心の伊達市民 第一号
このブログも長く続けていると、話題に困るようになる。
すると昔話やボケなどの、くだらない話が増えて来る。
自分でもそれは自覚しているが、ボケるまではなんとかブログを続けたいと思っての苦肉の策である。
そこでマンネリであっても、少し趣向を変えて同じ話題を提供することにした。
今回は都内の観光地巡りだが、私にはお供がいる。
我が家の愛猫「ポアン」は弁慶には無関心。
【浜町公園の弁慶】
そのテーマは「街歩き」であるが、ただ私が歩くのではない。
昔、私が仏像彫刻を習っていた時の作品を伴って「街を歩く」のである。
今回は「弁慶」を伴って歩いてみた。
この弁慶は明治座近くの「浜町公園」にある弁慶像を何枚も写真に撮り、その写真を参考にしながら彫った弁慶である。だから最初に浜町公園に行き、本物と一緒に私の彫った弁慶を撮影してみた。
浜町公園にある「弁慶像」と一緒に
【弁慶と歌舞伎座】
「弁慶」と言えば、やはり歌舞伎であろう。有名な演目に「勧進帳」がある。
歌舞伎座が新しく建て直された2013年の杮葺落(こけらおとし)の公演で、松本幸四郎は弁慶役で1000回を数えたそうだ。
(ここで豆知識) 杮葺落とは「昔の劇場は屋根をこけら(ヒノキなどの木材を薄くはいだもの)で葺き、完成の暁に不要のくずを掃き落としたことから来ている」だそうだ。また「杮(こけら)」は「柿(かき)」とは違う字だそうで、右側の縦棒は「市」とは違い上から下まで突き抜けているそうだ。まだまだ知らないことが山ほどある私だ。
「歌舞伎座」と弁慶は似合う
【弁慶と歩行者天国】
時々、見掛けるがオジサンが人形を歩行者天国に置いて、熱心に写真を撮っているところを見掛ける。
「変なオヤジだなー」と思って見ていたが、ネットによると「スマートドールと呼ばれる人形と旅に出て、観光名所で記念写真を撮りSNSに投稿するのが世界で流行している」らしいと知った。
流行とは変なもので、後から考えると「バカじゃない!」と思うようなものが多い。
私の場合は「弁慶」であるが、スマートドール愛好家の変種かもしれないと思った。
銀座通りの「歩行者天国」で
【弁慶と日比谷のゴジラ】
日比谷には2体のゴジラがいる。
1体はTOHOシネマ日比谷のコンフェクショナリーの近くである。
ここまでは映画の入場券が無くても誰でも入れる。
もう1体は日比谷シャンテの向かい側の「ゴジラスクエア」にある。
この場所が「ゴジラスクエア」という名前だとは、今回のことで初めて知った。
しかし撮影後に写真を見たが、弁慶とゴジラは似合わなかった。
日比谷のゴジラ像と一緒に。
【弁慶と皇居二重橋】
弁慶も皇居も日本を代表する文化だし、歴史もあるので「ここもいいかな?」と思った。
コロナの最中は全くといっていいほど、ここに来る人はいなかった。
6月11日に行ったら、かなり日本人観光客が来ていた。
外国人観光客も少しはいたが、彼らはビジネスで来日したのだろうと思う。
ここでは丸の内のビル街を背景に撮影もしたが、こちらもあまり似合っていなかった。
皇居二重橋で。
【弁慶と東京駅】
東京駅は日本の「セントラル・ステーション」である。
ここから日本中に新幹線が出発する。だから弁慶もここは外せないと思った。
丸の内側の広場には大勢の人達がいて記念写真を撮っているから、彼らは観光客に違いないと思う。
コロナが収まりつつあり、我慢をしていた人達が一斉に旅に出たのだろう。
東京駅を背景に「行幸道路」で。
(おまけの話)・・・ここからお台場の弁慶になる。
【弁慶とレインボーブリッジ】
今までに「お台場」は何回も行っている。
紫陽花の季節、チューリップの季節、真夏の季節、真冬の季節、レインボーブリッジを歩いて渡ったお台場、ガンダムのお台場、幾何学模様の美しい「夢の大橋」など、見どころは沢山ある。
その中から「自由の女神」、「ガンダム」、「夢の大橋」の3ヵ所で弁慶に登場してもらった。
最初は「自由の女神」である。この自由の女神は1998年に日仏友好記念として期間限定で建てられたが、あまりの人気で常設となった。また知らなかったが、同じものが下田と大阪にもあるそうだ。
自由の女神を背景に
【弁慶とユニコーン・ガンダム】
フジテレビ本社の裏にある「ダイバーシティ東京」に「ユニコーン・ガンダム」は立っている。
コロナ前はいつも観光客でごった返していたが、いまは訪れる人もまばらになった。
6月10日から外国人観光客の入国が制限付きだが解除されたので、いずれ元のように大勢の人達が来るだろう。そうなったら、もう「弁慶とユニコーン・ガンダム」の写真は撮れない。
だからこの企画はかなり貴重かもしれないと、自分だけで思っている。
ダイバーシティのユニコーン・ガンダムの前で(お台場)
【弁慶と夢の大橋】
お台場から東京ビッグサイトへ向かう道は、私は好きだ。
途中にある「シンボルプロムナード公園」は、季節ごとに咲く花で私を楽しませてくれる。
そこを過ぎると「夢の大橋」である。
なぜ「夢」という名が付けられたかはよく分からないが、都民が出したゴミで作られた人工島の名が「夢の島」だったことも関係あるだろうと思う。
この橋のある広い道路に描かれたカーブする幾何学模様は、いつ見ても「いいなー」と思う。
夢の大橋(お台場)で
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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