心の伊達市民 第一号

徒然なるままに(89)


【カイワレ大根】
以前の家には庭があり、趣味で野菜などを作っていた。
その土地は元は畑だったので、とても土が良く、茄子、キュウリ、ピーマンなどがよく育った。マンションに越して来たら全く土が無いので、とても寂しい。

最近になり「カイワレ大根」を、小さなプランターで育てている。
100円均一ショップの「ダイソー」で、種が2袋で100円で買える。
種を蒔き、1週間くらいで収穫となる。最近は食卓にカイワレ大根が登場することが増えた。


窓際で育つ「カイワレ大根」



【ハズレ続けて200回】
朝は早い時間から目が覚めてしまうので、ベッドの中でラジオを聞いている。
平日の午前5時からは「文化放送」で、週末は「ニッポン放送」を聞いている。
文化放送は時々、映画観賞券のプレゼントがある。それに応募し続けて200回にもなるが、いまだに当ったことが無い。もう応募を止めようかと、迷っている最中だ。

一方のニッポン放送は日曜日には毎回、3本の映画のプレゼントがある。
それに応募して、10回目くらいで当選した。そのチケットで、同級生のYさんと一緒に新宿で映画を見た。


  新宿「武蔵野館」で



【ピカソ】
中央区の新しく出来た「本の森ちゅうおう」で、映画鑑賞会があった。
タイトルは「ピカソ/天才の秘密」で、約70分のドキュメンタリー映画だった。
意外だったのはピカソは天才だったが、変人ではなかったようだ。
撮影には協力的で、サービス精神旺盛だった。

そして思い出した。私の家にはピカソのデッサン画があった。
A4くらいのわら半紙のような紙に、雑な裸婦の絵があったように記憶している。
いまはどこへ行ったか分からないが、私の想像では気の良い私の父親が騙されて買わされたような気がする。


「ピカソ/天才の秘密」★★



【猫のいる生活】
若い頃は猫より犬が好きで、しかも大型犬が好きなので「シェパード」を飼っていた。その犬が死んでから、女房の勧めもあり「猫」に変った。
いまは3代目で、中央区の捨て猫譲渡会で譲ってもらった雑種の姉妹の2匹がいる。

猫は犬のように呼んでも来ないが、それがいいのである。
問題は「ウンチ」をすると、私の傍に来て「片付けろ!」と泣くのである。
それも含めて、猫は私達を癒してくれる。


キャットタワーで居眠りのポアン



【松茸】
少し前に和食チェーン店の「木曽路」の折込広告に誘われて、銀座の店に行った。
私は「松茸御膳」を食べた話は既に書いたが、その松茸の薄くて小さなものにガッカリして、女房に「また騙された」と言った。それを聞いた女房はその翌日に築地市場に行って、松茸を買って来た。まだ国産は出回っていないので、買って来たのは中国産だった。

中国は日本の水産品を輸入禁止しているのに、日本は松茸を輸入禁止にしない。
夕食に出て来た松茸は大きく量もあったが、香りが薄い。
昔のように国産で焼き松茸、天婦羅、茶わん蒸し、松茸すき焼き、松茸ご飯など食べたいが、そんな日は来るだろうか?               


中国産松茸と酢橘(すだち)



【東京みなと丸】
9月18日に「豊洲ぐるり公園」に行って、レインボー・ブリッジを眺めていた。
すると東京都所有の東京湾視察船「東京みなと丸」が、ノロノロと進んで行くのが見えた。そしてレインボー・ブリッジの手前で止まったまま、動かなかった。
しばらく整備のために運行を中止していたが、いよいよ再開かと思った。

前回の申し込みの時に、『整備が遅れているので、予約の方はキャンセルになります』と、私にメールで知らせて来た経緯があった。そこで家に帰ってからHPを開いた。するとそこには『9月19日から運行再開を予定していましたが、再開を見合わせております』と書いてあった。イタリアから買うから、こんなことになる!


浜離宮横に係留してある「東京みなと丸」



【銀座のチンパンジー】
銀座を歩くと、色々な物に出会う。『ジジイも歩けば、アートに出会う』である。
晴海通りの和光の2本裏の通りを入ると、左側にチンパンジーの彫刻がある。
チンパンジーは右手を上げて、その先を指差しているように見える。

その方向には1人がやっと歩ける狭さの参道があり、赤い神社の鳥居が見える。
この神社の名前は「宝童稲荷神社」で、境内の無い中央区で一番小さな神社である。
チンパンジーは北海道伊達市出身の「渡辺元佳」さんの作品である。
銀座へ行くことがあったら、宝童神社にお参りしてチンパンジーを見て欲しい。


 「宝童稲荷神社」の方向を示すチンパンジー



(おまけの話)
【コーヒー(1)】・・・澤井珈琲
ベトナムの日本語教師から大量のコーヒー豆を頂いて飲んでいたが、6ヶ月でそれも切れた。ある時、銀座の澤井珈琲の前を通ったら、店が無くなっていて焦った。
落ち着いて周囲を見回したら、斜め向かい側に以前より大きな店になって営業していた。

この店からは定期的に、「サービスデー」の案内がメールで届く。
豆を買いに行くと、必ずおまけで「コーヒーの香り袋」と1回分のドリップ・コーヒーがプレゼントされる。私の好きな豆は置いていないので、たまにしか行かない。


 新装開店「澤井珈琲店」(銀座)


【コーヒー(2)】・・・LIFE
長くコーヒーを飲んでいるが、10月1日は「コーヒーの日」ということを知ったのは昨年のことだった。築地の「LIKE」ではサービスで豆100gのおまけをくれる。
ところがその日は「日曜日」なので、お店にメールで問い合わせた。

するとすぐに返信があり、『10月2日に行う。コーヒー1杯をサービス』とあり、コーヒー豆100gからだいぶランクが落ちたのだった。それでも私の好きな豆を置いているので、定期的に買いに行っている。ポイントを20点集めると、次回に1000円の割引も嬉しい。


コーヒー豆店「LIFE」(築地)



【コーヒー(3)】・・・トリコロール
銀座の喫茶室「トリコロール」の創業は、なんと1936年である。私の生まれる前から銀座で営業しているから驚きだ。コーヒーを飲む時は、いつもは「ドトール」か「スターバックス」だ。たまに「ローソン」で110円のコーヒーも飲むが、どこもそれほど味は変わらない。

家族で銀座でランチをした後に、女房に連れられて初めてトリコロールに入った。
彼女は大学生の頃から来ていたそうだ。私は「アンティーク・ブレンド」をオーダーしたら、1070円もした。女房は「カフェオレ」で、1160円だった。

慣れないコーヒーの値段に私は戸惑い、コンビニ・コーヒーとの違いが分からなかった。ただビックリしたのは、壁に伊達市の芸術家「野田弘志画伯」の本物の絵が掛かっていたことだ。


 高級喫茶店「トリコロール」(銀座)

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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1,433,820回

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