
心の伊達市民 第一号
facebookで「仙台堀川公園」の彼岸花の写真を見た。
私は「仙台堀川」という名を初めて見たので、それがどこかを調べてみた。
すると江東区の外れで、荒川の近くだと分かった。
珍しもの好きの私は、そこへ行ってみることにした。
大江戸線で「門前仲町」に出て、そこから都バスに乗って「境川停留所」で降りる。
「仙台という名が付いていて変だな!」と思い、ネットで調べてみた。
すると「江戸時代、この堀の北岸、現在の清澄公園の西隣に仙台藩の深川蔵屋敷があり、この堀を利用して仙台から送られた米等を運び入れたことから「仙台堀(せんだいぼり)」と呼ばれ、その後、昭和40年(1965年)河川法改正で砂町運河と合わせて「仙台堀川(せんだいぼりがわ)」となりました。旧中川と隅田川を結ぶ運河のひとつです」とあった。
江東区という地区はいまはかなり人気のある場所となっているが、まだマンション価格が安いからのようだ。
「江戸時代までは東京湾に注ぐ河川のデルタ地帯で、海面と散在する小島があるだけだった。江東区の発展は江戸初期の埋め立てに始まる。1657年の大火後、幕府は火事に強い町づくりを計画し、密集した市街地の再開発に努めた。貯木場を永代島に集めて木塲を創設した後、現在の木塲に移した』
『深川地区は河川を利用した木材・倉庫業・米・油問屋などで栄えた。一方、城東地区は江戸近郊の農地になった。また江戸近郊の行楽地としても知られていた」。
城東地区というのが、今回、私が行った場所である。
さて「仙台堀川公園」だが、HPによればここは『江東区が「区民の森」をテーマに整備した、延長3.7キロ、面積10.4haで都内最大の親水公園である。ふれあいの森、果実の森、科学の森、親子の森などの特色ある7つの森や、桜並木が続き、春の桜や新緑、なつから秋の果実や紅葉など、四季折々に目を楽しませてくれます』とある。
今回は彼岸花を見るだけなので、東の外れの方だけを見た。「親水公園」というのは川や運河を埋め立てて造った公園で、その特徴や歴史的経緯を活かし、水に親しんで遊べるような水路や池、施設がある公園のことである。
この公園は親水公園なので、昔の河川を埋め立てて作られている。
だからかなり細長いので、今回は3分の1くらいしか見ていない。
私の見た彼岸花の咲いている場所が、この公園で一番多い場所かどうかは分からない。
公園で雑草の刈り取り作業の警備をしている男性に、『彼岸花が咲いている場所はどこですか?』と聞いただけだからだ。本数も10本くらいの場所から、50本くらいまでと、そんなに多くはない。
最近は彼岸花と言うよりは、「曼殊沙華」と言う方が多いかもしれない。
私の父の墓がある八王子の奥の寺に行く道の、土手に咲いているのをよく見かけたものだ。だから私にとっては「彼岸に咲くから彼岸花」なのだが、最近は観光が主たる目的になった。
各地で競って曼殊沙華を植えて、宣伝をしている。
都内近郊では府中市郷土の森(40万株)、野川公園(5000株)、昭和記念公園(5000株)、圧巻は巾着曼殊沙華公園の500万株である。巾着曼殊沙華公園は私の所属していたゴルフ場の近くなので、現役の時は何度も見に行った。
彼岸花は圧倒的に赤色が多い。
白い彼岸花も少しは見ることが出来るが、白い彼岸花は交配種である。
これは赤い彼岸花と黄色い彼岸花の「ショウキズイセン」と交配して出来たものだそうだ。特に九州地方に多く見られるようである。
彼岸花は普通は横から見ているから、とても華やかな感じがする。
ところが真上から見るとスカスカで、自然の作り出すデザインに感心する。
(おまけの話)
都バスを「境川」で降りて、少し戻ると「仙台堀川公園」がある。
石段を下りて行ったら、木の隙間から「コサギ」が見えたような気がした。
静かに少し戻って、葉の間からコサギを見た。
気が付かないのか、あるいは人慣れをしているのか、全く私を気にしていない。
そして時々、素早くクチバシを水中に突っ込む。私から見えるほどの大きさのものは捕らえていない。
彼岸花を見るために、公園の奥に行ったら大きな池があった。
男が2人で釣りをしていた。ここで「ハゼ」が釣れるらしい。
ハゼが釣れるということは、この池には海水が流れ込んでいることになる。
江東区は「ゼロメートル地帯」という、悪名で評判になっている。
「仙台堀川公園」の海抜をネットで調べたら、なんと「マイナス2メートル」と出ていた。満潮時の海面より2メートルも低いところに住むのも、万が一のことを考えると怖い。
東京都のゼロメートルは江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区の広範囲にわたっている。
最も低い地点は江東区の砂町地区でマイナス4メートルの地点がある。このゼロメートルは荒川沿いに広がっており、4つの区域のほぼ半分を占めている。これをわかりやすく言うと、このゼロメートル地帯は水深0~4メートルの巨大な湖であり、周りは川や海で取り囲まれ、その堤防が水の流入を防いでいるおかげで通常の生活が営まれているということである。
逆に言うと、その堤防が決壊すると、この地帯は何メートルもの水に浸かってしまうことを意味している。大地震で津波が来たら、この辺りは水没するのはないだろうか?
親水公園があるところは、海抜が低いと考えた方がいいのだろうか?
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
Rietty
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確固たる想いを洞爺湖で実現させたい! 〜『湖の膳舎 なかむら』 和食職人 中村 悠佑氏〜
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