
心の伊達市民 第一号
もうブログのネタも切れたので、今回はどうでもいいような話である。
特にイベントも無いので、有楽町から汐留まで歩いた時に見えた光景である。
暑いということもあり、有楽町から汐留まで歩く人はいない。
なるべく暑さを避けるために、私はJR高架下の商業施設内を歩いて行った。
スタートは日比谷の映画街に近い「有楽町産直横丁」の中を歩いた。
昼間から煌々と明かりが点いているが、夜はサラリーマンで賑わうのだろう。
「有楽町産直横丁」を抜けると、左は帝国ホテル、突き当りは日比谷公園である。
道路を渡り「日比谷 OKUROJI」に入る。
こちらは雰囲気が一変し、落ち着いていて高級感を出している。
品の良いお洒落な若者向けの店や、少し高級な飲食店が並んでいる。
歩いている人を見ても、引退オヤジは見掛けない。
その先はまた少し安価の、飲食街の「裏コリドー」になる。
更に進むと地元の飲み屋街となるので、そこからは道路に出る。
右角に「鯛焼き屋」があり、たまに買うこともある。
大通りに出るので信号を渡り、ガード下をくぐって左折して新橋駅前に出る。
ここでは蒸気機関車が目印となり、サラリーマン達が待ち合わせをしている。
時々、サラリーマン相手にテレビ局がインタビューをしているが、私は声を掛けられたことがない。見た目から「引退オヤジ」と分かるのだろう。
名所の「宝くじ売場」のある、JR「烏森口」改札口の方へ歩いて行く。
宝くじ売場の横にある自動販売機に目が行った。
通常は140円から180円くらいの飲み物が、ここでは100円のものが多い。
やはりサラリーマンの街は、探せば色々と安いものがある。
ランチの値段も色々だが、サラリーマンを相手の店は1000円以下である。
私は昼にご飯を食べてしまうと夕食に響くので、いつも「うどん」で500~600円だ。
テレビで見たニュースで「サンマが大量で安い」と伝えていて、その時にインタビューに答えていたのが、駅の反対側にある「根室食堂」だった。
「サンマ定食が900円」と話していたのを思い出し、昼時なので店に行ってみた。
入口でテレビで見慣れた男がいたので、「サンマはありますか?」と聞いてみた。
男は「もう売り切れです。来週には入荷すると思う」と言っていた。
自宅ではサンマは煙だらけになるので食べないので、来週になったら来てみよう。
暑いので、すぐ近くの「新橋駅前ビル」に入った。
ビルの正面入口に巨大な「狸」の像が立っている。
最近はなにかとセクハラなどと言われるので、世間的には狸象は姿を消している。
新橋はその点でも「特別」なのかもしれない。
狸の足元には、『昔懐かしい新橋駅前の狸小路 今じゃ狸広場の主人公・・・「狸広(たぬこー」と名付けり。太っ腹の広きこと千畳、前金のでっかきこと萬両也』と書いてある。
涼む意味もあり、地下一階の食堂街に行ってみた。
そこは最近では見掛けないような雰囲気で、昭和の空気が漂っている。
午後1時に近かったので、もうサラリーマンは会社に戻っていて、歩いている人は少ない。店の前に書かれているメニューを見たら、それほど安くはなかった。
私は「昭和の値段」とは言わないが、外の店より安いと思い込んでいた。
でも高齢者は、ここで昭和を思い出すには良い場所だ。
(おまけの話)
新橋駅前ビルは、駅からの地下道に通じている。
そのまま進めば、都営「浅草線」を過ぎて汐留に行ける。
ここから通路は広くなり、真ん中に仮店舗や、イベント広場もある。
右手にニッポン放送のビル、その先には資生堂本社がある。
この辺りは自宅から東京BRTに乗ると、最初の停留所のある「新橋BRT」になる。
「新橋」と付いているが、JR新橋駅までは歩いて数分かかる。
東京BRT乗り場は1階にあるが、向かいは地下一階から吹き抜けになっている。
そこにはニッポン放送の色々なお土産を売っている「日テレ屋」があり、その隣の角は私がよく行く「YATSUDOKI」で、ここで食後にソフトクリームを食べる。
店の横には変なオブジェというか、10個以上の像が置いてある。
