学生時代の友人達と作っている「都心を歩かない会」の9月の企画「豊洲」が、私の思った以上に評価が良かったので驚いている。
「どういう企画が喜ばれるか?」は、都心に住んで12年も経過して、都会人になってしまった私には、なかなか分からない。そうなると、次の企画を出すのに苦労するようになる。


 大江戸線「都庁前駅」



今回はメンバーの中の1人を除いて全員が、都心と離れているとはいえ「東京都民」である。そこで初めて「東京都庁」を中心にした企画を出した。今回の企画には1人だけが欠席となった。彼は現役カメラマンで、サンフランシスコ空港から「欠席」のメールが届いた。

いまでも仕事をしている友人を見ると、羨ましくもある。
きっと彼は「生涯現役」を貫き、カメラを腕に抱えて現場で笑顔で「さよなら」となるに違いない。


展望室から西方向を見る。



当日の朝になり、Sさんが「腰痛のため欠席」となった。
高齢者の会というのは、往々にしてこういうことが起きるのである。
午前11時に大江戸線の「都庁前駅」の改札口に集合したのは、ガイドの私を含めて5人だった。先ずは都庁の南展望台に行く。

ここは外国人にも人気の場所で、都内の全方向が見られるようになっている。
しかも草間彌生のデザインしたグランドピアノが置いてあり、丁度、日本人女性が弾いていた。展望室に来ている80%くらいは、外国人観光客だった。


東京都庁「南展望室」の草間彌生デザインのピアノ。



次に一度、2階まで下りてから、職員食堂に行くために机の上のパソコンで「入庁申請」をする。入館カードを胸からぶら下げて、エレベーターで32階の食堂に行った。
自動券売機で「なにを食べるか」迷ったが、「おすすめ」があったのでそれを買った。

他には「和食」、「洋食」、「ワンコイン」で選ぶようになっている。
洋食はメンチカツ、和食は焼き魚のようで、どちらも680円である。


入庁のためにモニター画面で記入する。



「おすすめランチ」の内容はワンプレートで、「焼きそば」と「豚肉と野菜の炒め物」、それに「コールスロー」が付いて680円だった。
「美味しくもなし、不味くもなし」というところだ。

食堂は広く、12時過ぎたら都庁職員も来だして満席となった。
ここで少しゆっくりしてから、1階に下りてネームプレートを入出門機に入れると、ドアが開いて通れるようになる。駅の改札のような仕掛けである。


今日の「おすすめランチ」(680円)



東京都庁を出て、向かい側の住友ビルに向かった。
ここは私が現役の時に長年の取引先があったビルで、よく通ったビルである。
数年前に大規模な改装を行い、ビルの周りにスカートのような大きなガーデンルームのようなものを作った。中心のビルは以前と同じであるが、全く違うビルに見える。

また今は有楽町の床屋に通っているが、以前は支店だったこのビルの床屋に通っていた。ここでお茶をしようと考えていたが、現在はカフェが無かった。


追加工事で出来た住友ビル1階広場。



仕方ないので新宿駅に向かい、エルタワー28階のニコンプラザに行き、そこで写真展を見た。2ヶ所で写真展を開催していたが、私の好みの写真ではなかった。
ショールームには最新型のカメラや望遠鏡が並べられていたが、最近はスマホに押されて高級品以外はあまりパッとしないようだ。

そこで同じビルの地下に降りてお茶にしようとなったが、どこの店も5人が座れる店は無かった。「もう十分歩いた」というメンバーもいたので、残念だがここで解散となった。今回は午前11時に集合して、午後1時10分に解散となってしまったのである。


 NIKONのギャラリー



(おまけの話)
一応の予定を終了し帰るには早過ぎたので、1人で新宿西口の「思い出横丁」に行った。最近はここが外国でも知られるようになり、外国人観光客が増えた。昼間はまだ人通りも少ないが、暗くなると人通りが増える。

見物客、外国人観光客、サラリーマンが入り乱れ、場末の雰囲気を醸し出す。懐かしいような光景が残っていて、それが人気の秘密なのかもしれない。


「思い出横丁」で昼間から飲む外国人観光客。



まだ帰るには早いし、大江戸線は歌舞伎町に近い場所からも乗れるので、「歌舞伎町」に行ってみた。以前と変わらぬ猥雑さと、それによる活気もある。
若者ばかりで、後期高齢者は見当たらない。

元新宿ミラノ座の跡地に完成した「歌舞伎タワー」の見学に行った。
私は既に2回ほど行っているが、その内の1回は歌舞伎タワーのトイレを経験する為であった。この建物の2階に時代を先取りしたのか、「ジェンダーレス・トイレ」が作られたのであった。(写真撮影禁止)


「歌舞伎町タワー」(ニコンから)と(歌舞伎町から)



ところが利用者の受け止めは違った。女性からは「個室扉の前まで、誰でも行ける」、「手洗い場が共用」、「化粧直しがし難い」、「男性に待ち伏せされたら怖い」などの意見が多く、結局は3ヵ月で中止となった。

10月26日には最高裁は「性同一性障害の人の性別変更を巡り、生殖能力をなくす手術を要件とする特例法を違憲」とした。見た目は男でも、『私の心は女性ですと言えば女性だ』というジェンダーも困ったものだ。複雑な世の中になり、私にはとても付いて行けない時代となった。


「歌舞伎町タワー2階の居酒屋「歌舞伎横丁」


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. 三多摩都民(Y)
    三多摩都民(Y)
    返信

    今回はメンバーの中の1人を除いて全員が、都心と離れているとはいえ「東京都民」である。多摩に住む私としては、川崎市に住むN氏の方が都民に近いような気がする。80年以上都民と言われながら,初めての都庁展望台に興奮した。遠く三多摩方面を眺めても霞の中に溶け込んでしまっていた。幾つになっても高い所が好きなのか、展望台の窓にしがみついて何時までも佇んでいた。都庁の食堂は一般人も利用できるのか、多くの観光客?らしき人で賑わっていたが、昼になり都庁関係の名札を胸にした人に押されてすごすごと席を離れた。
    普段は車でスポーツジムへ行き、3時間ほど水中運動をするのだが、平均歩数は、1200歩程度である。「都心を歩かない会」のメンバーに同行してもらうと、何と、8,746歩の大記録を達成できた。友のありがたみをつくづく実感したものであります。

  2. Shinji
    Shinji
    返信

    「歌舞伎町タワー2階の居酒屋「歌舞伎横丁」。いやはや、昼間っから夜の歌舞伎町を味わおうというものですね。ラスヴェガス、新宿版。

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