心の伊達市民 第一号

ワンパウンドのステーキを喰らう

ブログ閉鎖中の話題(2014年9月3日)

いつものように午前5時過ぎにパソコンを立ち上げたら、同じマンションに住むMさんからメールが来ていた。
『お台場でアメリカンフェスティバルをやっていて、そこの目玉のONE POUNDのステーキを食べに行かないか?』とあった。


新橋から「ゆりかもめ」に乗り、「お台場海浜公園駅」で降りる。


ワンパウンドと言えば、約454グラムである。
私は肉を食べる時は100グラムあれば良い。その4倍以上の量である。
でも、私は「誘われたら断らない」をモットーにしているので、その日の11時にMさんと一緒に出掛けた。


ダイバーシティには巨大なガンダムが立っている。


アメリカンフェスティバルの会場は思ったより広かったが、お客が少ない。
一番奥に目指すONE POUND STEAKがある。
ステーキの焼き方指導が12時から始まるというのに、3組6人しかお客がいない。


アメリカンフェスティバルの会場風景。


初めて知ったが、「日本バーベキュー協会」というのがあるらしい。
【日本バーベキュー協会】・・・・・・・http://www.jbbqa.org/

20分遅れで、会長の説明でバーベキューの美味しい焼き方の講義が始まった。
この講義が長い。
会長のべーべキューに入れ込む気持ちは分るが、私は「早く焼きたい!」と気が焦る。
肉を叩き、塩コショウを振る。 裏側も同じようにする。
そして肉に少し切れ目を入れる。


座席は多いが、お客は少ない。


やっとアメリカ製の特製バーベキュー機材のWEBERグリルを使って、肉を焼く。
そこでも、まだ講釈は続く。 火加減から、肉を置く位置まで細かい指導がある。
勝手にグリルに置いては駄目だ。 肉は焼き焦げが斜めに付くように置く。


日本バーベキュー協会の会長が熱心に肉の焼き方を説明する。


重石を肉の上に置く。しばらくしてから蓋をして少し待ち、その後、肉をひっくり返す。そしてやっと出来上がりだ。
焼き上がったステーキを包丁で切り、席に着いて食べる。


ワンパウンドの牛肉はさすがに大きい。


会長が付きっ切りで指導したのに、焼き上がったステーキはウェルダンを越えていて、芯まで硬かった。指導も良いが、私の希望は勝手にやらせて欲しかった。
焼き方が良くなかったことだけが理由ではなく、ワンパウンドの肉はさすがに食べ切れなかった。


アメリカ製のバーベキューコンロ。


(おまけの話)
ステーキが焼き上がったので、皿に盛って席に着く。
お客が6人だけと少なかったので、2人ずつの3組は別々のテーブルに座ると思った。
ところが、若い2人組が私達のテーブルにやって来て、一緒に座った。


肉は中心ではなく、端の方に置くのだそうだ。


私は「なぜこんなに席が空いているのに、私達のテーブルに来るの?」と不思議だった。私達がステーキに付いて話をしていると、どうも聞き耳を立てているようだった。
そこで気持ち悪いので、こちらから2人組に話しかけた。

そして素性が分った。
その若者2人は会社の業務でステーキを食べに来ていて、お客の反応を探っていたのだった。なんと2人の勤め先の会社は、焼肉のタレで有名な「エバラ」であった。


途中から肉の上に重石を載せる。


それをキッカケに色々と話をした。
そして焼肉のタレがBSE問題を境に伸び悩んでいると分った。
また、マンション住まいの人が増えて、家の中で煙の出る焼肉は嫌われるようになったそうだ。知らない人と話してみれば、知らない世界が見えて来る。


最後にデザートとしてマシュマロを焼く。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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