を創る![ aizome-「I」/ 伊達 ]
伊達市で藍染めの魅力を伝えている”aizome-「I」"さん。むしゃなびでは一昨年に特集していました。 2023年6月の記事はこちら▼ 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』 ご縁があり「ここだ!」という場所を見つけ工房とし、その場所でのイベントも始めていた頃でした。そこからストーリーは進み、今年、熱い想いでクラウドファウンディングをスタートさせました。 クラファンページはこちら!3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 『 藍染め 』という伝統文化を次世代に繋ぐ、更には地域の活性化、人と人が結びつく新たな場の創出を目指す、aizome-「I」の金子夫妻。地元のみんなで応援してみませんか? 藍染工房の立ち上げ、さらに宿泊施設をプラスし『藍染めワンダーランド』を創りたいとの想いで挑戦。リターン品には藍染体験(オススメ!)や藍染めで仕上げたアクセサリーやTシャツ、ストール、靴下やストラップなども。ふたりの想いが伝わってくるクラファンページをぜひ一度ご覧ください。 伊達で生まれ育ったふたりの、ふるさとへの想い 「地元の人たちと繋がりを深められる場所にしたい」 「伊達市の特産品である藍を広め、観光客やインバウンドの人たちに『目的地』として訪れてもらうことで、伊達全体の活性化にも繋げたい」 お二人の言葉の節々に伊達市への愛を感じます。お二人は伊達市で生まれ育ち、今その地元で子育てをしています。地元を愛し、盛り上げたいという気持ちは既に周囲にもしっかりと伝わっていて、イベント時には多くの地元の人々が運営に携わっています。 「イベントなどを通じて人と人がつながり、交わることで、ここが藍染めの液のようにいい形で発酵し、美しい「華」を咲かせられたらとも願っています」 奥が深い”藍染め”という技術 ・そもそも、なぜ藍染め? ・藍が伊達市の特産品なのは知っているけど、 藍染めのことはよく知らない……。 ・草木染めのことでしょ? と思われる方も多いと思います。ここで藍染めについて少しだけご紹介します。 まずご紹介したいのは、藍の国内生産量について。第1位は徳島県、第2位が北海道です。そしてなんとその藍は全て伊達産!そして伊達では一件の農家のみが藍を栽培しています。つまり伊達市の農家・篠原一寿さんが、全国2位の生産量を栽培しているのです。 次に”藍”という植物について。藍は大昔から様々な用途に使われてきました。生葉を絞ったものはやけどや口内炎などに効果があり、葉を煎じたものは解熱や解毒に効果があると言われています。高い抗酸化作用や抗菌作用があることも分かっています。藍染めで染めた布は防臭効果、防虫効果、UVカット、保温保湿、燃えにくい(難燃性)といった特徴があり、昔から山や畑仕事の作業着に重宝されていたそうです。 特に奥が深いと感じさせるのは、染め方です。藍は水溶性では無いため、他の草木染めとは全く異なる染め方を要します。まず、藍の原料を作るためには藍の葉を摘み取り、乾燥させ、1週間に一度水打ちと切り返しを行います。これを100日間ほどかけると、藍の葉は発酵し、藍の原料「すくも」が出来上がります。 このすくもは水には溶けないので(不溶性)、広葉樹(カシ、ナラ等)の木を燃やし、灰にします。その灰を熱湯に入れ良く攪拌し、一晩寝かせて出来た灰汁に入れる事で、すくもにふくまれた有機物や微生物が徐々に溶け出し、発酵して液が出来上がります。染め液にするまでには、およそ1週間から2週間ほどかかります。 さらに染め液はとても繊細で、そのときの温度や環境、そこにいる人のエネルギーによっても染まり方が変わると言います。 「だからこそ奥が深く、おもしろいと思います。また、藍染めは、綿やシルク、麻などの天然素材との相性がいいのも特徴です」 クラファンには藍染め体験のリターンもあります。ぜひご自身の手で染めて、藍を体感してみては。日本の伝統工芸でもある藍染めを、自身で体験できるところは全国でも限られています。多くの体験者が、藍染めの奥深さと色の美しさに魅了されています。 藍染め液の中のような『温かい場所』を目指して 総面積が2500坪もある工房敷地。前の持ち主の方が手入れしていた庭が1200坪。景色を遮る高い建物が周りになく、空が広くて近くて、緑と季節の花に囲まれていて、気持ちがリフレッシュするような場所です。 「この場所を生かしてマルシェや子どもまつり、音楽フェスなどを開催。藍染めに興味がない人、藍染めを知らない人にも、イベントに参加してもらうことで藍染めについて知ってもらえたらと思って開催してきました」 今まで開催されてきたイベントには多くの人が訪れ、この場所の素晴らしさを知り、そして人と人が出会い・繋がっていきました。このクラファンを通してより多くの人々の想いが加わることで、さらに”温かい場所”となるでしょう。伊達市を盛り上げるスポットになること間違いなし。応援したい!と思われた方は、こちらから▼3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 とにかく明るく、前向きでエネルギッシュで、藍と愛に溢れる金子夫妻。二人を応援したらご利益がありそうな雰囲気です。正式にオープンしたら、二人(+いっつもニコニコ愛娘みねちゃんの三人)に会いに、ぜひ工房を訪れてみてくださいね。 ※こちらの記事は一部クラファンページより引用・参照して作成しています。 (クラファンページ ライター:徳積ナマコ 様 / 一部写真借用) ____________________________________________________________ aizome-「I」 北海道伊達市で夫婦で活動する藍染め作家 地元で育つ天然藍で染めています。 1/15よりクラウドファンディングに挑戦。
misaki
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