心の伊達市民 第一号

毎日、撮る・書く ・掲載する・続ける


糸井重里の主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」の中に、毎日、更新している「今日のダーリン」というエッセイがある。糸井重里は才能豊かな男で、コピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家、上場企業の「㈱ほぼ日」(株価は3555円)の代表取締役で、妻は女優の樋口可南子である。

ある日の「今日のダーリン」に、「どうして毎日、書けるのか?」について書いていた。そこには「とても単純な話で、読む人がいるから」とあった。
私のブログも毎日、更新しているが同じように「読む人がいるから」であるが、それだけではない。もっと重要なことは、「ボケ防止」なのである。


 銀座の地下道のアート



人生を長くやっていると、以前のことは忘れてしまう。
だから「最近は事件が多いなー」とか、「政治がだらしないなー」とか、身近な話では「小食になったなー」などと考えている毎日だ。

先日も私のマンションで事故か自殺かは不明だが、高層階から人が落ちて亡くなった。
もし自殺なら死ななければならないような事情があったのだろうが、関係無い私でも辛い話だ。たまたま落ちた場所に屋根があったから、二次災害にならなかったのが幸いだった。


    現場は立入禁止



同級生の幹事役のSさんからメールが届いた。
彼からメールが届く時は、ほとんどの場合は「訃報」である。
『O君が令和5年7月28日すい臓がんのため逝去されました。葬儀関係は家族で済ませています』とあった。しばらく訃報が無かったので、少し驚いた。

高齢者には乗り越えるべき、年齢の壁があるように思えてならない。
70歳を越えると亡くなる友人が多かった。その後、80歳を越えるとしばらく大丈夫のようだ。これは全く科学的な裏付けは無く、私だけの思い込みかもしれない。


鉄パイルの上のシラサギ



自分の買った補聴器の具合が良いので、同級生のYさんにも勧めたことがある。
彼は私を信用して、すぐに購入した。しかしその後が心配な私は、メールで様子を問い合わせた。

するとすぐに返信があり、『補聴器は快適に、使用させて頂いております。先週のクラブ例会でも、活発な意見交換の枠内に久し振りに入ることが出来ました。改めて仲間入り出来た気分で、嬉しかったです。貴兄にお礼を言わなければいけません』とあった。

メールでは、まるで私が補聴器をプレゼントしたみたいだった。
最近はなかなか人に喜んでもらえる機会が無かったので、私も嬉しかった。


私の買った補聴器「RIONET」



なんとなく「秋が近付いた」と感じるようになった。
天気予報では「9月も暑い日が続く」と伝えていたが、やはり秋は近付いて来ている。
空を見上げると「抜けるような青空」で、吹く風も涼しくなったような気がする。

先日の強風と雨で、道路には落ち葉が張り付いている。
これは「プラタナス」だと思うが、ネットで調べてみたら、プラタナスという特定の植物はなく、スズカケノキ属に分類される植物の総称だと分った。そしてこれは「モミジバスズカケノキ」であった。


大きな落ち葉



窓から夕陽を眺めていた。まだ陽が高いので、サングラスを掛けて見る。
太陽の沈む位置が、段々と東京タワーに近付いて来ている。
今の太陽は南から北に向かている。間もなく太陽は東京タワーの中に沈む。
これは1年に2回だけ、見られる天体ショーである。次回は半年後である。

カメラの絞りを調節して撮影しても、まだ明る過ぎる。
そこでソフトを使い、暗くして、更に赤みを出した。
写真展ではこのような加工写真の応募は許されないが、自分用なら問題ない。


夕陽が東京タワーの横に沈む



中央区が運行しているコミュニティバスの名は「江戸バス」である。
このバスは平成21年12月1日に始まり、北循環と南循環の2路線があり20分間隔で運行している。乗車賃は100円であったが、今年の6月20日から無料となった。

その理由として山本区長は『ポストコロナを見据えた外出機会の確保などを目的として、高齢の方や障害のある方、妊産婦等の方を対象に運賃を無料化しました』と述べている。

無料化はありがたいが、有料の時は座れたのに、いまではいつも満席で座れない。
中央区は高齢者を対象に色々な施策をしているが、予算があるせいか少し優し過ぎる。


 中央区の「江戸バス」



(おまけの話)
家というものは、どこへ住んでも迷惑な人が近所にいる。
どうしても我慢がならない時には、「引越しをする」という手がある。
しかし国はそれが出来ないので、どうしようもない。

以前は韓国、中国、北朝鮮であったが、最近では北朝鮮と中国である。
最近の韓国は政権が交代して、少し穏やかになったように感じる。
福島で原発の処理水を海に放出したら、中国は日本産水産物を輸入禁止にした。


築地大橋から(1)



それに付いて登山家の野口健さんが上手いことを言っている。
『「人民の健康を守る」というのが理由であるなら、「中国漁船は日本近海で漁業はしない」との理解でよろしいですね。「日本からは買わないが、自分達は日本近海から魚をとる」では、論理的矛盾が生じ、大義名分が崩れる』。

『今後、数十年にわたり中国漁船が日本近海にやって来なければ、これは海洋資源を守る上でもとても重要なこと。中国の英断だと尊重したい』。
日本政府も禁輸解除など求めないで、このくらいのことを言って欲しいものだ。


 築地大橋から(2)



一方で福島の漁民はどうかと思い調べてみたら、意外なことが分かった。
『禁輸は長く続かねえよ。ほとぼりが冷めたら徐々に緩むだろう、中国に言いたいのはさ、あんたらは自分の首を絞めてるのが分かんねーのかってこと』

『こんな大騒ぎして何の健康被害もおきなかったら、恥をかくのはそっちだぞ。国際社会に「中国はバカです」って宣伝しているようなもんだ』。『食いたくねえなら結構。日本産が無くなって困るのはそっちも同じ。俺らは日々、漁に出て魚を捕るだけ』。


 築地大橋から(3) 

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コメント

  1. 補聴器お宅(Y)

    補聴器お宅(Y)

    返信

    H君にプレゼント?してもらった補聴器はコスパに優れていて気に入ってる。感度が良すぎて友人たちと焼肉屋でおしゃべりしていたところ、みんなの話し声が一斉に聞こえてきて混乱してしまった。方向性が全方位の為か正面の話し合っていた人の声よりも他の大声の人の話が混線して大いに困った!人間の耳の素晴らしさを再確認した次第。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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ジャンル
娯楽・趣味
アクセス総数
1,434,193回

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