
心の伊達市民 第一号
【子豚が増えた】
TOHOシネマ日比谷に映画を見に行った。場所はミッドタウン日比谷の4階である。
表の広場には相変わらず、巨大な藁で作ったアート作品の牛が立っていた。
建物の中に入ったら、なんだか少し様子が違うのに気が付いた。
藁で作ったアート作品の「豚」の子豚が増えていた。前回、見た時は子豚は1匹で、それはブログでも紹介した。ところが今回はそれが14匹にもなっていたのである。
アートは変化するのだろうか?
【東京都シルバーパス】
新聞のニュースで私が便利に使わせてもらっている「シルバーパス」が値下げと出ていた。ニュースでは『東京都は12日、70歳以上の都民が公共交通機関を定額利用できる「シルバーパス」の販売額を、新年度から4割程度引き下げることを決めた。有効期間が1年のものであれば、現行の2万510円を、1万2000円にする・・・』
『高齢者の家計負担を減らすことで外出しやすくし、社会参加を後押しする』とあった。いまでもとてもありがたいのに、更にありがたくなった。そうかと言って私の場合は、外出が増えるわけではない。これは全都民が対象だから、多摩格差ではないよYさん!
【号外】
1月22日に有楽町で映画を見るために、バスから降りて駅前を通った。
すると遠くで男がなにかを配っているのが見えた。たぶん、なにかの宣伝だろうと思った。その理由はほとんどの人が受け取っていないからだ。私は興味本位で近付いて、それを男から受け取った。するとそこには大きく「号外」と書かれていた。
元大リーグの野球選手だったイチローが、「米殿堂入り」したニュースだった。
私が野球に興味がないせいか、「これが号外になるニュースか?」と思った。
それにしても号外なら、配っている男も大きな声で「号外!」と叫ぶべきではないのか?
【トリトンスクエアの花壇】
晴海のトリトンスクエアに行ったら、1階の花壇がとても奇麗だった。
小さなバラのような花だが、良く見てもバラではない。
私は花に詳しくないので、花を「Google Lens」で調べたが、「バラ」と出てしまう。
名前が分からないと、気になって仕方ない。
色々と調べて分かったのだが、それは「アネモネ」であった。これでやっと気が済んだ。
【61年前からのガールフレンド】
コロナ禍などで会えなかったN子さんが、年賀状を送ってくれた。
そのお礼のメールを送信したら返信があり、「久し振りに会いましょう」と連絡があった。彼女とは61年前にニューヨーク世界博覧会の日本館(House of JAPAN)で、一緒に働いた仲間である。
私は日本には無い職種のバスボーイ(ウェイターの下)で、彼女はキャッシャーだった。
ある日の午後に数寄屋橋交差点近くの、いままでも会っていたカフェの3階に彼女を待った。5年ぶりくらいだったが、相変わらず若い。
話はどうしても、後期高齢者特有の話題になってしまう。尊厳死、補聴器、病気、1日の歩数、少なくなった食欲と睡眠時間などを明るく話し合った。
(おまけの話)
【指名手配】
数寄屋橋には日本一1等賞金の出る宝くじ売り場があり、そこへ行く道は「億の細道」と名付けられている。その前は数寄屋橋交番で、その裏側には「指名手配」のポスターが貼ってある。重要指名手配写真を見ると、特に凶悪犯人の顔をしていない。
犯罪の内容によるのか、情報提供には100万円から800万円まである。
「捜査特別報奨金」の限度額は300万円だが、ポスターを確認したら八田與一容疑者にはそれに加えて遺族が私的懸賞金の500万円をプラスしている。懸賞金の期限も延長しているが、遺族はさぞ悔しい思いをしているに違いない。
【行方不明】
同じ場所に「行方不明」のポスターもあった。
多くは高齢者で、家を出たまま戻らないと書いてある。
いわゆる「徘徊」なのだろうが、なぜ見つからないのだろうか?
