ブログ閉鎖中の話題(2014年8月18日)

こんなことを書くと、『嘘だろー。いい年をして嘘を言うな!』と言われそうだが、本当のことだから仕方ない。
それは何かと言うと、「私は生まれて初めて、ビアホールに行った」という話である。


マリオンの向かい側のビルに下がっている大きな垂れ幕



生ビールは少しだけ飲んだことがある。
私は体質的にアルコールが駄目なので、どんな時でも酒は飲まない。

有楽町で映画を見て外へ出ると、目の前のビルの壁に大きな垂れ幕が下がっている。
そこには「ジンギスカンで飲み放題・食べ放題」と書かれていて、その垂れ幕に誘われて、「一度は行ってみたいなー」と思っていた。


食べ放題、飲み放題で4800円は高いか?、安いか?



そんな私だが、マンションの友達と有楽町のニュートーキョーのビアホールに行ったのである。私が会長をしているマンションのデジカメクラブで、「日銀の見学と生ビール」という企画の提案があった。私は嬉しかった。遂にビアガーデンに行く希望が叶ったからだ。


先ずは日本銀行「貨幣博物館」の見学をしてから・・・・。



午後1時から日銀の貨幣博物館を見学し、引き続き本館の中を説明員に引率されて見学した。なんだか小学生に戻ったような気分になった。 

日銀見学を終り、地下鉄銀座線で午後5時に始まるビアホールに向う。
屋上に上がると、お客は誰も来ていない。 まだ早過ぎるのだろう。
それでもジンギスカン鍋が用意されているので、紙で出来たエプロンをして席に着く。


午後5時ではお客は誰もいない。



ビールも飲み放題、ジンギスカンも食べ放題だが、セルサービスなので自分で取りに行かなければならない。
年をとると贅沢に慣れてしまい、どうもセルフサービスというのが気に入らない。
それに「食べ放題、飲み放題」と言われても困る。
もう一人前さえ多過ぎるようになっているのだから、値引きして欲しいと思ったが駄目だった。


ビールは自分で取りに行く。



午後6時30分を過ぎた頃より続々とサラリーマンが詰めかけて来て、すぐに満席となった。どこの席も盛り上がっている。 私達の席だけ盛り上がらない。
2時間の制限時間が来たので渋々と帰ったが、私には4800円は高かった。


お客は広い屋上の隅の席に私達だけ。



コーラ2杯と、生ラム2皿だけしか食べなかったので、2000円でいいんじゃないかと思った。でも、マンションの友達とモウモウの煙の中で過ごした2時間は楽しかった。


一緒に行ったYさんだけが、生ビールを5杯飲んでいた。



(おまけの話)
今回、私が行ったビアホールのある「ニュートーキョー」という店であるが、ここには私のルーツがある。
【ニュートーキョー】・・・・・・・・http://www.newtokyo.co.jp/index.html#

そのルーツというのは、私が今から50年前にニューヨーク世界博覧会の従業員として採用された後に、飲食業の研修をした場所がこのニュートーキョーなのである。
その頃の私は大学の卒業間際で、渡米前に飲食業のイロハを教えてもらう為に、色々なところに派遣された。


午後6時を過ぎたあたりから、ボチボチとお客が来出だす。



他の仲間はホテル・オークラなどの一流ホテルだったが、私は運悪くニュートーキョーだった。私の研修というのがアメリカ行きの研修とは全く思えず、ただのウェイターで、生ビールを片手に4杯ずつ、合計で8杯も運ぶだけだった。


午後7時になったら、サラリーマンとOLで満席になる。



私は田舎から集団就職で出て来たウェイトレスのネエチャン達に交じって、毎日生ビールを運んだ。そんな経験がニューヨークに行って、全く役に立たないことは後で分った。 それでもウェイトレスの2~3人から「恋文」を渡されたのが、ニュートーキョーでのたった1つの青春時代のほろ苦い思い出である。


日銀本館前の石畳と交番。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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