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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
「鉄道開業150年」とは直接は関係無いが、東京都はいくつかの「都営交通」を持っている。東京都は70歳以上の東京都在住の人を対象にシルバーパスを発行し、割安で乗車できるようにしている。
では「都営交通にはどんなものがあるか?」というと、「都電・荒川線」、「地下鉄」(浅草線・三田線・新宿線・大江戸線)、「舎人ライナー」がある。
日本最初の鉄道が開通したのが1872年とのことなので、それでは「都営交通はどうなのか?」と思い調べてみた。その結果は一番古いのが「都電」で、一番新しいのが「舎人ライナー」であった。その他は以下のものである。
*都電「荒川線」 1911年
*都営バス 1924年
*地下鉄「浅草線」(1960年)、「三田線」(1976年)、「新宿線」(1978年)、「大江戸線」(1991年)
*舎人ライナー 2008年
東京都の公営交通では「都電」が一番古いことが分かった。
私の子供の頃は都電は都内のどこにでも見られた光景だったが、それが自動車の氾濫により今では「荒川線」のみとなっている。
しかしこの「荒川線」が今でも住民の有用な交通機関であるのは、乗ってみると分かる。スタートの「早稲田」から、終点の「三ノ輪橋」まで30の駅がある。
ある時、新聞か雑誌で、三ノ輪橋駅近くに「都電屋」という名のカフェがあると知った。都電が好きな私は「行かねば!」と思った。
そして荒川線の沿線で今が見頃のバラの花を見ながら、三ノ輪橋に行ってみた。
三ノ輪橋駅近くのアーケード商店街「ジョイフル三ノ輪」の入口に、「都電屋」はあった。店の前に行ってみて、「そういえば、この店はあったなー」と思い出した。
この店はこの辺りでは、かなり大きな店である。
奥行きが深く2階建ての店舗で、中央に厨房があり、その奥がカフェとなっている。
オーナーらしきオヤジが電話をしているので、勝手に席に座る。
いつまでも電話が終らないので、店内に飾られた都電に関するインテリアの写真を撮る。やっと電話を終えたオヤジが近付いて来たので、コーヒーフロートを注文した。
出来上がったコーヒーフロートを運んで来たオヤジが私の隣に立っているので、私は少し質問をした。
私 『この店はいつ開店したのですか?』
オヤジ『4年前で、以前はここはこの辺りで一番大きな本屋だった。本屋が駄目になり店を売りに出したので、私が買った。2年目くらいから経営が軌道に乗って来たところで、コロナになった』
私 『自社物件ならお客が少なくても、大丈夫ですね? 政府の事業持続化給付金もあるし・・・』
オヤジ『駄目だよ。借金で買ったので、毎月〇〇万円の支払いがある』
私 『2階もあるのですか?』
オヤジ『2階は5室のホテルになっている』
私 『集客はどうしているんですか?』
オヤジ『世界的な旅行サイトの「booking.com」に依頼しているが、手数料が高くてねー』
この後も延々と日本の旅行サイトの問題、ダブルブッキングの問題、キャンセルの問題等を説明された。結局は30分以上も話をしたが、最後まで「都電」の話は出なかった。
なんとか経営を続けて欲しい店だった。
(おまけの話)
今日のシルバーパスの利用経路と料金を、もし正規に支払ったらいくらになるかを調べてみた。
「新島橋~(都バス)~「勝どき駅」・・・・・・・・210円(4分)
「勝どき駅」~(大江戸線)~「春日駅」・・・・・・272円(20分)
「春日駅」~(三田線)~「巣鴨駅」・・・・・・・・178円(5分)
「庚申塚駅」~(都電)~「三ノ輪橋駅」・・・・・・168円(41分)
ここまでが目的地までの経路と運賃と所要時間である。
帰路は下記の通りである。
「三ノ輪橋駅」~(都電)~「熊野前駅」・・・・・・168円(13分)
「熊野前駅」~(舎人ライナー)~「日暮里駅」・・・231円(6分)
「日暮里駅」~(都バス)~「東部浅草駅前」・・・・210円(31分)
「浅草駅」~(浅草線)~「東銀座駅」・・・・・・・220円(12分)
「銀座4丁目」~(都バス)~「新島橋」・・・・・・210円(13分)
これ等を整理してみた。
*乗車回数・・・・・・・・9回
*運賃合計・・・・・・・・1867円(これがシルバーパスで無料)
*所要時間合計・・・・・・145分(2時間25分)
この他に「徒歩」と「待ち時間」がある。
更に途中で食事をしたり、お茶をしたり、写真撮影をしている。
その他に帰りに寄り道をし、銀座に出て三越デパートで食パンを買ったのである。
その結果、我が家を出たのが午前9時50分で、自宅に戻ったのが午後3時30分だった。
「万歩計」が「7774歩」を示していた。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-18627.html
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