心の伊達市民 第一号
「都会は自然が無い」と言われているが、この辺りは幸いに公園や水辺が多く、散歩のときに自然を眺められるのが嬉しい。今回は台風の余波が残る中を、初夏の浜離宮恩賜庭園を歩いてみた。
5月の初めに珍しい「ユリノキも花」の話を書いたが、その後、「花が咲けば実が生るはず」と思いしばらく待っていた。そしてこの日にユリノキの実を見付けた。
なんだかこれから花が咲くような感じがするが、これが「実」である。
浜離宮には梅林がある。
色々な種類の梅の木が植えてあるので、実の生る時期も様々である。
この日は殆どの木に梅の実は無かったが、何本かの木の下には梅の実が落ちていた。
1つ拾って帰ったが、猫は全然、興味を示さなかった。
この庭園は回遊式の日本庭園なので、松の木が多い。
入口を入った左側には樹齢300年の松がある。
右側には、手入れの行き届いた素晴らしい松の木々がある。
今の時期は緑色の「松ぼっくり」が見られる。「松ぼっくり」は松の実である。
アジサイの季節となり、期待して浜離宮恩賜庭園に行ってみた。
ところがこの庭園にはアジサイはわずかしか無いのである。
ほとんどが日本原産の「ガクアジサイ」で、丸みを帯びた大きな半円状の「西洋アジサイ」はほとんど無かった。
ここは「もみじ」が多いように感じる。
今の時期は花が終り種子がプロペラ状になり、風で飛ばされるのを待っている。
プロペラの中心に種が座っているのが目立つ。
浜離宮は水辺の公園なので、水捌けが悪い。
散策する小径は水溜まりとなっていて、靴の中が濡れてしまった。
でもその代り、アチコチに花菖蒲が咲いているのが見られる。
但し浜離宮恩賜庭園の池は、隅田川から流れ込んでいる「海水」である。
遊覧船の船着き場の前に、1本の大きな木が植わっている。
いまはその木に真っ赤な小さな花が、大量に咲いている。
木の名は「アメリカディゴ」というそうだが、花が咲いているのを初めて見た。
10センチ状の長い種が生るそうなので、その頃にまた見に来ようと思う。
(おまけの話)
浜離宮へ歩いて行く時には、「築地大橋」を渡る。
渡り終えたところの左側下を覗くと、「川鵜」が休んで羽を乾かしていた。
またすぐに餌を獲るために水に入るのに、なぜか川鵜はいつも羽を乾かしている。
浜離宮の横の運河に来ると、色々な鳥が見られる。
この時は運河の中の小さな岩の上で、「アオサギ」が休んでいた。
或いはこの場所で、餌の魚を狙っているのかもしれない。
公園の中の池で「カモ」が泳いでいた。
いつも3羽くらいで集団でいるのだが、この日は単独行動だった。
こちらに向かって泳いで来たが、私の姿に気が付くと反転して去って行った。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
詳しくはこちら- ジャンル
- 娯楽・趣味
- アクセス総数
- 1,433,850回
ハッシュタグ
月別アーカイブ
「むしゃなび」はこちらの皆様に支援して頂いています
人気の記事
-
11/19(火) 写真で見る東京(63)・・・佃散歩
-
11/20(水) 小さな旅・・・日本橋&六本木
-
11/18(月) 小さな旅・・・人形町
イベント
-
12/08(日) 09:40~17:00
「LAST HOPE」の映画
- 開催場所
-
室蘭市市民会館・だて歴史の杜カルチャーセンター
-
12/14(土) 20:00~23:55
年忘れディスコパーティー(PPSディスコパーティーVOL.3)
- 開催場所
-
室蘭市中島町5番街ビル2階(PPS)
「観光・体験」カテゴリーのおすすめ記事
-
2024/11/07(木) カナダからのサイクリスト(2)
-
ホテルマンの幸せ
0 -
2024/06/21(金) 徒然なるままに(122)
心の伊達市民 第一号
01 -
2024/06/15(土) 初心にかえるために行った場所
ホテルマンの幸せ
0 -
2024/08/10(土) 浅草サンバカーニバル
心の伊達市民 第一号
01
観光・体験に関する
特集記事