これは2003年に日テレタワーが完成した時に、「あーと驚く」と題したイベントでこの「シオタマ」が登場したそうだ。「シオ」は「シオドメ」だろうが、「タマ」の意味が分からない。調べてみたが、作者も意味も公開していなかった。
この「シオタマ」を横に見ながら、隣の「つるまる饂飩」に入る。
最近はこの店でランチで「うどん」を食べることが多い。
いまは暑いので、「冷ぶっかけおろし」を食べる。
最近は浜離宮に見物に行った帰りの外国人観光客が、「うどん」を食べる来る。
でも全く言葉が通じないので、注文の方法が分からない。
彼等は写真を見て指差しているが、「冷たいのか? 熱いのか?」が分からない。
店の者も困っているが、それで後ろで待たされる私も参っている。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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ふらり旅人からのゲストハウス 自由人 小林圭子氏 〜想いと直感のままに『ポンコタン』
今回の主人公は洞爺湖の近くでゲストハウス『ポンコタン』を営む小林圭子さん。 旭川出身の47歳。 洞爺湖に移住する前は名古屋で商売をされていました。 「北海道には30代後半からバイクにテントを積み、 ふらりと旅しに来ていました。」 洞爺湖との出会いは、 2018年に「幸せのパン」の映画の舞台になったところを見てみたくて 青春18きっぷでふらりとやってきたのが初めてでした。 ところで圭子さん。 なんと言うか・・・。 「以前、どこかで会いましたっけ?」 そんな錯覚を起こさせる人です。 あの、バリアフリーな雰囲気は一体どこからくるのだろうか? 探ってみたくなりました。 旭川から札幌へ。 そしていきなりポン!と名古屋へ飛んだ圭子さんが始めたのは、 なんと”バナナ焼き屋“のお店でした。 店の名前は「パピリカ」。 それはアイヌ語で「豊作」という意味です。 バナナ焼き屋をやろうと思った理由は〜。 「小さい頃から食べていたソウルフードだったから」 ただそれだけの理由で、 古くからお菓子文化が発達している(駄菓子の製造所も多い)名古屋で店を出そうとは、 普通はなかなか考えつかない。 でもそれをひょいっと始めてしまうところが圭子さん流。 深くは悩まない。 やりたいからやる。 ただそれだけ。 そんなシンプルさが、度胸を超えた何かを感じます。 パピリカ時代のHPを見つけました。 熊が鮭ならぬバナナを咥えている姿が なんともユニークで忘れないロゴです。 何事もサラッと話す割には材料にはかなりこだわっています。 卵も牛乳も使用していないので(カスタード以外)、 卵アレルギーや牛乳アレルギーの子どもを持つ親御さんも よく買いに来てくれたそうです。 そして白餡はしっかりと手作り。 バナナ焼きと言えば旭川の名物お菓子。 この時お話を伺うまで知りませんでしたが、 旭川のバナナ焼きにもバナナそのものやバナナエッセンスなど、 バナナフレーバーは一切入っていないそうです。 バナナ焼きとは、形からだけ連想するネーミングのようです。 とても美味しそう〜! 食べたかった〜! パピリカはすぐに地元に溶け込み、 8年間営業を続けました。 その時の繋がりは今も続いていると言います。 人懐っこいと言う表現とも違う、 相手に壁を作らせない不思議な力を圭子さんは持っています。 「いろいろなところから転勤してきた人たちが多く住むところでした。 近所の方がよく買いに来てくださっていましたよ。 家賃を払いつつ、 女ひとりが食べるだけの分はなんとか稼げていました。」 「ところで、ポンコタンは小さな村という意味。 パピリカは豊作という意味ですよね? どちらもアイヌ語ですが、なにか特別な意味があるのですか?」 そんな筆者の質問に 圭子さんはまたもやあっさりと答えます。 「いや、なんとなくです。」 まただ…。 やはりこんな調子…笑 筆者はその言葉の背景を知りたい!と質問をしても、 決してはぐらかす訳ではなく、あくまでもサラッと答える。 想いが至極シンプルだからこそ、 きっとその時の直感のまま「なんとなくそうしよ」と 思った通りに動いてしまうのだろうと思います。 