心の伊達市民 第一号

小さな発見・・・(3)

【緊急連絡】
私の周りは高齢者が多いので、緊急事態がよく起きる。
どのあたりから「緊急」かというのは、その人によって違う。
世の中にはタクシー代わりに救急車を呼ぶという、全く非常識な人もいる。
バスに乗ったら、社内にポスターが貼ってあった。救急車を呼ぶ前に「#7119」に電話して、「必要かどうかを判断してもらう」という制度だ。

救急車は1回の出動で、4万5000円かかる。そこで無料が難しくなって来ており、有料化が検討されている。「入院しない場合は費用の請求をする」という案が検討されているが、実現までにはまだまだ問題がありそうだ。


都バスの中のポスター



【臍だしルック】
少し涼しくなって来たが、町では相変わらず「臍だしルック」の女性が闊歩している。
汚い臍を恥ずかしげもなく人前に晒すのは、ファッションとはいえ問題ではないか?
「なぜ臍を出すのか?」が知りたい。本当はもっと他も出したいのか?

たまであるが、臍を出しても可愛い子もいることも確かだ。でも私には目のやり場に困ってしまうのである。ウエストが太い女性には向かないファッションではないだろうか?


築地場外市場で臍を出す外国人女性



臍だしルックは布地の量が少なくて済むから、値段も安いのだろうか?
ネットで調べてみたら、1000円以下から3000円くらいで、かなり安物のようだ。
「なぜ臍を出したいのか?」が疑問で、これもネットで調べてみた。

色々な人が色々なことを書いているが、大筋では「へそ出しファッションは、単に涼しさを求めるだけでなく、自身の体型を誇示したり、流行を追求したりする側面もあると考えられます」であった。そうなると体形に自信のない人は出来ないはずだが、かなり太めの女性でもしている人がいる。男には分からないのである。


 銀座で臍を出す外国人女性



【歩行者天国】
日曜日は家で過ごす私が用事があり、珍しく日曜日に銀座に行った。
午後の歩行者天国を見て、「なにごとか?」と思うほど人で溢れていた。
ほとんどが外国人観光客で、改めてインバウンドの実情を見たのである。

中国語を話している観光客も多いが、何語か分からない言葉を話す白人も大勢いる。
銀座から数寄屋橋へ向かう歩道は、人が多過ぎて満足に歩けないほどだった。
最近は世界中から観光客が来ているようだ。


  日曜日の歩行者天国



【地下鉄で働く人】
私が出掛ける時は、かなり頻繁に都営地下鉄を利用する。
いつも利用するのは、「大江戸線」、「新宿線」、「浅草線」である。
都営ならシルバーパスが使えるので、料金が掛からないのがありがたい。

「勝どき駅」に行ったら、ホームで3人の男性が作業をしていた。
2人がホームドアの上方を布で拭きながら歩いて行く。その後ろを腕章を付けた指導員らしき人が続く。
きっと見習いの男2人に、作業を教えているのだろう。


 見習い作業員(左)と指導員(右)



その日の帰りに浅草線で「新橋駅」で降りた。ここから東京BRTに乗って帰る予定だった。なにか私の方に近づいて来るような気配を感じて、横を見た。
すると大きな掃除機がこちらに向かって来ていて、ホームの清掃をしているようだった。

最近はなんでも機械化が進み、「箒と塵取り」なんてものは見掛けなくなってしまった。地下鉄に乗っても働いている人を見掛けることが少なくなった。
裏方で働く人は多いはずだが、たまに働いている人の姿を見ると嬉しくなるもの年のせいか?


大型電気掃除機で床を清掃する作業員 



【地下のパルテノン神殿か?】
大江戸線の「汐留駅」を出ると、地下一階の広い通路がある。
ここからJR「新橋駅」へ向かうと、途中に都営「浅草線」の改札口が見える。
あまり距離は離れていないのだが、この駅は「新橋駅」を名乗っている。
乗客が「大江戸線と間違えないように」と考えてのことかもしれない。


大型電気掃除機で床を清掃する作業員 



大江戸線の「汐留駅」を出て「新橋駅」と反対方向へ行くと、たまに見に行く「アドミュージアム」がある。
そこへの広い通路は歩いている人も少なく、まるで「パルテノン神殿」のようだ。
太い丸と四角の支柱が奇麗に、等間隔で立っている。

本物の「パルテノン神殿」は見たことが無いが、ここより少し規模の大きいパルテノンが埼玉県にある。私は以前にそこを見に行ったことがあるが、それは首都圏外郭放水路で、地下50メートルに作られた世界最大の地下放水路である。ここに来ると、そこを思い出すのであ


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コメント

  1. 三多摩からのお上りさん(Y)

    三多摩からのお上りさん(Y)

    返信

    小雨の降る寒い日に久しぶりに銀座へ上京した。古くからの友人たちとランチをして、SEIKOミュウジアムで日本の芸術と世界に誇るSEIKOの時計の歴史を学ぶことが目的であった。勝どきに住むH君の案内だから後ろ姿を追い、一生懸命に迷子になることを恐れながら銀座の街を散策した。街中はすれ違う人の9割?は外国人と見える人ばかりである。SEIKOミュウジアムの見学者は100%外人であった。この現象は「三多摩のお上りさん」には恐怖に感じた。インバウンド観光のすざましさに今更ながら日本の観光復興を目の当たりにした一日であった。殊更に疲れを感じて帰宅した。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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娯楽・趣味
アクセス総数
1,429,957回

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