
心の伊達市民 第一号
長過ぎるゴールデンウィーク
リタイアした者にとっては、ゴールデンウィークは困る。
現役の人達の為の休暇なので、暇人の私達は小さくなっていなければならない。
しかも今年はその長い休みの間が、ズーと緊急事態宣言で「不要不急の外出は控えて」と言われている。
いつも不要不急の私には、これはキツイ言葉だ。

2021年アカデミー賞の「ノマドランド」★★★
そうかと言って家に籠っていたら、高齢者はすぐに足腰が弱る。
そして病院に行くことになるが、今の時期は医者からもコロナで相手にされない。いつもなら映画に行って静かに1人で時間を潰すことが出来るのに、今回は映画館も休みである。
映画館の閉鎖を求めた人は、映画を見たことが無いのだろうか?
1人でスクリーンに向かい、誰とも話をしない。こんな安全な場所は無い。

5月14日に公開の「ファーザー」(認知症の父と娘の話)
今年のアカデミー賞は「ロマドランド」が監督賞、作品賞、主演女優賞を受賞した。私はこの映画を3月に見ている。★3つの映画だった。
中国人の女性監督の作品だが、残念ながら中国では受賞が報道されなかった。
彼女が過去に国を批判するコメントを発表したからだそうだ。
5月14日には主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンスの「ファーザー」が公開される。今からとても楽しみだ。それまでに映画館を開いて欲しい。

日比谷TOHOシネマは休館だった。
私は酒を飲まないので、酒飲みの気持ちが分からない。
酒飲みは「目出度い」と言って飲み、「悲しい」と言って飲み、「一段落した」と言って飲み、「記念日」だと言って飲み、理由が無い時は「たまには」と言って飲む。
だが今回のコロナ騒動では、酒を飲む場で感染が広がっているらしい。
だから東京都は飲み屋に対して「酒を出さなければ8時までの営業を許可」しているが、なんだか悪い冗談のようだ。

4月26日は満月だった。
今年のゴールデンウィークは、4月29日から5月5日の休みの人が多いようだ。
この間はズーと緊急事態宣言下で、いつもなら書き入れ時の旅行業者や飲食業は売上が無く、誠に気の毒である。
その期間は「まん延防止等重点措置」の期間中である。
屁理屈化もしれないが「緊急事態宣言」を出すなら東京は「まん延防止等重点措置」を中止しなければダブルのままの状態が続くことにならないか?

新橋方面から銀座4丁目方面を見る。
東京都は緊急事態宣言を出し、神奈川、千葉、埼玉の3県は「まん延防止等重点措置」 の対象になっている。その知事たちが共同で「大型連休はステイホームを徹底して」 とメッセージを出している。
そして「都県境を越えた移動の自粛」など、人出の抑制に向け協力を呼び掛けた。
そのメッセージは4都県民に関して「遊びに来ないで、遊びに出ないで」と言っていたが、遊びに行くと感染し、仕事で行くと感染しないのか?

銀座・金春通りの高級バー街(ネオンの消えている店も多い)
私は「緊急事態宣言を出す必要はない」と考えているので、その期間の途中までの感染者数を記録しておいた。4月29日(1027人)、30日(698人)、5月1日(1050人)、2日(879人)、3日(708人)。
この数字を見て、どう判断すればいいのだろう?
ニューヨーク市の人口は850万人だが、新規感染者数の7日間平均は1743人だそうだ。ワクチン接種が進み感染者が減ったとはいえ、東京都の感染者数よりはるかに多い。これを見ても、日本は騒ぎ過ぎではないだろうか?

銀座8丁目の「カニ道楽」のエレベーター前の貼り紙。
(おまけの話)
車の免許を返納して、10年が経った。
「10年ひと昔」と言うが、車の無い生活が当たり前になった。
私はソソッカシイところがあるので、今でも車を運転していれば高速道路を逆走しているかもしれない。
或いは、ブレーキとアクセルを踏み間違えてコンビニに突っ込んでいるだろう。
車を運転し私の不注意で、他人を不幸にしないでいられたことを幸せと思っている。

ウォーキングで隅田川テラスへ降りる階段で。
家を出る時に、女房は「お財布、携帯は持った?」と聞く。
「そんなことを言われたくない」と思っているが、言われなかった時に限って忘れる。いつもは女房は私に用事など無いのに、「携帯の不携帯」の時に限って用事がある。
スマホを持って出ても、途中でバッテリーが切れることも度々である。
それでまた、私は我が家の主としての威厳を失うのである。

中央区の「あかつき公園」にある土管を覗く。
都心のネオンサインの消灯の様子の写真を撮りに行った時の話である。
帰りのBRTバスに新橋から乗った。その少し前に一眼レフカメラをバッグにしまった。家に帰ってカメラを所定の位置に置こうとしたら、カメラのレンズキャップが無い。
思い当たるのはバスに乗る前の時だ。翌日の午前中に、その場所に行ってみた。
しかし落ちてはいなかった。仕方ないので、その足でビックカメラに行って買った。品番は「LC67」で、値段は688円だった。
失敗も、このくらい安ければ助かる。

