心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2017年10月25日)
私が現在、所持しているパスポートは来年の4月24日で有効期限が切れる。
もう外国へ行くことも無いだろうから、更新はしないつもりでいた。
年齢的も長時間の飛行機、食べ物、言葉などで相当に疲れるからである。
ところが台湾人で台中に住む、私が親しくしているプロカメラマンのKuさんからメールが届いた。
「Hi Hashimoto san,
How are you doing? When will you be visiting Taiwan?
I suggest end of October or Nov. The Weather would be nice for tourist.
Here show you some photos of 湯德章 and八田與一 just get you ideal.
And whatever when you come to Taiwan, anytime are very welcome.
I got mail from Lai san. I am very happy that you will visiting Taiwan at Nov.
You can stay in my home or you want booking hotel,Please let me know.」
一昨年の12月に家族で台湾に行ったばかりなのに、また私が台湾に行く気になったのは韓国と関係がある。
日本は戦前に台湾を50年間、統治した。一方、日本は韓国を35年間、統治した。
どちらの国にも日本はインフラを整備し、教育に力を入れた。
台湾人はみな大変な親日家であるのに対して、韓国人はなぜか反日である。
人生最後の海外旅行で、私は台湾でその本当の理由を確認したくなったのである。
【湯 徳章】・・・・・https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E4%BA%95%E5%BE%B3%E7%AB%A0
【八田 與一】・・・・https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B0%E8%88%87%E4%B8%80
そこで「台湾は今でも本当に親日なのか?」を、自分の目を通して体験したいと思った。韓国は統治時代の日本に少しでも関係があるものは、全て破壊している。
一方で台湾は日本人の銅像まで大事に管理しているのであるから、その違いは大きい。
私と台湾の付き合いは長い。台湾に初めて行ったのは50年前で,その時は台湾出身の作家で今は亡き邱永漢氏に引率されて台北を見学した。
その後、35年前から台湾人留学生のLaiさんの面倒を見るようになったが、色々あった。
日本語学校、大学入学・卒業、就職、独立、破産、離婚、就職、再婚、独立と続き、その間には彼の父親が亡くなり、私は台中まで女房と葬儀にも行った。(Laiさんは日本に帰化した)
そんなことから私はかなり台湾には詳しいつもりでいたが、最近になり改めて台湾関係の本を読んで、戦前の台湾と日本の歴史の隙間に沈んでいる史跡を見たくなったのである。
戦前の日本人には偉い人が多かったと思うが、台湾で評価されている戦前の日本人も多くいる。中には評価され過ぎて、神社を建てて祀られている人さえいるのである。
そんな史跡を見学しながら、Kuさんに連れられて台湾を10日間くらいで旅することにした。
その段取りはLaiさんがKuさんと打ち合わせてくれることになっている。
その為にLaiさんがKuさんに出したメールが下のものである。
老古午安
昨天與美々去橋本様家、具體排訂台湾日治遺跡訪問日程。
11月2日 橋本様・俊蒼 到達台中
11月11日 橋本様 返日本
(俊蒼因業務関係、計画11月7日先返日本)
台中附近、我有連絡賴子文・賴伸峰、麻煩?統籌大家的時間與都合、先排訂概略行程。
我9月18日・19日在台湾、20日下午飛羽田。届時、希望可一起來安排詳細日程。
我可担任此次訪問台湾前半段行程的翻譯。
請替橋本様訂旅館、不需要貴的、接送方便・安全清潔為主。
請連絡的意見、謝々老古。
メールの内容は正確には分からないが、漢字なのでなんとなく分る。
11月にLaiさんと一緒に台湾に行くのが、今から楽しみである。
(おまけの話)
今回の台湾行のガイドを務めてくれるのは、カメラマンのKuさんである。
漢字で「古」と書く。
彼はカメラの勉強の為に、30年ほど前に東京の写真専門学校にやって来て1年間を過ごした。その時に私は彼を私の会社の社員寮に住まわせたという関係がある。
Kuさんは日本の専門学校に勉強に来たのに、それまでは日本語の勉強をしたことがない。学校の授業にどうやって付いて行けたのか、今でも不思議である。
そんなことで彼の日本語はかなり怪しいし、簡単な文章なら読むことは少しできるが文章を書くことは殆ど出来ない。だから今回の英文で寄越したメールにも、人名だけ漢字が混じる。
その後、香港の中国への返還に際して、台湾人は相当に動揺し永住権を得るためだけにカナダやオーストラリアに資産を移した。
その為に、彼が一時的に住んだのがカナダのオタワであった。
その時に私はKuさんに誘われて、女房と2人でオタワに2週間ほど滞在したことがある。
台湾人と付き合っていると、彼らは世界の政治に敏感であると思うが、それに対して日本人は国際化していないなーと感じる。日本という国が安全で、住み易す過ぎるのだろうか?
(注)KuさんもLaiさんも本省人である)
【本省人と外省人】・・・https://kotobank.jp/word/%E6%9C%AC%E7%9C%81%E4%BA%BA-169759
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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