北海道のお話しを…

これは、私が体験した事ではないのですが、旭川から約200キロ、稚内からも100キロ以上離れた秘境の無人駅、雄信内駅(おのっぶないえき)というのがあるそうです。地元民以外で訪れるのは鉄道マニアかバイク乗りくらいで、しかも相当気合いの入った人だけだと思われます。

 周囲は畑しかないらしく、まぁ、ド田舎な訳で、夜にもし到着した旅行者は、駅舎に野宿する事になるんですが…ただ、この駅舎は、とある理由によってバイカーの間では恐れられいるらしいです。見渡す限り無人の地にも関わらず、夜になると必ず大勢の人々の声に囲まれるという心霊スポットなんだとさ…。

 その噂を聞いた私の友人がバイクで突撃した話なんですが、まだ、若い時の話なんですがね…。昼の明るい時間だったんですが、それでも人の姿のカケラもなくて、駅に設置されていたノートを見たそうなんです。

 そのノートには、乱れた文字で「野宿した夜、トイレに行こうと起きたらホームに牛の首だけが浮いていました…。ここに泊まるのは止めたほうがいいです」と記述があったそうなの。

 私の友人は根性が足りなかったようで、恐ろしくなった友人は、そのままバイクに乗って逃げ出したそうなんです。今でもある駅なのか?分からないですが、何とも…


ちょっと不思議なおはなし タリズマン・マスター

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