築地の「はとば公園」のモニュメントの前で。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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〜栄養と音楽で人生に彩りを〜
『ニュートリション&ミュージックルーム』 主宰 石岡祥子さんプロフィール ピアノ、ウクレレ、チャイルドコーチ 発達凸凹ちゃんレッスン オーソモレキュラー こども分子栄養学アドバイザー 中医学、自然、アロマ、ワイン好き HSS型HSP はじめて石岡祥子さんのプロフィールを拝見した時、正直「??」が飛び交いました。 自然、アロマ、ワイン好き…はともかく、音楽以外のお仕事が頭の中でつながらなかったからです。 この方は一体どんな方なのかしら…? そんな疑問を持ちながらも、顔いっぱいの笑顔にとても魅せられ、Instagramをフォローさせていただき、「いつか取材をさせていただきたい!」とチャンスを狙っていた筆者でした。 ということで、そのチャンス到来! 今回は『ニュートリション&ミュージックルーム』主宰 石岡祥子さんにお話を伺いました。 分子栄養学と音楽の関係のこと そこはグランドピアノが置かれた音楽教室でした。 いしおかミュージックルーム 「音楽業界でのお仕事は26年になります。ヤマハとローランドの講師資格を取得して、自宅教室を主宰しています。今でも室蘭教室はありますが、3年前に伊達市に移住してきたのです。」 早速、疑問を投げかけてみました。 「分子栄養学と音楽教室の関係が見えづらいのですが、具体的にどのような活動をされていらっしゃるのですか?」 すると祥子さんは、まるで音楽が流れるように話してくださいました。 「栄養学を学んだきっかけは、私自身の体調不良でした。不定愁訴もあり、常に体調がすぐれないことが悩みでした。そんな状況から抜け出したくて、7〜8年前から栄養学・漢方・中医学などを学び、食生活の改善や生活習慣の改善に取り組みました。その過程で出会ったのが分子栄養学でした。私自身初めて目にするものでしたが、ある方の講演を拝聴して強く感銘を受けたのです。 その後、トップ講師の方から分子栄養学を学ぶ機会を得て、分子栄養学アドバイザーの資格を取得したのが3年前のことでした。自分自身が分子栄養学に基づいて食生活の改善をした結果、みるみる体調が改善されていくのを実感しました。」 「なるほど…。活動の背景には祥子さんご自身の体験があったわけですね。でも、音楽との関連がいまひとつ見えて来ないのですが…。」 「26年間音楽教室をしていますと、3歳から習いにきてくださったお子様も成人します。とても長い期間のお付き合いになるわけです。ですから、幼児特有のイヤイヤ期やメソメソ期、思春期で不安定な時期なども時を一緒に過ごします。なかには発達がゆっくりめのお子様がいらしたり、とても繊細だったり、悩みを抱えていたり、そのような場面にも遭遇します。中には、それらが要因となって生きづらさを感じてしまうこともあるわけです。かつての私のように…。」 音楽教室といえども、20年以上も同じ時間を過ごされている中で、生徒さんの成長を音楽以外でも見守り、寄り添いながら、人間同士のお付き合いをされているということなのですね。 誰にも人生を謳歌してほしいという願いをこめて 「体だけでなく心の不調も、実は食生活改善によって大きく解消されます。体調がよくなるとパフォーマンスも上がることを知ったのは大きな収穫でした。本来、その人が発揮できるはずの力を支えているのは、毎日の食事と睡眠です。 分子栄養学的アプローチで、生活改善をすると日常のストレスも軽減されるということを、多くの方に知ってほしいと思っています。私がお伝えしていることは、私の心身で実証された実体験がベースです。そこに音楽をプラスすることで、人生をより楽しく謳歌してほしいと願って活動しています。」 「私の中では、音楽も食も人生をより豊かにするものだと思っています。決して音楽と食を融合しようとしているわけではありませんが、どちらも人生には不可欠なものだと思っています。誰でも皆、人生を楽しみたいですよね。ところが、お子様でも大人でも、様々な心身の悩みを抱えていたり、生きづらさを感じていたりする方は多いです。ですので、私は音楽と食の面から、人生を楽しむお手伝いをしたいのです。分子栄養学を学んで実践していただくことで、心身の不調の原因を推測できるようになり、ご自分の身体を整える方法を知ることができます。分子栄養学も音楽も、その方の人生に彩りを加えることができるものと信じています。」 ここまでお話を伺い、ストンと腑に落ちました。 ものすごく納得しました。 祥子さんのお話は、自らのお体で実証済みですし、科学的裏付けもあるのでとても説得力があります。 さまざまな講座を開講☆ どの企画も興味津々! これらは既に終了した企画ですが、次回開催に期待したいです。 ※画像はクリックで拡大表示できます そして・・・ なんと! 8月10日には「なつやすみこども分子栄養クッキング」教室が開催されます! 皆様に人生を楽しく謳歌してほしい! 生徒さん、お一人お一人に寄り添いながら、栄養と音楽の両方からサポートを続けている石岡祥子さんです。 ―『ニュートリション&ミュージックルーム』情報― 住所 伊達市南稀府町 電話 090-9080-5877 ◆「お子さまとママを幸せにする栄養のお話」 パーソナルセミナー 2時間以内 4,000円(テキスト付き) ◆「からだ」と「こころ」に必要な栄養のお話 パーソナルセミナー 2時間以内 4,000円(テキスト付き) ◆その他個別相談 1回1時間〜1時間半 3,000円 ホームページ http://ishiokapiano.music.coocan.jp/ LINE公式 lnktr.ee/ShokoIshioka Instagram https://instagram.com/musicroom_is?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Rietty
