心の伊達市民 第一号
【エンディング・フェア】
私の菩提寺の築地本願寺から「エンディング・フェア」の案内が届いた。
例年のこの時期に、毎年行っているイベントである。
人生の終末に向けて必要なことをイベントとして行い、専門家が各種相談に乗っている。
いくつかのテントを張って、葬儀、墓地、相続、税務などの相談を受けているのである。
今年は併せて「まるごと富山フェア」を開催し、「越中おわら風の盆」の踊りが見られると知った。現地に行ったら、小雨模様だった。
残念ながら「風の盆」は中止になってしまった。かなり前に友人に誘われて現地に見に行ったことがあるが、静かに踊る「風の盆」は風情があってとても良かった。
「エンディングフェア」という単語から判断して、英語だが少し違和感を感じた。
そこでロサンゼルスに住む親戚のIさんに問い合わせてみた。すると次のような返事が届いた。
『Ending Fairは和製英語です。こちらでは使わないし通じません。それに似たことはシニアーセンターなどで行われていますが、「これ!」という一文字で表されたものは見かけません。しいて言えば「Medicare Information Event」と名うった催しがあり、健康、医療、保健、お墓、などのインフォメーションブースが並び、興味のあるブースに立ち寄って、情報を集めるといったものです』。
やはり私の感じたように和製英語だったが、でもアメリカでも似たようなイベントがあるのを知った。
【雨の中の外国人】
秋雨前線が東京に近づき、雨の日が増えて来た。
雨の中でも外国人観光客は、外出を休むわけにはいかない。旅行日程が決まっているからだ。そんな時に私が感じる違和感がある。多くの欧米人(白人)は、雨が降っても傘を差さないのである。
傘を持って来なかったにしても、コンビニでビニール傘を安く売っている。
彼らはそのまま濡れるか、またはウィンドブレーカーを着てフードを頭に被る。
なぜ傘を差さないのだろう?
日本人は雨が降れば傘を差す。これは当たり前のことである。
なぜ欧米人は傘を差さないのかが気になって、ロサンゼルスに住む親戚のIさんに問い合わせた。その返事が次のようなものだった。
『カリフォルニアは雨が降らないから誰も傘を持っていません。車社会なので、だれも戸外を歩かない。雨が降っても自宅ガレージから地下駐車場などに入れば濡れない。降れば、その時だけ必要なプラスチックシートやナイロン製のジャケットのフードを被ればいい位の感覚です』。
なるほどと思ったが、私の考察は次のようなものである。『公共交通機関が発達していない国では車での移動となり、傘を持っていない』であるが、どうか? 私がベトナムに滞在した経験からも、そう思う。
【床屋】
最近は髪の毛の成長も遅くなり、40日ぶりにいつもの床屋に行った。
午前10時30分までに入店すると少し安いので、いつもこの時間帯は混んでいる。
私が行ったこの日は空いていて、すぐに調髪が出来た。
少し経ち椅子を倒して髭剃りをしていると、女性技術者が私の耳元で話しかけた。
『お客さんは福をもたらす人ねー』と言った。なんだか分からず『どうして?』と聞いた。すると『お客さんの来る前はガラガラだったのに、あなたが来たら満席になったのよ』と言った。これは私にはたまにあることだが、なぜだかよく分からない。
(おまけの話)【水素の話】
元東京オリンピックの選手村の後は、「HARUMI FLAG」という名の分譲住宅になっている。ここは日本初の水素による発電をして、各戸に配電している。
事業主体の東京ガスの説明によると、特色は『 CO2フリー水素普及を見据えた、低炭素社会の先駆けとなる取り組み。 水素パイプラインによる住宅・商業施設向けの水素供給は、国内初の取り組み 。 ガス事業法を適用した水素供給を行うのは国内初の取り組み。 都市ガス事業の経験とノウハウを生かした水素パイプラインの敷設と損傷防止策』だそうだ。でも住んでいる者には水素だろうが、火力だろうが、原子力だろうが同じ電気である。
西新宿の「水素ステーション」で、水素を使った発電のイベントがあった。
水素ステーションというのはガソリンスタンドと同じで、水素を供給する場所である。
涼しくなったし暇なので見に行ったが、場所は大江戸線からも、京王線からも遠い。
やっと見付けた水素ステーションには、近所の親子ばかりだった。
なにか場違いのところへ来てしまったような感じだった。
受付で団扇をもらい、その先で水素で発電したという電気コンロで沸かしたコーヒーをもらった。狭い場所で大人向けのイベントは無いので、テントの中で水素発電の映像を見てからすぐに帰った。
私がよく利用している「東京BRT」も水素を使っている。
そのシステムを調べてみたら、次のように書かれていた。
『高圧水素タンクから供給される水素と大気中から取り込んだ酸素が、FCスタック内で電気反応によっり発電し、その電力でモーターを回すことににより、バスは走ります。そのためバスは排出ガスを出さない環境にやさしいバスであると同時に、大きな車体にも関わらず、滑らかな加速と静寂性も兼ね備えています』。
バスのメーカーは「トヨタ」と「いすず」だった。
私が乗っていて感じるのは、エンジンバスと違い、静寂性と滑らかな加速だ。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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