
心の伊達市民 第一号
毎日のように出歩いてブログのネタを探していると、思い掛けなく面白いものに出会うことがある。これも「散歩の役得」と言うべきか、「たなぼた」かもしれない。
「棚から牡丹餅」の英語訳を調べてみたら、「lucky break」とか「a windfall」と出ていた。
でも私は「a windfall」が気に入った。「風で落ちる」というような感じだろう。
今回は私が散歩の途中で見掛けた「お知らせ」、「看板」、「風景」などに登場してもらう。
かなり前に江東区で見付けた飲食店のお知らせである。
『店主 骨折明けの為 しばらく 10時閉店とさせて頂きます』
『誠に勝手ながら 料理おまかせのみの 営業とさせて頂きます』
「なぜ骨折したのかなー?」と、それが気になる。
私がランチに立ち寄った日本蕎麦屋の入口に貼ってあった。しかも3枚も!
『工事関係者の皆様 *服装、履き物等 着替えてからご来店下さいますよう よろしくお願いします』
特に綺麗な店内とは思えないが、以前になにか嫌な事件があったのだろうと想像する。
これではもう工事関係者は来ないだろう。客商売は難しいなー。
築地にある「お弁当屋」の看板『疫病退散』。
最近は見掛けなくなった「アマビエ」を今も使っている。
しかも弁当屋なのに、正式の店名は「ほわいと乳販店」だった。
ネットで調べたら次のように出ていた。『築地のほど近くに、元牛乳屋かと思わせる看板を掲げる一軒がある。しかし店頭に並ぶのはどー見ても弁当。日替わりのシャケ弁や唐揚げ弁当など定番が一通りそろっている』。
どうやら以前は牛乳販売店だったようで、店名はそのままのようだ。
築地6丁目のバス停の後ろに面白いものが置いてあった。
『ごみ箱ではありません リサイクルBOX』です。
私はなぜか「アザラシ」の顔のように見えた。
私のマンションではゴミの分別は「生ごみ」、「プラスチック」、「紙類」、「缶類」、「危険物」、「電池」の6種類に分けて出すようになっている。
有楽町のガード下の韓国系居酒屋『キムチいい関係』。
語呂合わせにしても、あまり上手くない。
店は大きく昼間から電気煌々だが、あまりお客は入っていない。
夜は出歩かない私なので、夜は流行っているのかもしれない。
新宿駅の甲州街道に面した「バスタ新宿」の向かい側の立て看板。
『このバス停留所は、バスをお待ちのお客様のための施設です。バス利用者の迷惑になりますので、バス停留所での宴会等の集会、喫煙は一切おやめください。皆様のご協力をお願いいたします』。
看板にあるような「バス停前での宴会」をする人がいるのかー。驚きだ。
足立区東綾瀬で見掛けた「床屋」の壁のアート『そろそろ髪切れば?』。
黄色の三角はポストかな?
でも「そろそろ髪切れば?」はお洒落な言い方だなー。
美容院かもしれない。
(おまけの話)
築地の聖路加国際病院近くにある、道路名「居留地中央通り」。
「居留地」という日本語は殆ど死語だと思う。今では意味が分からない人が増えていると思う。ここは日本開国の時に外国人を一ヵ所に集めて住まわせた場所なので、「居留地」なのである。
私は「居留地」と聞けば、アリゾナ州のインディアン居留地を連想する。
以前にプロカメラマンのOさんに連れられて行った時に、ネイティブ・アメリカン達が車でここへ通って来て商売をしているのを見てしまった。
中央区佃で見掛けた「リンビール」の文字。
酒を飲まない私は初めて見た時に、「これは何だ?」と思った。
でも落ち着いて見たら、古くなった「キ」の一文字が落ちてしまっただけだった。
でも今でも営業中なのだから、修理した方がいいんじゃないか?
マンション前から東京BRTに乗車して、ビックリした。
乗車口の左右にこれがあるのだ。
いくら「ハロウィーン」の飾りと言っても、この路線に子供は殆ど乗っていない。
乗客は新橋と虎ノ門に通うサラリーマンばかりである。
ハロウィーンは日本の文化ではない。日本のお祭りの飾り付けを見たことがない!
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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Shinji