ブログ閉鎖中の話題(2014年2月13日)

以前から家族に『真冬の八甲田ホテルに連れて行け』と言われていた。
私が『冬の八甲田山は綺麗だぞ』と言っていたからである。
そこで娘の会社の休みを利用して、2泊3日で雪国を訪問をすることにした。


酸ヶ湯温泉の全景



雪は汚い物を全て隠してくれる。 だから私は雪は好きだ。
自分の隠したい物は沢山あるが、それは隠しようが無い。
でも、もう年なので隠す必要も無くなった。


自炊部の調理場の外は蒸気でツララが育っていた。



八甲田山には有名な「酸ヶ湯温泉」があり、ここは最近は特に有名になっている。
冬になると、テレビの天気予報で、「酸ヶ湯温泉は積雪〇〇センチ」と出て来るからである。今年は例年より雪が少なく3メートル50センチだった。


暗くなると、更に雰囲気が出て来る。



私は以前からこの酸ヶ湯温泉が大好きで、「ヒバ1000人風呂」と称する風呂は広くて混浴である。実際には300人くらいしか入れないと思うが、それでも他の温泉に比べたら圧倒的な広さである。泉質は硫黄泉で、私が特に好きな泉質である。


暗くなると、更に雰囲気が出て来る。



ここは旅館部があり、食事付と自炊の2種類があり、昔からの湯治場なのである。
この旅館で大儲けしたのかどうか判らないが、この温泉宿が近くに系列で八甲田ホテルを経営している。

八甲田ホテルは本家の酸ヶ湯温泉とは全く違い、高級で洗練されている。
あまり他では見ることも無いような太い木を使ったログハウス仕立ての建物で、サービスも食事も一流で評判となり、外国人も多く来るようになった。


「酸ヶ湯温泉」に向う自家用車。



このホテルに泊まるのは、私と女房は今回が4回目である。
前回は5年前くらい前の冬に来たが、お客は我々を含めて3人だけだったが、今回は20人位はいた。温泉の風呂はホテルにもあるが、私は酸ヶ湯温泉が好きなので、いつもホテルから車で酸ヶ湯温泉まで送迎をしてもらう。


雪の壁を両側に見ながら八甲田ホテルに入る。



食後に酸ヶ湯温泉に入りに行く女房と娘のお供をして一緒に行き、寒い中を写真撮影に専念した。戻ってからホテルで1人で温泉に浸かり、長い女房との結婚生活を振り返り、シミジミとした気分になり、「日本人で良かった」と思ったのである。 最近は温泉にでも入らないと、なかなか日本人を自覚できなくなった。


部屋から見た雪景色。 積もった雪が下から、上からは屋根の雪が落ちかけている。



(おまけの話)
東京駅を9時36分発の東北新幹線「はやぶさ」に乗る。・・・ことになっていた。
ところが前日の東京に45年振りという大雪が降り、私の出発日はダイヤが大混乱となっていた。それでも40分遅れで出発した新幹線は、盛岡で車両故障で運行中止となってしまった。


客室の窓は雪とツララで覆われていて、昼間でも暗い。



結局は別の列車に乗り換えて、1時間半遅れで新青森駅に着いた。
昔は新幹線が1時間以上遅れると、急行料金を払い戻してくれるサービスがあったような気がするが、今は2時間遅れから払い戻しをするように変ってしまった。
私は暇人で急がないのだから、あと30分遅れて、払い戻しを受けたかった。


玄関脇のツララ。



盛岡駅で「車両故障で運行中止」というのも、私からみたら怪しい。
走っていた時に、特に故障らしき予兆も無かった。
多分、この車両を東京に戻さないとその後の車両不足が起きてしまう為に、「車両故障」という理由を付けて盛岡で打ち切りにしたように感じる。

鉄道オタクの人がいたら、この事情を教えて欲しい。
私の推理は当っていますか?


部屋の中ら見た大きなツララ


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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