どこかで保護されていても、ボケているので名前も住所も言えない。
全国的なネットワークが無いのかもしれない。中には私的な懸賞金を300万円出している人もいた。私はまだ大丈夫とは思うが、行方不明にならないように、常に財布に運転経歴証明書を入れてある。
【南町奉行所跡】
JR有楽町駅前に「南町奉行所跡」の碑が立っている。
南町奉行所と言えば、時代劇で有名な「遠山の金さん」(遠山金四郎景元)で、第33代の奉行である。
NHK大河ドラマ「べらぼう」の第1回で、主人公の蔦屋重三郎が売春宿の岡場所の取締りを頼みに奉行所に赴くシーンがあった。
蔦屋重三郎の父親は、幕府が公認していた遊郭・吉原の関係者だったようだ。
岡場所とは非公認の売春宿で、吉原より安い料金で性的サービスを提供していたため、重三郎は「吉原の客は減るばかりだから検挙してくれ」と申し出たのである。奉行所は現在の警察よりはるかに権限があり、いまでいえば、東京都庁・警視庁・東京地方裁判所・高等裁判所・家庭裁判所を兼ねた機関だった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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『自然と科学のミュージアム「森の工舎」』 〜自然と人への愛を感じる癒しと学びの時間
2Fから吹き抜け越しに1Fのフロアを覗くと見えるこのソファ(?) 何をモチーフにしているのかお分かりでしょうか? 時間が経つのを忘れてしまう。 白老虎杖浜にある『ナチュの森』は、1日中居られる… いえ、1日では足りないと感じる心地よく学びの多いところでした。 今回は『ナチュの森』の中に2022年12月OPENされた「森の工舎」の取材で訪れたのですが、 ナチュの森の全てを案内していただきました。 丁寧な案内をしてくださったのが、「ナチュの森」広報担当の 山本祥史さんです。 さて。 皆様、いろいろな名前が出ているので、そろそろ混乱し始めていらっしゃいますよね…。 そこでちょっと、「ナチュの森」のこれまでの歩みと背景について簡単にご説明しますね。 ナチュの森の運営会社は東京本社の株式会社 ナチュラルサイエンスという名の低刺激スキンケア商品メーカーと北海道本社の株式会社 ナチュラルアイランドという名の北海道素材に着目したスキンケアメーカー 2011年 白老虎杖浜の工業団地用地を取得 2014年 地域説明会、協議会などを経て、閉校した旧虎杖中学校(1988年使用開始の校舎)土地建物売買契約を締結 2017年 ナチュラルアイランドの北海道工場竣工 2018年 ナチュの森オープン 2022年 自然と科学のミュージアム「森の工舎」オープン “ 校舎 ” が ” 工舎 ” に生まれ変わった時でした。 このような歩みを経て、虎杖中学廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設「スキンケア工園 ナチュの森」は完成しました。 ただ、このように箇条書きにしてしまうと、その道は淡々と着々と進めてこられたように見えます。 けれども、「北海道の自然の恵みを素材にした商品作りをしたい」という構想から15年、 この地に出会ってから完成まで10年が経過しました。 このプロジェクトに向けられた大きな原動力は、自然と人への大きな愛でした。 それを実感できるのがこちら。 こちらの冊子は「ナチュラルアイランド」のものです。 表紙の花は、皮膚のガードマンとも呼ばれる万能ハーブのカレンデュラ。 ナチュラルアイランドのカレンデュラ製品は、全てナチュの森のファームで栽培された花を使っているそうです。 この冊子、「ナチュの森」を訪れた時、ぜひ開いて見ていただきたいです! 筆者は全26ページの冊子を美しい写真とともに読み終えた時、 胸が熱くなり幸せな気持ちになりました。 今やどこでも溢れている言葉。 「持続可能な」や「環境にやさしい」という文字はこの中のどこにもありません。 読み進めながら感じるのは、 「大切なものは敬意をもって守る」という自然へのリスペクトと人へのリスペクトでした。 さて、それではいよいよ今回の主役的な建物、 旧虎杖中学校校舎「森の工舎」のお話に入ります。 と、その前に。 実は〜 アポイントメントの時刻は13:00でした。 