
心の伊達市民 第一号
【なんでも加齢(1)】
1ヶ月ほど前から、朝起きると左肩の関節が痛いことが続いていた。
昼間になると、痛いのを忘れてしまっている。
でも「もし何か悪い兆候では?」と思い、佃の石川島記念病院に行ってみた。
診察をした後で医師は、『とりあえずレントゲンを撮ってみましょう』と言った。
2階のレントゲン室に行き、レントゲン写真を撮った。
【なんでも加齢(2)】
最近のレントゲンはフィルム方式ではなくデジタル方式なので、1階の医師はすぐにパソコン画面で私のレントゲン写真を見ることが出来る。そして再度の診察で、『特に問題は無い。加齢から来ている。なるべく腕を使って下さい』と言った。
最近の私は何科でも、病院に行けば『加齢から来ています』と言われる。
病院に行っても無駄のようだ。
支払いになり、費用は全てで「650円」だった。
診察明細書を見たら「初診料・288」、「X線料・363」の合計で651なので、病院の収入は点数の10倍の6500円であった。私は昨年の確定申告で株式の売却損を出しているので、2割負担が1割に下がったが、2割のままでいいから損は出したくなかった。
【在日ジョージア大使の皮肉】
ある日のTwitterに面白い投稿があった。
それは在日ジョージア大使の「ティムラズ・レバジャ氏」のものだった。
『「踵を返す」、「手のひらを返す」を使った作文に挑戦してみました。これまでロシア政権を支持していたロシア国民は、動員がかかるや否や、踵を返してジョージアに逃げ込み、ジョージア国内ではあたかも軍事侵攻の反対派だったかのような手のひらを返した態度で振舞う。採点をお願いします』。
これを読んで私は1人で笑っていた。強烈な皮肉である。
【ウィンドサーフィンの落水】
10月初旬に真夏のような暑い日があり、私はたまたまお台場に行った。
海岸から少し離れた木陰で、強い風を受けてウィンド・サーフィンをしている男を見ていた。私はなぜか瞬間的に「なにか起きる」と思い、カメラを構えた。
男は少し行ったところで帆を反転した。そして態勢が危うくなった。踏ん張ったが、駄目だった。そして敢無く落水した。その写真を連写で撮った。
これを「風の便り」というのだろうか? ちょっと違うな。
【雨の東京駅】
用事が無くても、東京駅にはよく行く。
それは私の住むマンションの前から都バスに乗ると、終点が「東京駅丸の内南口」だからである。しかもシルバーパスを持っているので、割合に気楽に出掛けて行くことになる。
ある時、雨が降った夜の東京駅の写真を、マンションのデジカメクラブの女性会員が撮って見せてくれた。駅前の誰もいない広場の水たまりに、反転した夜の東京駅が写っている素晴らしい写真だった。
最近の私は「夜」、「雨」に弱い。仕方ないので、雨の降った昼間の東京駅の写真を撮った。
【台所のダウンライト】
以前に台所のダウンライトが切れてしまい、特殊な電球だったので交換が出来なかった。電気屋に相談したらバカ高かったので、自分で電池式のライトを設置した。
しかしこれが女房には不評で、仕方なく電気屋に来てもらった。
蛍光灯の取り付けと配線の為に、台所の吊戸棚の中の食器類を全て出さねばならなくなった。それらを女房は棚から出して、テーブルや窓際などに置いていたが置き切れない。あまりに多く、また中には高価な物もあるらしく、記念撮影をしたのである。
【観光客増加の証拠】
コロナが収まりつつある中で、東京に来る観光客が増えていると感じている。
人出が増えたからといって、観光客が増えたとは限らない。
今まで家にいた東京に住む人が、買い物などで出て来ている可能性もあるからだ。
しかしいつもは「なんとなく」感じていたのだが、「観光客が増えた」と実感する証拠を見付けた。
それは東京駅のコインローカーである。少し前までは「空き」を示す「青色ランプ」ばかりだったのが、今では「使用中」の「赤ランプ」で全て埋まっている。「感覚よりデータ」を実感した。
(おまけの話)
私の菩提寺の「築地本願寺」から封書が届いた。
「なにごとか?」と思い開けてみたら、「エンディング・フェア」の案内パンフレットだった。10月8日(土)と9日(日)の2日間に、築地本願寺の境内で行われるイベントのようだ。
その翌日には「日本尊厳死協会」から、季刊誌「Living Will」が送られて来た。
どちらも会員になっているので構わないが、「お彼岸が終ったら送って来た」のは何か関係はあるかな?
「エンディング・フェア」を辞書で引いてみたら出て来ない。「エンディング」を引いたら、「物事の終り」と出ていた。これは英語の「Ending fair」なので、これがアメリカ人に分るかと思い、ロサンゼルスに住むIさんにメールで聞いてみた。
『「エンディングフェア」という呼び方がいかにも日本的という感じがします。「大英国フェア」とか、お祭り的な明るい雰囲気にしたい感じが良く出ています。こちらでやるのなら、「Ending Expo 22」とかのタイトルでconvention hall でやるでしょう。先日ですが、友人が亡くなりました。彼は自ら死を選択して、計画的に亡くなりました。医師から薬をもらっての死です。(カリフォルニア州では合法)。死の前に自分の信条をきちんと書いていて、それを葬式で読み上げられましたが感動的でした』。
築地本願寺のイベントの初日に行ってみた。なんでも、「どうせなら初日に」というのが習慣になっている。
お寺の広い境内にテントが張られて、葬儀社3社、税理事務所、仏具店、遺品整理屋、ブランド品無料査定、死後事務委任、信託銀行、僧侶の「なんでも相談」、講演会と色々なイベントをやっていた。なぜかホテルも出ている。
前を通ると次々と袋入りのパンフレットを渡される。葬儀社では「エンディング・ノート」も渡された。なんだか「至れり尽くせり」で、みんなで私のエンディングを待っているようだ。私は気が早いのですぐにでも行きたいのだが、三途の川の向こうから「まだ来るな!」と言っている。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
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