しかも、転機にはだいたい誰かが力を貸してくれる。 これはもう人徳です。 気負わず流れに任せるというのは、実は楽そうで楽ではない。 でも圭子さんは素直に誰かの力を借りながら、 とても自然にその技を使ってしまう。 「名古屋の友人がゲストハウスをしていたんです。 あらたに宮古島でゲストハウスを始めるにあたって、私も少し手伝いました。 その友人は度胸があるというかなんというか、 外国人が結構泊まりに来ていたのですが、英語は喋れないんです。 でもなんてことなくやっているのを見て、 私も妙な自信をつけてしまいました。 『そうか、英語ができなくても宿屋はできるんだ』 ってね。」 「その辺りから、ゲストハウスに興味を持つようになりました。 ちょうど、ふらりと洞爺湖へ足を運ぶ機会も増えていたこともあり、 洞爺湖の近くでゲストハウスをやることが ふわっとしたものから現実的になりました。 あ…その前にバナナ焼き屋を畳まないと。」 そう思った時、 店を丸ごと買いたいと申し出てくれた人が現れました。 それは元々はお客様だった友人で、古民家カフェを営んでいる方でした。 バナナ焼き屋営業終了2日後には洞爺湖に移住してしまうというスピーディーさ。 思ったらサラッと行動! その後、1年半をかけて建物をリフォームし、ポンコタンを開業されました。 「待っていてくれているような気がしていました。 洞爺湖はどっしりとしていて迎え入れてくれるような安心感がある湖だと感じています。 移住してすぐは、キャンプ生活をしながらあるホテルでバイトをしていました。 同時に物件探し。 そんな中、即決したのがこの建物でした。 借金も1000万円以上してしまいました。」 この建物は、昔、ある会社の社員寮だったところ。 なので、一部屋一部屋にトイレが付いていました。 さて、ゲストハウス「ポンコタン」は 内装・外装そのほとんどをDIYしています。 もともと建物に興味があったわけでもなかった圭子さんですが、 もの作り好きであったことが功を奏しました。 「必要に迫られた部分もありますが、 バナナ焼き屋時代に建物の内部構造にものすごく関心を持つようになりました。 そもそもは工事関係者への不満に端を発したのですが、 お陰で建築について色々知ることができました。 建物がどんなふうにできているのかを知るために、 分解しながら構造を理解していきました。 コンクリートにネジを入れるにはどうしたらよいか?とかね。」 冒頭に登場した仕切りに描かれた洞爺湖の絵は、名古屋時代の友人が描いてくれたもの。 「名古屋時代の友人たちは変人が多くて(笑) 尋ねてきては色々置いて行ってくれます。」 困ったふりをして、笑いながら話す圭子さんには、 遠くから支えてくれる友の存在に感じる安心感が表れていました。 圭子さんの仲間たちは、 「ポンコタン」のオーナーの とてつもなく自然体なおもしろキャラクターをよくご存知のようです。 「うちね。コンセプトなんてないのよね。」 圭子さん、突然、そうサラッと言った後でこう続けました。 「よく眠れました!って言ってもらえるのが一番嬉しいかな。 旅の途中で快適な時間をここで過ごしてくれたら、 それが一番嬉しい。 それとね。 今年の夏はすごく忙しかったのね。 借金あるからあと10年はやらないといけないけど、 とりあえず持続可能な宿を目指して働き方改革するわ(笑)」 「10年経ったら何するの?」 そんな問いに。 またもやサラッと 「わからないな」 と答える圭子さんでした。 帰り際 「また来て!」 と軽い調子で言われました。 「うん」 と答えてしまいました。 ポンコタンの魅力は この気安い感じなんだろうと思った筆者でした。 決して気負うことなく、 そのまんまの圭子さんが妙な安心感を与えてくれる取材の時間でした。 ゲストハウス ポンコタン 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉97 080-6092-4967
Rietty
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