前夜の食事の時に女房が行った。
『築地で買い物があるので、明日、用事が無ければ行ってくれる?』
私に用事などあるわけが無いのを、女房は知っていて言っている。


私は気持ち良く『いいよ』と言った。その理由の1つに、「11月4~6日まで築地まつり」が開催されているので、様子を見に行こうと元々思っていたからである。



築地大橋を渡ると、右側が元オリンピック専用車駐車場。


家を出たら少し肌寒かったが、運動の為に築地まで歩いて行くことにした。
築地大橋を渡ると、左手で環状2号線の工事が行われている。


これは本来なら東京オリンピックの前に完成していたはずなのに、小池都知事が『豊洲は安全だが、安心ではない』と言い出して完成が遅れてしまったのである。現在は新大橋通りへの分岐と、地下に入り虎ノ門に抜ける工事の真っ最中のようだ。



環状2号線の未完成部分を急ピッチで工事中。


築地場外市場に入ると、大変な混みようだった。
今日は「築地秋まつり」の最終日で、しかも土曜日なので大勢の人達が買い物に押し掛けて来ている。


私は年のせいか人混みが苦手になったので、頼まれた買い物だけをして急いで帰ろうと思った。
先ずは一番奥の鮮魚、野菜などを売っている建物に入る。



築地場外駐車場の建物


魚類を買う人が多いようで大混雑である。密閉、密着、密接の「3密」で、先に進むのも困難だった。
やっと着いた果物屋で、女房が好きな「姫りんご」を3パックである。


1パック540円を3パック買って、リュックサックに入れた。
このリュックサックは3年ほど前に台湾に行った時に、友人の台湾人カメラマンから頂いたもので、かなり重宝している。



路面店の乾物屋「よねくら」


次に波除神社の前の商店街の「よねくら」で「田庄の海苔」を5帖買った。
土曜日なのでこの日は特売日で、7%の値引きだった。
最後は晴海通りに出て、「吹田昆布店」で「乾燥シイタケ」を1袋買った。
みんな女房の書いてくれたメモ通りである。



新設の場外市場は大混雑。


私は生魚はあまり好きではないが、魚を見るのは好きだ。
スーパーなどでは切り身になったものばかり売っているので、元の魚の形が分からない。


でも築地に来ると、魚がそのままの形で売られているから見るだけでも楽しい。
「魚の鮮度は目を見りゃ分かる」と言われているが、確かに新鮮な魚は目がシッカリしているように感じる。



「大間のまぐろ」(1キロ1万円)


「秋まつり」なので買い物をすると2000円で1回の抽選が出来るので、レシートを持ってすぐに抽選場に行ってみた。ところがここでも大勢の人が並んでいた。
10分くらい並んでタブレットに表示された、3つの中から1つを選んで押したらハズレだった。


6000円以上の買い物をしたので、3回の抽選が出来ると思っていたら、2回だけだった。
どうやら課税前の、正味の2000円で1回らしかった。混んでいて面倒だから、理由を聞きもしなかった。
そして2回とも「ハズレ」で、なにももらえなかった。並ばなきゃ良かった(愚痴)。



魚類は残りわずか。


(おまけの話)
姫リンゴを買った時の話である。この店はお婆さん1人で店をやっているらしい。
540円のパックが3パックだから1620円であり、私でも暗算で計算出来る。


それが電卓を叩くのだが、なかなか答えが出ないらしい。私が教えたくなってしまった。
しばらく待って、やっと領収証を私に示した。そこには私の計算通りの1620円と書かれていた。



私の買った「姫リンゴ」3パック


そこで私は1万円札を出した。
お婆さんはまたモタモタした挙句に、3380円のお釣りを寄越した。
私が『1万円札を出したよ』と言うと、幸いにまだしまい込んでいなかったので1万円はそこにあった。


そして『ごめんなさい』も言わず、あと5000円を返して寄越した。
客商売なんだから、もう少し愛想を良くしてくれなければ買い物が楽しくない。



「丸武」の卵焼き(100円)


帰る前に「丸武」で、100円の卵焼きを買って食べた。この店の卵焼きは甘口で、私好みである。
少し先の「山長」は甘味が薄い。でも「山長」はいつも行列が出来ている。
その理由は「角店」だからではないかと思う。いつもこれを見ると、「商売は角店が有利だなー」と感じる。


家に戻ったら、女房が『「江戸一」の佃煮は?』と聞いて来た。
メモの最後に書いてあったらしいが、昨夜は「江戸一」は言っていなかったのでメモを良く見なかったのである。こんなことは良くあるので、女房は私に文句を言わなかったので助かった。



中国産マツタケ(1本2000円)


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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