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じもとブロガー
スペイン巡礼の旅
前夜は遅くなって帰り、寝るだけになってしまったが宿泊したのはアパートマンション。
かなり古い石造りのしっかりした建物をリニューアルしたもの。中には部屋がいくつもあり、贅沢な作りだったが寝てすぐ起きる短い滞在で残念。
大聖堂に向かう
朝9時にはる奈さんと待ち合わせをさせてもらい、大聖堂を案内してもらった。
広場には朝からたくさんの人がいた。
この広場に刻まれたメッセージを翻訳してみると・・・
カミノ・デ・サンティアゴは、巡礼の地として、また人々と町の出会いの場として、何世紀にもわたって友愛の象徴となり、ヨーロッパの良心の支柱となっています。
プリンス・オブ・アストゥリアス財団
とある。
この地が何世紀にもわたって、いろいろなところから来た人たちが同じ道で何度も出会いながら、あるいは違う道を何日も歩いてたどり着き、この地に着き、共に無事にたどり着いた喜びを分かち合う場所になってきたのがわかる。
大聖堂の中に入る
大聖堂の中にはいってみる。
この日は日曜日ということもあって多くの人が礼拝に来ていた。
このうちのどのくらいの人が巡礼者なのだろうか。
天井からぶら下がっている巨大な香炉がまるで空中サーカスの様に前後に大きく振り子のように振れる。
良い香りかな?しかしタバコに臭いとか焦げ臭いのは無かった。
昔から振られるこの香炉は、何日も風呂も入らずにここに集まる巡礼者たちの臭いを軽減させるためのものだとも言われている。
人混みで座るところもなく、早々に外に出ることにした。
「花より団子」ならぬ「信仰よりメシ」か。
大聖堂を出て近くにある洒落たホテルにはいっていつもより遅めの朝食をとる。
はる奈さんとはここでいよいよお別れとなった。
我々の旅の始まりからここまで本当に色々とお世話をしてくれたはる奈さんとの別れを惜しみながら、またいつか会いたいと思ったのであった。
そして、くたびれている巡礼者たちを尻目に我々は巡礼路を少し逆にもどり、巡礼者たちが長い巡礼路を歩き続けて初めて目的地の大聖堂を見ることができる丘を目指した。
歓喜の丘(Monte do Gozo)で歓喜する?
目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂まであと5kmを残し、眼下に聖なる地を眺めることができる丘がある。
800kmあるいは900kmにも及ぶ旅をしてきた巡礼者たちはその大聖堂を眼にして何を思ったであろうか。
歩いてもいない我々ではあるが、歓喜のポーズ?をとってみた。
巡礼者は杖に瓢箪(水筒)を下げ、帆立貝(器がわり)を携えている。
残り5kmはマラソンでいうスタジアムに入る前くらいの気持ちになるのだろうか。
(次回公開予定11月15日)「巡礼路を考える」
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農業もゴルフも続けるのだ! りっきー
アクセス総数:10,101
伊達の経済界を引退後、会員制農園の経営者であり、農家になる。だいぶ自由が利かなくなった体に鞭を打ち、毎日の農作業とゴルフに励む。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/santiago/blog2/see/entry-18714.html
農業もゴルフも続けるのだ! りっきー
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