コロナ騒動で色々な行事が中止となっていたが、今年から開催が再開された。
2月3日は「節分祭」だった。節分祭の起源を調べてみたら、『豆まきは悪魔を払い疫癘を除いて新年を迎える追儺(ついな)という宮中行事と、寺社が邪気を祓うために節分に行っていた「豆うち」の儀式が合わさったものと言われている』とあった。

次に「豆うち」とは何だろう?、ということになった。
これを調べたら、なんのことはない「豆まきと同じ」と出ていた。


 本殿の裏に「横綱力士碑」がある。



久し振りに「富岡八幡宮」の「豆まき」に行ったが、最高気温が7℃だったのでとても寒い一日だった。この神社は2017年12月に殺人事件があってから、なんとなく行き難くなった。

事件のあらましは「品行の悪かった宮司が辞めさせられて姉が宮司になった。それに不満を持った弟の元宮司が日本刀で姉と自分の妻を殺害し、自分も自殺した」という悍ましい事件だった。この神社は「勧進相撲」などが行なわれた由緒正しい神社で、境内には歴代横綱の名を刻んだ石碑もある。


 最初に地元の親方衆の木遣りで入場



豆まきは2回の予定で、午後2時と午後2時30分と午後5時からである。
以前に行われていた「芸能人の参加」も、「富くじ」も今年は無かったのが少し寂しい。3年前に行われた「節分祭」では、「富くじ」の一等は「ハワイ旅行」だったが、私はその時は「今どき?」と思った。

昔のことだがハワイが憧れに時代に、「トリスを飲んでハワイに行こう」というコマーシャルがあったが、それを思い出した。


神官が登場した。



ホームぺージでは「入場制限。500名」とあったので、午後1時15分に富岡八幡宮に行ってみた。すると既に整理券をもらう行列が出来ていた。「早く来て良かった」と思った。整理券をもらって境内の豆まき舞台の近くに行ったが、まだほとんど観客は来ていない。本殿に向って左右に舞台があり、それぞれが細かく9区画に区切られていた。

ソウルの圧死事故があった影響か、1ヵ所に集中しないように考えてある。
大勢の警官と警備員が出ていて、事故を恐れているようだ。
「豆を拾わないように!」とアナウンスがあった。そして地元の親方衆の木遣りに続き、神官が入場して来た。


 相撲取りも白人女性も豆をまく。



その後に本殿で年男・年女の御祓い神事があり、午後2時30分から豆まきが始まった。
豆まきには芸能人が付きものであるが、今年は大嶽部屋の力士だけだったが私の知る力士はいなかった。舞台の上から年男・年女が豆をまく。
私は紙袋を持参したので、その中に少し豆が入ったところで撮影に専念した。

かなり大量の豆がまかれたと思うが、いつものような大騒ぎも無く静かな豆まきだった。しかも参加者は拍子抜けの人数で、定員にははるか及ばなかったようだ。
やはり殺人事件の影響が、尾を引いているのだろう。


 大量の豆が降り注ぐ



(おまけの話)
どうせ門前仲町まで行くのだからと思い、富岡八幡宮から100メートルほど離れた「深川不動尊」の豆まきにも行ってみた。深川不動尊には、普段の日に私は時々行っている。ここで行われる「護摩供養」は4人の僧侶が法螺貝を拭いて入場し、全員で10人くらいの僧侶で行う儀式である。

護摩供養では大太鼓4台、鉦、声量のある読経、そして最大の見せ場の護摩の火を天井まで届くほど燃やす。これを「不動明王の知恵の炎」というらしい。この迫力に触れたくて、私は信者ではないが行くのである。


屋根の上には警察官が警戒していた。



正午に入場整理券を配布するというので、それに合わせて出掛けて行った。
本堂に向って左右に2つの舞台が作られていて、観客は赤・黄色・青・白に区切られた中に入るための入場整理券をもらう。

深川不動尊は境内が狭いので、豆まき会場を仕切り定員制(560名)で行った。
ここの「豆まき」も3年ぶりで、午後3時の護摩の後の午後3時30分から行われるので、その前に富岡八幡宮の「豆まき」に行った。
多くの人達も私と同じ考えらしく、入場整理券をもらうと富岡八幡宮に向って行った。


 深川地蔵尊の大僧正が登場した



富岡八幡宮の「豆まき」が終ると、ゾロゾロと深川不動尊へ向かって歩く人の波があった。警備をしていた警察官達も一緒に深川不動尊へ向かって歩いて行った。
午後2時45分になり、係員の案内で自分のもらった色の仕切られた場所に入る。
屋根の上には警察官が立っている。テロを警戒しているのだろう。

ここでもソウルの事故を考えているのか、係員が屋根の上から何度もスピーカーで告げる。『絶対に豆を拾うためにしゃがまないで下さい』。
我々が待っている45分の間に10回は告げていた。将棋倒しを心配しているのだろう。


 年男と年女が豆をまく。



午後3時20分頃になり、年男・年女が護摩祈祷を終えて舞台の上に上がって来た。
続いて大僧正が舞台に上がり、お清めを行ってやっと「豆まき」になる。
このお寺は豆まきの時に『鬼はそと!』は言わない。『福はうち!』だけである。

その理由は『不動明王がご本尊なので不動明王が悪心を持つ鬼でさえ改心させることから、豆まきでは「福はうち」とだけ発声します』となっているのが他の寺社とは違う。舞台に上がった年男・年女の人数は70~80人はいそうだ。
芸能人や力士はいないが、こちらの方が富岡八幡宮より盛り上がっている。


足の踏み場も無いくらいに、地面に落ちた豆。



豆まきは大きな枡に山盛りになった豆を一斉にまくが、豆が無くなると2~3分後にまた新しい枡で豆をまく。これを3回もやるのだから、相当の量の豆である。
みんなは紙袋などで受けるが、それでもほとんどが地面に落ちてしまう。
『絶対にしゃがまないで!』と言われているので、拾えないので勿体ない。

コロナ前までは袋入りの豆をまいたが、これだとしゃがんで拾ってしまうので豆を直にまいている。後ろの方で豆を受け取れなかった人もいるので、帰りには全員にお土産の豆をくれたのである。
久し振りの「豆まき」は少し興奮し、とても楽しかった。でも寒かったー。


豆まきが終り、お土産に頂いた「豆」


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    2017年12月に殺人事件があっ「富岡八幡宮」には足が遠のくのは当然でしょうね。そこの宮司が殺人犯人だなんて!!

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