私が到着したのは10:00。 山本さんにお会いする前にどうしても体験したかったのがこちら。 「蒸留カフェ」も魅力的でした。 「花のある暮らし」〜エッセンシャルオイルを楽しめるドライフラワーアレンジ ワークショップ(こちらは2/28までの期間限定メニューです) 季節ごとにワークショップメニューが変わります♡ ワークショップが行われるスペースは「森の工舎」の無料スペースです。 このスペースには、「蒸留カフェ」と「ショップ」があります。 取材前のランチには、スパイシーでお肉ごろごろなカレーセットをいただきました。 この前に、蒸留した高知産生姜エキスを使った甘味ゼロのジンジャーエールもいただきました。 スッキリ爽やか!初めての味でした。 ママと赤ちゃんが一緒に使える、「ナチュラルサイエンス」看板商品の低刺激スキンケア製品も販売されています。 これすごい! 他の商品を知りません! 皆様、俱多楽湖や虎杖浜の語源をご存知ですか? どちらも「イタドリが生えるところ」を意味しているのです。 まさにここならではの商品です。 さて、それでは本題。 そもそも何故、「ナチュラルサイエンス」は北海道白老町の虎杖浜に『ナチュの森』『森の工舎』を作ったのでしょうか? 「弊社が北海道の豊かな自然の恵みで化粧品を作りたいと考え、 低刺激化粧品にとっての最も大切な原料である「水」を探し求めていたときに、 ようやく巡り会えたのが白老町に位置する倶多楽湖の湧水(カムイワッカ=神の水)でした。 それは、他の素材を最大限に活かせる肌に優しい軟水でした。 そして、湧水口の近くには既に閉校になることが決まっていた虎杖中学校がありました。 その中学校を見学させていただき大変驚きました。 校舎は古いのに、とても掃除が行き届いていて落書きひとつありませんでした。 ずっとずっと大切に綺麗に使われてきたことがすぐにわかりました。 そのとき、『この建物と、これまでの生徒さんたちや先生たちの想いを 「ナチュラルサイエンス」で引き継いでいきたい!』と強く思ったのです。 本当は水を探して北海道中走り回っていたので、 物件探しをしていたのではありませんでした。 ですが、その時そう思ったのです。 そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」「校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用できないか」と考えるようになりました。」 なるほど…、それが「ナチュの森」が生まれるきっかけだったのですね!ちなみに「校舎」が「自然と科学のミュージアム 森の工舎」になったのは何故ですか? 「はい。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド」の工場と「ナチュの森」を運営している中で、この校舎を活用し、周辺地域の自然の恵みを利用させていただき、地域に貢献できることは何かを探っていった結果の形が、私たちが大切にしている「ものづくり」を体感する「自然と科学を通して物事を体験する」場としての「森の工舎」となりました。 また、とても重要なこととして、自然の恵みを得るためにはそのままでは毒になることもあるということがあります。 大学や研究機関との連携の中で判明した研究結果の共有も、ここを通して行いたいという考えもありました。」 訪れた時、「蒸留実験室」では、ちょうどタイミングよく釧路産モミ(トド松)の蒸留を行っていました。 使われる水はもちろん俱多楽湖のカムイワッカ。 フラワーアレンジメントを途中にして飛んで見に行った筆者です。 仕込んでから40分ほどでエッセンシャルウォーターが採れます。 先ほどのドライフラワーアレンジメントには、好きなエッセンシャルオイルが付いていました。 実は私、この後のお話を知らずにこの和ハッカのものを選ばせていただいていました。 和ハッカの貴重品種「JM-23」を、滝上町の農家 瀬川さんは2haの広さの畑で大切に育てています。 世界で唯一、瀬川さんだけが栽培されている和ハッカはとても貴重です! また、この実験室では、四季に合わせた様々な植物を使った体験会なども行われます。 この日はラベンダーサシェ作りの準備がされていました。 「アトリエ」では、お子様向けの自然と科学をテーマにしたモノづくりを体験できます。 