三度目の正直　広上淳一さんのCD・・・。

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最近ベルリオーズの「幻想交響曲」にハマってコレクションしています。

今回はこんなことってあるんだ！ということを紹介。

最近中古CDは底値になっていて，送料込みで300円くらいで結構買えます。

懐に優しいのはいいのですが，日々届くCDに対する家族の冷たい視線，そして収納スペースの問題が。

広上淳一さんの指揮，ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団（英国）の演奏のものを購入したました（352円）
ロイヤル・フィルは英国の由緒正しき名門です。「ロイヤル」ですからね〜。大体彼らの演奏にハズレはありません。

開封してびっくり。

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ジャケットがない！

この価格なので，まあ美品は期待していませんでしたが，「ジャケットだけあるはずだから送って欲しい」とメールしました。

そうしたら次に送られてきたのがこれです。

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フランスの重鎮，エマニュエル・クリヴィヌ指揮の国立リヨン管弦楽団の演奏のものです。

「ローマの謝肉祭」序曲は広上さんの演奏なので間違えたのでしょうか。

クリヴィヌ＆国立リヨン管の演奏はフランス的ななかなか軽やかでこれはこれでよろしい・・・ってそんなんじゃなくて。

送料かかるから返送はいいと言われるし，ジャケットのみはないと言われるので，まあ演奏は楽しめるからいいかと思っていたら，丁寧な詫び状と共にこれがとどきました！

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ちゃんとしたものが届きました。

三度目の正直です！

中古屋さんとしては送料３回分で全く利益が出ていないような。

広上さん38歳のときの演奏です。

手堅いながら，聴かせどころはじっくり掘り下げているし，なんと言ってもロイヤル・フィルの特に弦楽器が美しい。

個人的お勧めの第二楽章「舞踏会」をどうぞ。

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広上さん，１１月の札響室蘭講演でも指揮をされます。

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広上さんの演奏はこれまで何度も接してきました。
確か５年ほど前にはカルチャーセンターでベートーヴェンの交響曲第７番を披露してくれました。
今年は札幌KITARAでは，バッハ，ベートーヴェン，ブラームス，いわゆる３大Bの演奏を聞かせてくれました。
いずれも圧巻の演奏でした。

KITARAの際にはオーケストラの裏の席（P席）に座りました。広上さんは自分の出した指示に団員が演奏で答えてくれると笑顔で「グッド」を手で作り送っていました。団員を褒めて育てるタイプの指揮者なのでしょう。こういうのはP席に座らないと分からないので毎度面白いです。ちなみにP席は最安の席です（笑）。

今回の室蘭講演は広上さんお得意のドヴォルザークとブラームスですので気合の入った圧巻の演奏を楽しみにしています！

ではまた！

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