
心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2014年10月10日)
10月8日の夜に「皆既月食が起きる」と知り、色々な人達に知らせた。
特に学生時代のデジカメクラブとマンションのデジカメクラブのメンバーに知らせて、 お互いの撮影した写真を見比べようと思ったのである。
銀座で夕食を食べてから、北海道から我が家に来ている客人と別れて、前日に調べておいた撮影現場に1人で向った。その場所は、隅田川に架かる勝鬨橋の築地寄りのテラスである。そこには既に大勢の仕事帰りの見物客や、カメラマンが来ている。
おおよそ50人以上はいそうだ。
月の方角に向けてカメラをセットしたが、絶好の撮影ポイントと天候である。
「これなら上手く撮れる」と自信を深める。
それぞれが自分の気に入った場所にカメラを据えて、用意をしている。
お弁当を買って来て、食べている人達も多い。
なにしろ、これから前後で3時間のショータイムなのだから・・・・。
通り掛かりの人が私に聞いて来た。「何かあるんですか?」。
これには驚いた。情報というのは、そんなにみんなに行き渡っていないのだと知った。
いよいよ月が欠け出した。 先ずは順調な滑り出しである。
隅田川には屋形船が行き交っている。月の欠け具合を見ながら、時々、シャッターを切る。半分くらい欠けたところで、空の様子が怪しくなって来た。
それでも順調に欠けて行く。
月が残り少なくなって来た時に、空全体に薄く雲が広がって来た。
でも、自然を相手では、私にはどうすることも出来ない。あと少しという時に、雲が空全体を覆ってしまった。
なんということだ! あと3分くらいで皆既月食になったはずである。
例えて言えば、「1年に1回の豪華な食事を予約して食べに行った」、「その日が来るのが楽しみだった」、「店に入り席に着き、食事が出て来た」、「前菜を食べ、スープを飲み、さあメインディッシュが出されて、ナイフとフォークを構えたら、皿ごと持ち去られてしまった」ような気分だ。
なんだか後味が悪い。
皆既日食は約1時間続くので寒さを堪えて頑張ったが、遂に雲は去らなかった。
家に戻る道中は足取りも重い。
家の前で空を見上げたら、皆既月食が終った後の月が雲の間から見えていた。
(おまけの話)
皆既月食の日より2日前から、北海道の知り合いの方のお嬢さんが我が家に来ている。
彼女は高校時代の修学旅行以来、2泊3日で人生で2回目の東京見物に来たのである。
私はいつものようにガイド役で、お決りのコースを巡った。
浅草は驚くほどの観光客で溢れていた。
殆どが中国系の人達で、仲見世通りでは日本語が聞こえない。
大声で我が物顔で闊歩する中国系の人達は、私はあまり好きになれない。
でも、お土産や買い物に大金を落として行くので、政府も関係業者も大歓迎である。
お昼に「今半」浅草本店で、すき焼きを食べた。 人気店なので、ランチには行列が出来る。そこへやって来た中国人グループが店の者になにやら言っている。
どうも「我々を先に案内しろ。金は出す」と言っているようだ。
店の人は毅然としてそれを断り、彼らを先に案内しなかった。
中国人の成金を間近で見て、嫌ーな気持ちになった。
「ここは中国じゃないぞ!」と言いたかった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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