「床屋に行かなきゃ」と思いながらも、先延ばししていた。
行き付けの有楽町の床屋は、午前10時30分までに店に入るとサービス料金となる。
そんな時に都知事選挙に立候補した石丸信二候補が、東京駅前で午前9時から街頭演説をすると知り床屋の前に聞きに行ってみた。

生憎の小雨模様で、観客は50人くらいだった。通勤する男女が通り過ぎるが、遅刻するので立ち止まらない。石丸信二候補は丁度、私の半分の年齢だ。
演説も元気が良い。彼に期待していたが、残念ながら結果は2位だった。


東京駅丸の内のKITTEの前の立会演説風景



中央区の区報で「7月1日に、新しく晴海図書館がオープンする」と知らせて来た。
床屋を終り有楽町駅前から都バスに乗り、晴海の「ホテル・マリーナズコート東京」前で降りた。そこから2~3分の場所に、中央区は新しく「晴海区民センター」を建設した。その3階と4階が「晴海図書館」だった。

木材を多用した設計なので隈研吾氏の作かと思ったら、日建設計だった。ここは元東京オリンピック選手村だった「HARUMI FLAG」に隣接しているせいか、蔵書は学童向けだった。オープン初日に行ったので、お土産に本を入れる手提げ袋を頂いた。


 「晴海図書館」の内装



晴海図書館から家までは、歩いて10分も掛からない。
でも帰るには早過ぎるので、「豊洲ららぽーと」に行ってみようと考えた。
ここから豊洲へ行く都バスは無いので、20分ほど歩いた。

豊洲に近付いたところに「春海橋」に並行して「春海鉄橋」があるが、この橋はIHIが造船所だった頃の引き込み線である。現在はこの鉄橋を修理して、遊歩道にする工事を行っている。ずいぶん前から工事をしているが、完成は令和7年6月だそうだ。


 工事中の春海橋鉄橋



春海橋を渡って運河沿いを右に曲がると、左手にタワーマンションがある。
そこの植え込みを見たら「ハマナス」があった。
20年ほど前に北海道で初めて、森繁久彌の歌った「知床旅情」に出て来る「ハマナス」の花を見た。

ところが数年前に、マンション裏手の月島警察の近くで見付け驚いた。
先日は更に有楽町の東京交通会館の3階庭園でも見た。北国の花を都心で見てしまい、なんだか夢が壊されたように感じガッカリしている私だ。


「ハマナス」の実がなっていた。



その先は私が勝手に名付けた「アガパンサスの小径」がある。
タワーマンションの生垣に沿って、100メートル近く続くアガパンサスの花壇だ。
この小径の下に歩道があり、更にその下に運河沿いの遊歩道がある。

この遊歩道を進むと、その先は晴海大橋、豊洲大橋と続き、左手に豊洲市場を見ながら東京湾に出る。「アガパンサスの小径」を歩く人はいない。住民以外は知らないのかもしれない。紫と白の花が咲き誇り、いまは見頃だった。


 紫色のアガパンサス



誰も歩いていないので、「そうだ!動画を撮ろう」と思い付いた。
最近はなかなか動画を撮るチャンスに恵まれていなかったので、「これはいい!」と思ったのである。いざ撮ってみると、あまり良くない。

行ったり来たりしながら、色々な構図でアガパンサスが目立つように撮影した。
しかし結局は大した映像にならなかった。



アガパンサスの撮影を終り、一段下の歩道に降りた。
右側の遊歩道との間に植えられた並木に、黄色い花が咲いている。
この花の名前が思い出せない。喉元まで出ているが、出て来ない。

スマホの「Google lens」で調べたら、「アリアケカズラ」と出た。
でも違うと思う。もう一度、やってみたら、今度は「オオハマボウ」と出た。
これも違うと思う。家に帰ったからも調べたが、いまだに分らない。
イライラが収まらない。誰か教えて!


遠くにIHIの名残のクレーンが見えた



(おまけの話)
歩道を先に進むと「ららぽーと豊洲」の裏に出る。
以前はIHIが造船所に使用していた場所なので、その名残を保存してある。
一番目立つのが寂びたクレーンで、わざと寂びた色に塗装しているのかもしれない。

ドックは現在は観光船の船着き場となっている。
この一帯が公園になっているので、晴れた日なら広々としていてとても気持ち良い。


 IHIのドック跡は船着場になっている。



「ららぽーと豊洲」の裏側から館内に入る。
平日の昼間なのに、若い男女で賑わっている。どういう人たちなんだろう?
建物は3階建てで、吹き抜け構造になっている。ここはかなり広く、映画館もある。

隣の建物には大きなスーパーマーケットもあるので、豊洲の住民は「ここで全て完結」してしまう。いわば銀ブラのように、「ららブラ」をするのだろう。


「ららぽーと豊洲」の2階から



昼時となったので、ランチを食べることにした。
ここには色々なタイプのレストランと、フードコートがある。
5年くらい前の私なら、「なにを食べようか?」と目が泳いだ。
今回もレストランを見て廻ったが、特に食べたいものが無い。

仕方ないのでフードコートへ行ったが、ここでも気持ちは同じだった。
結局はフードコートの入口に近い「うどん屋」になってしまった。
今はランチには「うどんが一番、美味しい」と感じている。


「ざるうどん」と「カボチャの天ぷら」(520円)


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,420,133

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. 動画(Y)
    動画(Y)
    返信

    動画は楽しい!動く被写体を動画にする事と撮影者が動いて動画にするものと見ている動画に変わりはないが、私は「動く被写体」を動画にしてもらう事に良さを感じる。
    それにしても、撮影者の「見せる努力」に敬意を表するものである。

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,420,133

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