心の伊達市民 第一号

私の家から新橋に行くには、いくつかの方法がある。
勝どき駅まで歩いて大江戸線に乗り、汐留駅で降りて3~4分歩く。
マンション前から都バスに乗って「銀座4丁目」で新橋行きの都バスに乗り換える。
同じく都バスで「有楽町駅」まで行って、JR山手線で1駅。
そして一番便利で早いのが、マンション前からBRTに乗れば7分で着く。



新橋駅日比谷口を出ると、蒸気機関車がある。


だからBRTが開通する前は殆ど新橋には行かなかったが、最近は良く行くようになった。
新橋と言えば新橋など関係無い人でも、駅前のサラリーマンのインタビューを知っているだろうと思う。

なにか大きな経済的な動きがあった時には、必ずテレビニュースに少し酔ったサラリーマンがインタビューに答えている様子が登場する。隣の有楽町やその先の東京駅ではインタビューをやらない。
新橋のサラリーマンは多くが中小企業で働いていて、テレワークなど出来ない人達だろうと思う。



ニュー新橋ビル1階の安売りチケット屋


新橋は色々な顔を持っている。
駅前の蒸気機関車は有名だし、駅前ビルの中に何軒もある安売りチケット屋はサラリーマンの味方だ。
色々なチケットが安く買えるのはありがたいが、チケットを売りに来る人がいるから商売になる。

どんな人が売りに来ているのだろう? なにか怪しい部分もあるように感じる。
会社でまとめて買ったチケットを、横流しで売っている人もいるのではないだろうか?



PCR検査センター(ニュー新橋ビル1階西角)


このビルの反対側の角に民間の「PCR検査センター」がある。
ここがオープンした時は珍しさもあるし、必要に駆られる人もいてセンターの前には長い行列が出来ていた。それが今では嘘のように閑散としている。

駅の方に向かうと、同じビルの角に「宝くじチャンスセンター」がある。
コロナ前はいつも買う人がいたが、今はここも閑散としている。夢を買うより、現実のお金が大事なのだろう。



宝くじチャンスセンター(ニュー新橋ビル南角)


駅の建物に入ると、「アイカサ」のスタンドがある。
これは傘のシェアリング・サービスで、スマホにアプリをダウンロードして全国の傘が置いてある場所から借り出す。返却は借りた場所の必要はなく、どこでも良い。

そして24時間で70円なら、ビニール傘を買うよりかなり安いと思う。
ここでも「スマホ」である。スマホを持っていない人は都会では相手にされなくなった。



新橋駅構内の傘レンタル「アイカサ」


「アイカサ」の近くには「root C」という「AI によるコーヒーサービス」がある。
これは少し前に書いたが、私の見る限りでは、あまり流行っていない。

その先の出口の角には「立ち食いソバ」がある。「早い、安い」ので、いつもサラリーマンでごった返している。「美味い」には値段の関係で、少し無理がある。



AIコーヒーの「root C」受取りロッカー


蒸気機関車の裏を行くと、サラリーマン相手の飲食店が山ほどある。
競争が激しいので、どこも安い。それに駅前ビルの地下一階は飲食街となっているから、ここが東京で一番商売が難しいかもしれない。

私が行くのは1人焼肉の「LIKE」、マンションの知り合いのバアチャンの贔屓のトンカツ屋「河」、ピザの「ニコラス」である。ラーメンの「幸楽苑」もあったが、いつの間に消えていた。
新橋はサラリーマンの聖地だけあって、とても面白い町である。



立ち食いソバ(新橋駅構内)


(おまけの話)
私が現役の時に、新橋駅から数分の場所にある会社と取引があった。
その会社は技術を売りものにしていたので、良い仕事さえすれば接待の必要は無かったので助かった。

もし接待が必要だったら、酒の飲めない私は夜の付き合いに相当に困ったはずである。
だから昼間の新橋は知っているが、私は夜は行かないので本当の新橋は知らない。



新橋駅の浜松町寄りガード近くの「新橋ナース物語」


横丁の路地を歩いていたら、ガラス戸に赤十字のマークと「新橋ナース」という文字が見えた。
「看護師の派遣をする会社かな?」と思い立ち止って見たら、「新橋ナース」の後ろに「物語」とあった。

「なんだこれ?」と思い、良く見たらその上に小さく「イメージコスプレガールズバー」と書いてあった。
どうやら風俗店のようだ。新橋は夜になると、その顔を大きく変えるらしい。



新橋駅近くの立ち食い寿司店(1貫75円~)


新橋のランチは安い。
立ち食い寿司屋は1貫が75円である。かなり前に入ったことのある店だが、鮑でもサザエでも75円だった。
しかし本物を知っている私は、これは似てはいるが外来種の違うネタだと分った。

「豚骨ラーメン」が500円と派手に宣伝している店があった。私は豚骨は嫌いなので食べたことは無いが、500円は安いと思う。夜になり暗くなると、怪しい安物もネオンで良品に見えるようになる。
そんな全てを網羅して、新橋はサラリーマンの聖地なのだろう。



博多豚骨ラーメン(500円)


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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