
心の伊達市民 第一号
いつまでも暑い日が続き、「この暑さは10月も続く」と天気予報で伝えていた。
この現象と「地球温暖化」は関係あるのだろうか?
9月21日は少しだけ涼しくなったので、「浜離宮恩賜庭園」と「日比谷公園」に早い秋を探しに行って来た。
【浜離宮恩賜庭園】
先ずは家から歩いて、隅田川を築地大橋で渡る。
隅田川を吹き抜ける風で、帽子が飛ばされそうになる。
浜離宮の入口の手前の大手門橋を渡る時に下を見たら、たくさんの「ボラ」が泳いでいるのが見えた。最初に見た時からは、ずいぶんと大きくなった。
浜離宮恩賜庭園は9月15日から21日まで敬老週間として、「60歳以上は無料」にしている。これは差別なく、外国人観光客にも適用しているそうだ。
正面のお花畑は「キバナコスモス」が真っ盛りだが、もう終りに近付いたのか、ミツバチの姿は無かった。
更に進み船着場に行くと、まだ遊覧船の寄港は行っていなかった。
船乗り場の前の広場には、1本の大きな木がある。
これは「アメリカンディグ」という名の木で、私は以前より注目している。
真っ赤な小さな花がたくさん咲くのだが、それより秋が楽しみだ。
巨大な鞘の種が枝から下がるのである。ところがなぜか今年は枝を伐採してあり、鞘になる実も種も刈り取られてしまっていた。全くガッカリである。
この日も外国人観光客が多かったが、なぜか欧米人ばかりだ。
アジア人は自然は好きではないようで、買い物と食べ物なのだろうか?
出口の方へ歩いて行くと、「女郎花(おみなえし)」の花に「ナミアゲハ」が飛んで来た。動きが早くて、なかなか写真に撮れない。これが粘ってやっと撮れた1枚である。
今回は彼岸花の様子を見に行ったのだが、今年の暑さでまだ咲いていなかった。
茎だけが伸びて来ていたが、その数も少なく、今年の彼岸花は期待できそうにない。
道路脇には「ムクゲ」が咲いていた。
この花はピンクと白があり、街路樹として今の時期はアチコチで見られる。
(おまけの話)【日比谷公園】
次に銀座で用事を済ませてから、日比谷公園に向かった。
有楽門から中に入り、そのまま奥に進むと桜門があり、そこに大きな銀杏の木がある。
行ってみて驚いたのは、もうギンナンが鈴なりで、地面にもたくさん落ちていた。
昨年は10月後半に、この場所にギンナンを拾いに来たのだが、今年は1ヶ月も早い。
しかもまだ葉が青い内から実が落ちている。なにかが変である。
異常な高温続きで、ギンナンが早く成熟したのだろうか?
踏み付けられたギンナンの甘い香りが周囲を覆い、少し気分が悪くなった。
その先の三笠山は、例年は離岸花が見事に咲く場所である。
ところがここも茎ばかりで、しかも数が少ない。
雑草に覆われていて、よく見ないと分からない。
その手前のテニスコート脇には、ヒマワリが咲いていた。
でももう終りなので、葉は虫に食われ、花びらは落ちかけていて情けない姿だった。
イチョウ並木をギンナンを踏まないように進み、「鶴の噴水」の池を見に行った。
しかし殆ど人は来ていないで、私の他にはカメラマンが1人だけだった。
池の周りの木も、少しだけ色付いてきた感じがする。
噴水を見た後に、帰るために幸門に向かった。
日比谷公会堂の手前で、ヒマラヤ杉に大きな松ぼっくりが付いているのが見えた。
幸門を出て汐留に向かい、「YATSUDOKI」でソフトクリームを食べ、東京BRTに乗って家に帰った。この日の万歩計は「1万2800歩」を示していた。疲れた!
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
Rietty
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Shinji