徒然ならざる伊達日記

モンティ・ホール問題のその後

年の瀬、どの扉を選ぶか、初夢に託してみたが、これまで初夢なんて見たことがなかった。
結局今年も初夢は拝めなかった。
ただ覚えていないだけでしょとツッコミが入りそうだが、
もし見ていても覚えていなければ話のネタにもならない。
夢とは儚いものだ。

年が明けても、いろんな方の話しを聞いてまわった。
皆さんそれぞれに思いがあって、それはそれで興味深いものだった。

ある人は、みんなのために選んでくれと言う。
ある人は、これが君にとって最後のチャンスだと言う。
ある人は、それってそんなに意味のあることですかねと言う。

つまるところ「自分が何をしたいか」に尽きる。
それが扉の向こうにある確証があるのは、これまでやってきたことしかわからない。
別の扉には、好奇心を満たしてくれるものがあるかもしれないが、
本当に自分がやりたかったことができるのか。
それこそやってみないとわからない。

わからないから、おもしろいんじゃないかと誘う自分がいれば、
もうそんな賭けみたいなことしている歳でもないんじゃないとブレーキをかける自分もいる。

その自分の中の問いの連続は、まるでエッシャーの「上昇と下降」のように、終わりがない。
終わりがないどころか、まさにエッシャーが皮肉を込めたように、
非生産的な反復がその目的を失わせてしまうのではないかとさえ思えてきた。

そんなことになる前に、
ようやくその階段から降りて、
最初に立った扉を開けることが最善だと気づいた。


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コメント

    dy

    dy

    目標を持って何を成し遂げるとかが生きる意味と思ったら目標を失うごとに路頭に迷う。それにたとえ目標を達成してもまた目標が必要となる。そしてそこに至る過程ではもっと進化しないと、もっと良い世界があるんじゃないかといつも欲求不満ということになる。つまり自分が生きる上で目標なんているんだろうかね。

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この町に思うこと

こくぼ重孝

25年前、東京からこの北海道伊達市に移住した。都会であくせくして生きてきた自分にとって、この街は楽園のようだった。そんな楽園も暮らしていくといろんなことがあった。徒然なる街ではなく、変化があり退屈しない街に住んで感じたことを600字に絞って綴っていこうと思う。

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ジャンル
政治・ビジネス
アクセス総数
10,643回

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