「香りのラボ」には調香室も備え、様々な香りを体験しながら、今の自分に合う香りを分析する体験ができます。 そして「ライブラリー」では数千冊の本が並びます。 とにかく選書が素敵すぎです! ネイチャー関連の本もたくさんあります。 なんと、なかなか見ることがない貴重な本まで!! ホント、びっくり!! どんな本があるのかは、ぜひ実際に訪れて見つけてみてくださいね☆☆ 読書のための椅子の配置も心地よい。 ここだけで1日いられます。 そして。 なんて素敵な〜!! と思ったのがこの空間♡ 元々は半円形だった天井を丸く整え、太陽をモチーフにした大きな照明をつけました。 灯りの点き方にも工夫が施されています。 そしてその下の吹き抜けのところには蛍光灯をリサイクルして作られたガラス照明「ウォーターバルーン」が、雨粒の如く各色ゆらゆらと煌めきます。 そしてその下には…。 そう、記事の最初に登場した丸いソファは俱多楽湖をイメージしたものでした。 そのソファーに寝転べば、こんな空が広がっていました。 太陽 雨 湖 それらの循環が表現されています。 そしてもっと素敵だったのがこちら〜 この日ちょうど、こちらのライブラリーで、旧虎杖中学校の卒業生の皆様と出会いました。 実は、山本さんのお隣にいらっしゃる女性は、虎杖中学校出身で現在は「ナチュの森」の工場の従業員の方でした。 そして、さらに左側の男性お二人も「ナチュの森」の従業員の方々でした。 こちらで働く従業員さんは、9割の方が地元採用だそうです。 だから、こちらの3名の方々の他にも、たくさんの卒業生がこちらで働いていらっしゃるはずです。 かつて、ここで学んだ生徒だった方々が、今度は働く場としてここに戻ってきている。 これもまた、素晴らしい循環です。 地域との関係の良さが窺えます。 学校ではなくなった今も、 こうして卒業生が気軽にこられる雰囲気作りをされていることに感動! あまりにも感動して、写真を撮らせていただきました♡ 「えほんの部屋」もあります。 0歳からのお子様と保護者の方のための部屋です。 ナチュラルカラーのマットを階段上に配置した向かい側には〜 人形劇などが上演できる舞台があります。 こちらでは今後、紙芝居などいろいろなイベントを開催するそうです。 「ギャラリー」では、北海道初上陸の「ようこそ絵本のまちへ展」を開催中です。 もと体育館だった「あそびのひろば」は、全天候型のあそび場になっています。 白老町の登別寄り、虎杖浜温泉から山の方に入ったところにある俱多楽湖のカムイワッカを引く親水公園の隣。 この水に惚れ込んだ会社「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランランド」の建物が現れます。 ・自然の恵みを安全に大切に享受するために、自然を科学すること。 ・地域の人々の故郷への想いを大切にすること。 ・地域の人々と仲良くして、地域の役に立つこと。 これらを信条に、「森の工舎」は今後も進化していくことと思います。 朝から訪れたというのに、外に出ると薄暗くなっていました。 「森の工舎」は、時間を忘れて過ごせるところでした。 ―ナチュの森 森の工舎 情報― ナチュの森HP https://nachunomori.jp 森の工舎 https://nachunomori.jp/morinokousha_pre ナチュの森 Instagram https://instagram.com/nachunomori_official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルサイエンス Instagram https://instagram.com/naturalscience.official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルアイランド Instagram https://instagram.com/naturalisland_official?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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