
心の伊達市民 第一号
【明治座横のイチョウの絨毯】
少し前に江戸バスに乗って明治座の前を通った時に、浜町公園のイチョウが綺麗だった。そこで別の日に、わざわざイチョウを見に行った。
中央区は細長い公園が多いが、その理由は「昔の水路を埋めて、そこを公園にした」からである。
現地に行ったら、イチョウよりも珍しい葉がいっぱい落ちていた。
「Google lens」で調べたら、「アカガシワ」という木の葉だった。
イチョウとアカガシワの葉が、地面いっぱいに敷き詰めた絨毯のように広がっていた。
【浅草にマスクを買いに】
毎日、マスクをして出掛けていると、買い置きしておいた在庫も残り少なくなった。
そこで以前に買いに行っていた、浅草の新仲見世通りにある店に行ってみた。
「浅草はなんでも安い」という私の思い込みがある。
1年以上も前だと思うが、50枚入りのマスクの箱が100円だった。
1枚がたった「2円」なのであるから、材料費にもならないと思っていた。
今回は約3倍の「290円」になっていた。それでも、まだ他の店に比べたら安い!
【デンキブラン】
浅草には銀座とはかなり違うが、独特の歴史のある店が多くある。
その中の1つに「神谷バー」がある。創業は1880年であるから、142年の歴史がある。
この店の名物は「デンキブラン」であるが、私は酒を飲まないが、このカクテルの名前は知っていた。
「電気」がまだ珍しかった時代なので、商品に「デンキ」と付けばハイカラだった。
「ブラン」は「ブランデー」で、デンキブランはアルコールが45度と、強烈に強かった。今でもショーウィンドーに「デンキブラン」は飾ってある。
【昭和を感じる地下街】
マスクを買った後に時間があるので、浅草地下商店街に行ってみた。
この地下商店街は昭和30年開業で、日本で一番古い地下商店街だそうだ。それは現地に行けば分かる。
大通りから、「こんなところから入って大丈夫?」というような感じの階段を降りる。
私はこの地下商店街に来たのは2回目であるが、昭和の雰囲気満点である。
なんだか薄暗い。左の方を見ると「800円」という大きな赤い字が見える。
ここは床屋で、安いチェーン店(QBハウス)でさえ1200円の時代に、ここは800円で頑張っている。昼頃に行ったのだが、シャッターの閉まっている店が多かった。
夜になると元気になるのかもしれない。
【写真展】
「Co-Co」というフォトギャラリーが東銀座にあり、アマチュアの人達がここで写真展をやることが多い。
マンションの女性会員が『昨日、CoCoでベトナムの写真展を見て来ました』とメールで知らせて来たので、私も見に行ってみた。
私はベトナムには縁があるので、どんな写真が展示されているのか興味があった。
写真はモノクロで、町の普通の人達を撮影したものが多かった。
会場にいたカメラマンと少し話をしたら、『多くはハノイで撮影した』と言っていた。
家に帰ってから調べてみたら、プロの写真家だった。道理で上手だった。
【並ぶ】
最近はコロナの行動制限から解放されたせいか、アチコチで行列を見掛けるようになった。銀座のブランド店などは、開店前に長い行列が出来ている。
有名なレストランの前も並んでいる。新規開店の店の前にも並んでいる。
有楽町の「6th ORIENTAL HOTEL Cafe」 前には開店後でも50人以上が並んでいたが、「何時になったら入店できるのか?」と他人事ながら心配になった。
最近は時間帯によっては、都バスに乗り切れないほどの人達がバス停で並んでいる。
日本人は並ぶのが、好きなのだろうか?
【エスカレーター】
大江戸線で新宿に行く時は、「新宿」と「新宿西口」の2つの駅がある。
目的の場所により、どちらの路線を選ぶか決めてから乗る。
「新宿西口駅」で改札を出ると、長いエスカレーターがある。
ここに来ると、初めての人は「ギョッ」とする。
手摺にしつこいくらいに「たちどまってね」、「ぎゅっ」、「抗菌」、「つかまってね」などの文字が書かれている。私は他の駅では見たことがないので、この駅だけの理由を知りたい。
(おまけの話)・・・六本木界隈で。
【ミッドタウン六本木】
以前にもらった写真展のハガキに、六本木の「フジフィルム・スクエア」で写真展を開催していることが載っていた。場所は「東京ミッドタウン」の中なので、久し振りに行ってみようと考えた。
写真展はそれなりに素晴らしかったが、「撮影禁止」なので、ブログ用の絵が無い。
そこで奥の広場に行ってみたら、アイススケート・リンクが作られていた。
暖かい日が続いたせいか、日陰になる場所は大丈夫だが、陽当りの良い場所は氷が溶けて水溜りになっていた。
【国立新美術館】
まだ家に帰るには早いので、「国立新美術館」に行ってみた。
美術館入口近くに赤い蛍光灯が並べられていたが、これはアートなのだそうだ。
解説によると『作者は日用品や家具といった既製品や鮮烈な色彩を放つ蛍光灯を組み合わせることで、空間自体を体感させるような作品制作を行って来ました。今回の展示では高さ16m、8mの逆三角形をした美術館ロビーで空間全体にまで意識を促すような効果を及ぼす光の作品を生み出しています』。
「うーん!」。相変わらず「アートは難解だ!」。
【六本木ヒルズ】
美術館の後にランチにしようと思い、六本木ヒルズに向かった。
よく行く店の向かいに「小龍包」で有名な「南翔饅頭店」があるので、今回はそこにした。ランチは何種類かあったが、「小籠包とラーメン」のセット(1089円)を食べた。
帰りの地下鉄の中で、「なんか頭が涼しいなー」と思ったら、ランチの店に帽子を忘れて来てしまった。
家から店に電話をして、『取りに行くから、預かっておいて欲しい』と頼んだ。
翌週になり引き取りに行って、またランチを食べた。
でも良く考えたら、その帽子は100円だったので、100円の為に1089円を支払ったのが正しかったか?
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
Rietty
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アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
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むしゃなび編集部
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