コロナ自粛も長く続くと、これが当たり前になって来る。
マスク、手洗い、消毒などを習慣的に行っていると、コロナなんて怖くない。
それに4月になれば、高齢者に優先的にワクチンの接種が行われるようだ。
でも私は1年以上も毎日、出歩いているが感染していないので、ワクチンを接種してもしなくてもどちらでもいいと思っている。


湯島天満宮(通称・湯島天神)


この日も天気が良いので外へ出た。雲一つない快晴の空だった。
今回は文京区の湯島天神に、梅の花でも見に行こうかと考えた。
湯島天神は地下鉄「上野御徒町駅」から歩いて10分ほどだ。

境内に入ったら、残念ながら梅の花はほとんど終りかけていた。1週間ほど来るのが遅かったようだ。
梅の花も終り受験シーズンも終っているので、参拝客はかなり少ない。


境内で新婚カップルが記念撮影をしていた


次に「湯島天神」から「神田明神」まで歩いて行った。この道は面白い。
地名は新しくなってしまったが、所々に古い名前の付いた道路標識がある。
「湯島中坂下」交差点を過ぎると、次は「三組坂下」交差点である。

これは調べてみたら、【元和2年(1616)徳川家康が駿府で亡くなり、家康お付きの中間・小人・駕籠方の「三組」の者は江戸へと召し返され、当地に屋敷地を賜ったから三組の御家人拝領の地である由来を大切にして、町名を「三組町」と改めた。この町内の坂であることから「三組坂」と名づけられた】とあった。


「三組坂下」交差点


更に進むと「妻恋坂」交差点が現れる。ここを左に曲がると「妻恋神社」がある。「妻恋神社」とは名前が面白いので、これもネットで調べてみた。

【日本武尊が東国征伐のために走水の海(三浦半島から房総半島の間)を渡る際、暴風雨に遭遇しました。これを海神の怒りであるとした弟橘媛命は、自ら人身御供として海に身投げをし、暴風雨を鎮めたそうです】。


「妻恋坂」交差点


【日本武尊が「あづまはや(ああ、吾が妻よ)」と弟橘媛命を偲んだことを知った湯島の郷民は、一行の野営地となった場所に日本武尊と弟橘媛命を祀りました。これが妻恋神社の始まりであると伝えられています。「弟橘媛おとたちばなひめ)は、日本武尊の妃】とあった。
ここで「弟橘媛と出て来るので男かと思ったら、そうではなく妻の名前だった。


神田明神に行く時に上った「男坂」はもの凄い急坂だ。


その近くに「立爪坂」という坂があった。
これも調べたら次のようなことが分かった。
【爪先を立てて上る坂という意味でこの名称がある。もとはけわしい坂であったのだろう。妻恋坂の途中から 妻恋神社の東側を北に入る狭い道で、別名の芥坂は、近くにゴミ捨て場があったためだろう】。
この辺りは坂が多い場所なので、「なんとか坂」の地名が多い。


隋神門から見た神田明神


その先が神田明神下交差点となり、そこはもう千代田区である。
急坂の「神田明神男坂」の石段を登り、裏口から神社に入る。
こちらも特に行事のある時期ではないので、人影もまばらだった。

お参りするとやることが無いので、もと来た道を戻り上野でランチを食べた。そして不忍池のベンチに座り、近くのケーキのアウトレットで買った2個で100円のプリンを食べた。


境内から振り返ると立派な「隋神門」がある。


(おまけの話)
神田明神へ向かっている時に、マンションに住む友人のXさんから電話があった。
私  「いま神田明神へ向かって歩いているが、なんですか?」
Xさん「いま虎の門病院から電話しています」
私  「どうしたの?」
Xさん「今朝、ベッドから起きる時に転んで、股関節を骨折して入院した。明日、手術をするが大手術になるそうだ」。


白梅(湯島天神)


私は驚いたが、「やはり」とも思った。
Xさんは昨年、マンションの入口で転んで両手首を骨折したことがあった。
1人暮らしのXさんは、その時は大変で時々、食べ物を届けてあげた。
それ以前にも私と一緒に歩いている時に、2度転んだことがあった。


紅梅(湯島天神)


その時に私はXさんに注意した。
私  「Xさん、あなたの歩き方では、いずれ転んで骨折をして寝た切りになる。足元を見て歩かないで、また足を引きずるようにしないで、少し遠くを見て、足を上げて歩くようにした方が良い」。
Xさん「これからは、そうする」
しかしその時の私のアドバイスは役に立たず、骨折で入院となってしまった。
Xさんは私より若いのになー。


結び付けた「おみくじ」の向こうに合格祈願の絵馬が見える。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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