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“納豆デザート”は4代目社長の粘り強さと愛が生んだ!(有)伊達納豆さん
北海道糖業への道をまっすぐ走り、そこを通り越して300mほど走ったところ、「え!?こんなところに?」という場所に(有)伊達納豆さんはありました。 創業76年。 なんと、終戦の年に初代の店主は海岸近くの西浜町に納豆屋を作りました。 その時の名前「大友納豆製造所」は、今も伊達納豆の看板の下に残されています。 1代目はわずか1年足らずで店を閉め、その後、2代目が「伊達納豆」と社名を変えて事業を引き継ぎ、その後現在のところに引っ越されました。 30年前にお嫁にいらした詠子さん。 その時は3代目(旦那様のご両親)を見様見真似で家業を手伝っていたそうです。 そして、4代目の旦那様の代になり、夫婦で仲良く続けてこられましたが、残念なことに3年前に旦那様を亡くされてしまいました。 それからはもう無我夢中。 寝ても覚めても我が子のこと(納豆さん)で頭が一杯! どうしたら美味しい納豆ができるか? 今でもそれしか考えていないとおっしゃっていました。 ものすごい納豆愛です♡ この大きな鍋で大豆を蒸します。 こちらは麦入り納豆を作っているところ。 まだ発酵前の状態です。 容器に詰めたら、この機械に入れて発酵させます。 小さな工場で、全て丁寧な手作業で作られています。 なので、大量生産はできません。 私はこちらの3点を購入しました。 上の二つは、いつもスーパーマーケットで購入しています。でも、工場で買うと美味しさが増す感じがするのは、作り手の顔が見えるから。 「ん? デザート!?」 反応された方、さすがです。 びっくりしますよね。 納豆がデザートになるなんて。 これこそ、旦那様亡き後に4代目社長として会社を受け継いだ 大友詠子さんの粘り強さと愛が生んだ一品なのです。 パッケージを開けると、まさしく黒豆納豆が出てきます。 これに備え付けの黒蜜をかけていただきます。 本当に美味しい! めちゃくちゃ美味しい! 次回は必ずアイスクリームと共にいただきます。 トルコアイス風になりそうです。 これ、本当に食べてみて欲しいです。 そしてもう一つのビックリは…。 実は“伊達納豆”黒豆納豆はあのウィンザーホテルさんの朝食に提供されているのです。 なんと、料理長自らが覆面調査で味を確かめにいらして採用されたと言います。 立派なお墨付きですね。 このウィンザーホテルさんの朝食で提供されているものと同じものは、こちらの店舗でのみギフト用としてセット販売されています。 そう。 ここだけで手に入る品物です。 ほかにもこんなラインナップ♪ 大豆は外国産もありますし、伊達産もありますが、豆の品質にはとことん拘り、製品になるまでの工程では、可愛い我が子の様に大切に大切に扱われています。 それと、もう一つの大きなこだわり。 それは、「大豆そのものを味わっていただきたいからたれを備え付けていないこと」だそうです。 稀に「たれを入れ忘れている!」とクレームが入ることがあるそうですが、きちんとした理由があるのですね。 大豆の味を何よりも大事にしている自信の現れでしょう。 詠子さんのおすすめのいただき方は、「出汁が入っていない普通の醤油だけか、オリーブオイルと塩」だそうです。 オリーブオイル+塩との組み合わせは、私のおすすめでもあります! 是非お試しあれ。 アイデア豊富な詠子さんは、今後の計画への想いも色々お持ちのようです。 そのお話は、是非店頭で直接伺ってみてくださいね。 最後にお客様にお伝えしたいことはありますか? と、お聞きしてみました。 「納豆は安心して召し上がっていただける安全な食品です。もっと、気軽に毎日の食卓に上らせてあげてください。 皆様にも納豆パワーで健康に美しくなってほしい」 つやつやの優しく気さくな笑顔で、4代目大友詠子さんは突撃取材で訪れた私を見送ってくださいました。 有限会社 伊達納豆 伊達市館山下町1-68 電話 0142-23-2648 WEBショップ https://datenattou.stores.jp/ *水曜日〜土曜日 七飯町 勝田商店さんの手作りとうふ・揚げ・おから・湯葉なども販売しています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています。メニューほか変更になる場合があります(取材2021年5月)
Rietty
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♡心と体で楽しむ健康なハーブを提供したい♡ 〜店舗リニューアルからの新たなチャレンジ 高橋敬子さんの想い
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Rietty
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