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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
天気が良かったので、アートを求めて銀座1丁目から8丁目まで歩いた。
都バスを「有楽町駅」で降りて、銀座一丁目方面に向かう。
東京国際フォーラムの横を通ったら、ギターの音色が聞こえて来た。
近寄ってみたら、いつもそこで演奏している「ダニエル・コフリン」だった。
彼は東京都の認定した大道芸の資格で、そこでギターを弾いている。
アメリカ人とのハーフで、演奏が上手なので、いつも人だかりがしている。
次は1丁目の「フジフィルム・フォトサロン東京」に写真を見に行った。
この写真展はプロもアマも出展できるので、写真の優劣が激しい。
そこを出た時に、急に思い出した。
少し前のテレビニュースで、『1丁目の「yogibo」という店が、夜中の0時からバーゲンをする』と知った人達が前日から並んでいる風景だった。
私からすれば、ただのビーズのソファ、椅子、クッション、ネックピローなどを売る店である。50%以上の割引に釣られて、並んだのかもしれない。
この日はバーゲン後の3日目だったせいか、店にはお客がいなかった。
銀座通りを歩いて行ったが、そろそろクリスマスの飾りが目立つようになった。高級ブランド店のショーウィンドーが、そもそも「アート」である。
4丁目角のNISSANのショールームに着いたら、昔のダットサンが飾ってあった。向かいの三越デパート前は、待ち合わせの人で大混雑である。
それに加えて外国人観光客が、ウロウロしている。
銀座は建物に高さ制限があるので、高層ビルの再開発は出来ない。
だからみんな街を歩く。それが銀座の魅力でもある。
NISSANの上の6階の「SONY イメージング・ギャラリー」に行った。
そこで「猫」の写真展が開催中である。
「猫がそんなことする?」、というような写真が展示してあった。
エスカレーターで下の階に降りたら、白人女性が群がっているのが見えた。
近付いて行ったら、そこには犬のロボット「aibo」が動いていた。
みんな興奮状態で、夢中でスマホで動画を撮っていた。
7丁目に行くと、左側に立体花壇が目立つ時計の「OMEGA」がある。
1階から上まで14段の花壇があるが、季節ごとに花を入れ替えている。
OMEGAを過ぎて横道に入ったら、男が私の方に近付いて来た。
そして手に持つ紙切れを、私に見せた。
そこには『38じかん なにもたべてない。しんどい』と書いてあった。
私は銀座で、この男に会うのは2度目である。
前回は暇だったので、『私も朝から何も食べてない』と言ってやった。
中国からニセ坊主も来るし、新手の出稼ぎかもしれない。
銀座8丁目に行くと、私の贔屓の「資生堂」がある。
贔屓と言っても化粧品を買うのではなく、地下のギャラリーである。
資生堂のギャラリーは1919年にオープンした現存する日本最古の画廊といわれ、銀座地区最大級の空間で現代美術を紹介している。
今回のタイトルは「このあたらしい世界 ただ、いま、ここ」というものだった。写真の作品がメインであるが、他には小さな作品もあった。
いつも見に行って思うのだが、いつも「難解なアート」である。
銀座8丁目の土橋近くに、高級バラの販売をする「ローズギャラリー」がある。この店は生花ではなく、プリザード・フラワーを販売している。
これはバラを乾燥・脱色・着色したもので、2~3年は持つそうだ。
それより驚くのが値段で、化粧箱入り「一輪のバラ」がなんと2万9700円もする。写真のような大きなものは、10万円以上もするだろう。誰が買うのか? 銀座で買い物をする人の中には、私の想像を越える人達がいるようだ。
(おまけの話)
SONY PLACEで写真を見てから、エスカレーターで下に降りて行った。
3階に来た時に「Inbody 無料測定実施中」の看板を見付けた。
通り過ぎたが気になって戻って、もう1回、看板を見直したら住友生命が行なっていた。
「無料」にも惹き付けられたが、「Inbody」とは初めて聞く言葉だった。
そこでよく分からないままに、部屋の中に入って行った。
受付で「Inbodyの測定をお願いします」と言ったら、機械のあるところに案内された。
靴下を脱ぎ、機械の足印のところに立つ。
そして両手でバーを握り、これもメッキの押し釦のような場所に合わせて、両手を開く、この時、肘を曲げてはいけないらしい。
約15秒ほどで結果が出て、それをプリントアウトした紙を別のテーブルで渡される。そしてそこに書かれた数値に関して、係の女性が説明してくれた。
この機械は韓国製で「体を構成する基本成分である体水分。たんぱく質・ミネラル・体脂肪を定量的に測定できる」そうだ。
家に帰ってからRAKUTENで調べたら、なんとこの機械は82万5000円もした。
私の測定結果は100点満点中「66点」だった。
「筋肉量 50.9」、「体脂肪量 20.9」、「肥満指数 24.2」、「タンパク質量 良好」、「ミネラル量 良好」だった。
僅かに上半身の筋肉量が不足していたが、これは仕方ない。ゴルフを止めたからだ。
下半身は毎日、歩き廻っているので、「標準」であった。
これは住友生命が行なっているので、もう生命保険に入れない年齢の私はお客でないのか、あまり愛想が良くなかった。
記事の問題について編集部に報告
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,396,006
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-21338.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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生命保険に入ろうか、どうしようかと迷っている間に、もう老齢になってしまって、入れなくなった。これで迷いが一つが消えうせた。ありがたい。