
心の伊達市民 第一号
【六本木ヒルズ】
前回の桜の報告で、今年の桜情報のブログは終了のつもりだった。
ところがテレビ報道では「4月6日が今年最後のお花見になるでしょう」と伝えているのを見て、今年の最後のお花見に行きたくなった。
そこで色々と考えた末に、六本木の桜を見に行くことにした。
なぜならそのTV番組が六本木ヒルズの「毛利庭園」から中継していたからである。
テレビ画面では桜が満開で、とても綺麗に見えた。
六本木ヒルズに向かう道は、他の観光地ほどには外国人観光客はいなかったのでホッとした。裏道から「毛利庭園」に出た。ここには大勢の日本人の花見客がいて、お弁当などを食べていた。
桜は満開を少し過ぎたくらいで、さわやかな風に吹かれて花びらがハラハラと散っていた。
テレビ局の手前にある「毛利池」には、散って落ちた「花びら」が浮いている。
風が無いので吹き溜まりが出来ず、花筏は出来ていない。
池の端には金色のハート型の記念撮影場所があるのだが、これは私は気に入らない。
折角の和風の光景をぶち壊している。
六本木ヒルズの中央にある「六本木ヒルズアリーナ」で、なにかやっているのが見えた。
そこで私は館内に入るために螺旋階段を上る。
上から見下ろしたら、舞台で傘を回して踊っている人、その横で巨大な旗竿を振り回している人がいた。
周囲を取り囲むように屋台とキッチンカーが出ている。
アナウンスを聞いたら、どうやら「鳥取県」のイベントのようだった。
その先に進み、「けやき坂通り」の上の陸橋を渡る。
冬になると「けやき坂通り」の両側は、イルミネーションで電飾されて多くの人出で賑わう。この道には桜は無いので、いまは全くひっそりとしている。
陸橋を渡ると六本木ヒルズのレジデンス区になる。
ここはかなり高級な住宅街で、いくつかのタワーマンションがある。
そこを抜けると「六本木さくら通り」の上に出るが、ここも陸橋になっている。
この道の両側に植えられた桜が満開で、陸橋の上からは絶景である。
この場所はあまり知られていないので、ゆっくりと下を走る車と桜を楽しめる。
「六本木さくら通り」でゆっくりと花見をして、動画撮影もした。
六本木ヒルズには他には桜は無いので、館内の飲食店や店舗を少し見て廻った。
店舗はお洒落で私には全く縁の無いものばかり売っている。
外が見える場所に移り、上から「毛利庭園」の桜を撮影してから「ミッドタウン六本木」に向かった。
(おまけの話)【ミッドタウン六本木】
六本木ヒルズからミッドタウン六本木に歩いて行った。
こちらは六本木駅から近いせいか、六本木ヒルズより混雑していた。
館内には入らず建物の先の遊歩道に行くことにした。
ここには「さくら通り」という名の桜並木があり、大勢の人達が「お花見」に来ていた。
途中の陸橋の上から写真を撮る人が多く、警備員が出ている。
陸橋の上から写真を撮り、また下の遊歩道へ降りた。
道路はピンクに塗装されているが、桜を表しているのかもしれない。
時々、車が通るがタクシーが多い。この先のホテル「ザ・リッツカールトン」でお客を乗せたのだろう。
「さくら通り」を進むと、左側には広場がある。
この時は有名ブランドの「ディオール」が貸し切りで、イベント会場となっていた。
右側にはお洒落なレストランがあるが、まだ少し寒いので外の客席には誰もいなかった。
「さくら通り」から飛んで来た「花びら」が、地面にいっぱい広がり黒い床が白く見えた。少し疲れたので館内に入った。ところが館内は大混雑で、座る場所も無い。
仕方ないので地下鉄に乗って座ろうと思ったのに、大江戸線も混んでいて座れなかった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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06/18(土) 景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
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Shinji