
心の伊達市民 第一号
【工事現場のアート(1)】
日本橋の近くで大規模な再開発が行われている。
この工事中の仮囲いの壁のアートが、最近になって新しくなった。
初めて見た時は衝撃を受けた。このアートの作者は「ナカミツキ(28 )」で、若さがあるから描ける絵なのだろう。
解説によるとこの絵は『身体から沸き起こる衝撃性と現代の視覚表現を考察し、現代の音楽シーンや配信サブスクリプションから得た膨大な数の歴史的な音楽データや記録を最もポピュラーな電子端末iPhoneとアプリケーションで仮想キャンパスに描画し、その下絵をもとに出力とアクリル絵の具で描く手法を用いている』。
この説明を読んでも、なんだか分からない。
時代は私のはるか先に行っていて、霞んで見えない。
【工事現場のアート(2)】
都バスが有楽町駅前に到着すると、そこは現在は新有楽町ビルの解体現場である。
工事現場の仮囲いで殺風景だったのが、気が付いたら派手なアートで埋められていた。
この作品の作者は「KOYAMA TAISUKE」で、作品の説明は次のようなものだった。
『新有楽町ビルと新国際ビルの屋上で採取したヘドロや土、落ち葉などをスタジオに持ち込み、サイアノタイプと呼ばれる技法でイメージに定着。有楽町ビルを照らす太陽光によって、近代の都市空間において潜在化・不可視化されてきた土の存在や、土を生み出す植物の痕跡を可視化した』。
これを読んで分かった人は、もうアーチストを名乗っても良い。私はなにがなんだか分からなかった。
【深川七不思議(1)】
どこで見たか忘れたが、「深川七不思議浮世絵風版画展」が、深川江戸資料館で開催されていると知った。本所には江戸時代から伝承される奇談・怪談があり、古くから落語の噺のネタになって来た。
その七不思議は7つ以上もあり、「置行堀」、「送り提灯」、「送り拍子木」、「燈無蕎麦」、「足洗邸」、「片葉の葦」、「落葉なき椎」、「狸囃子」、「津軽の太鼓」などがそうだ。それを浮世絵風にしたのなら面白そうだと思い、出掛けて行った。
HPによると『不思議とは仏教用語の「不可思議」の略で、人間の思考世界を超えた深い心理や現象を意味しています。また 「七」という数字は、仏教では人の死後は7日目ごとに供養することになっていたり、民俗の世界でも七福神・七草・ 七人塚・七つ道具などの言葉があることから、聖数信仰 に通じると考えられます』とある。
【深川七不思議(2)】
シニア料金の400円を支払い館内に入る。ここは何度も来ているが、階下に見慣れた江戸の町が作られている。当時の町人の生活が分かるように、庶民の家の中が見られるようになっている。しかしどこにも「七不思議」の展示が無い。
仕方ないので受付で確認するために、「出口」と書かれた階段を上った。
ところがその先の出口への狭い通路に壁に、「深川七不思議浮世絵風版画」が展示してあった。
作者は妖怪面作家の「北葛飾狸狐」という、変な名前の人だった。
A3くらいの額に7枚の「不思議」を入れて、壁に並べてあった。写真撮影も禁止だった。「深川七不思議浮世絵風版画展」という名前にしては、寂しい展示だった。騙された感じは否めない。
【江戸川花火大会】
8月2日(土)に「江戸川花火大会」が開催された。
前週の土曜日は「隅田川花火大会」だったので、2週連続で家の窓から花火を楽しんだ。江戸川の花火は隅田川の花火よりかなり遠くに見えるが、花火を遮る邪魔なビルなどは無い。部屋を暗くして夕食を食べながら、7時15分から始まった70分間の花火を堪能した。
今年の花火は例年と大きく変り、新しい形の花火が登場したのも良かった。
今回も三脚は使ったがコンパクトカメラで撮影したので、画像がぼやけていた。
いつもはあまり気になっていなかったが、遠くの光景をコンパクトカメラのズームで撮影するのは無理があると分かった。
【講談社セミナー】
ビジネスは卒業したのに色々な展示会や講演会に行くせいか、時々、経済講演会の案内メールが届く。殆どの場合は無視だが、今回は講師が竹中平蔵氏だったので24日の講演会を申し込んでみた。
当日は会場の音羽の講談社に少し早めに行って、受付で受講メールを見せた。
すると受付の女性が言った。『これは明日の講演会です。今日は23日です』。
またやってしまった! もうお迎えも近そうだ。 改めて、また翌日に出掛けて行った。
講演のタイトルは「理論から実践へ加速する製造業DXの未来」という、なんだか難しそうなものだった。ところが竹中平蔵氏の講演はたった30分で終り、後の30分はスポンサーの外資系会社のコンサルの紹介だった。
更に100人の会場に50人くらいしか集まらず、竹中平蔵氏の人気も衰えたようだ。
(おまけの話)【10圓ラーメン】
テレビニュースの「100円ナポリタン」の放送の時に、「100円の八王子ラーメン」も同時にやっていた。なぜか安い変な食べ物は八王子が頻繁に登場するが、今回も同級生のYさんに取材をお願いした。
私の期待に応えて早速、行ってくれてメールと写真が届いた。
『気温34度の猛暑に負けず、「八王子100円ラーメン」の取材に行って来ました。花街の面影を残す一角に小さなお店がありました。なんと!店頭のお知らせをよく見ると、「夜から営業18時~20時」。残~念でした』。
気の毒だが、もう一度、夜に取材に行くように依頼した。
今回の取材のために彼は3回も行っている。1回目は営業時間外、2回目は「お祭り?」で臨時休業だった。「三度目の正直」という言葉があるが、「100圓ラーメン」に3回も行ってくれたのである。
Yさんの報告では、この100圓ラーメンはそもそもは『メダカの育成や鑑賞用水槽を障碍者の為に手掛けた事業が原点で、その利益を地域還元として近くの高校生達へ軽食の提供から始まった』そうである。40年前から今でも変えずに、100円で提供するのはなぜなんだろう?
しかも18時から20時までの営業では、1万円を売り上げるのも難しいのではないだろうか? 昼間の本業の福祉事業?を終えた後に、100圓ラーメンを営業しているのかもしれない。
Yさんの報告が続く。『午後6時の開店と同時に多くのお客さんが、チケットを買い求めている。高校生のグループや中高年の男性諸氏、夫婦連れも2人で1杯のラーメンを分け合って食べている(これはマナー違反では?)。小太りのオヤジさんが接客をするが、とても愛想が良い。・・・』
『奥では息子と思われる若い職人がラーメンを作っている。ラーメンは少し小ぶりだが、立派な醤油ラーメンである。自家製の細麺にチャーシューも入っている。メンマも2枚と海苔、八王子タマネギのみじん切りが入っている。味はサッパリしていて、喉越しも良い。・・・』
『これなら何杯も食べられそうだ。平日は100杯で完売御礼だ! 店頭には100圓ラーメンのTシャツやキャップが陳列してあり、売上アップに貢献している』。
テレビでは100円で続ける理由を放送していなかったが、私はその理由を知りたい。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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確固たる想いを洞爺湖で実現させたい! 〜『湖の膳舎 なかむら』 和食職人 中村 悠佑氏〜
2023.4.25 OPEN以来、ずっと気になっていた方をようやく取材することができました。 今回の主人公は『湖の膳舎 なかむら』代表 中村 悠佑さん 千葉県出身、東京都育ち、1児のパパです。 “ My洞爺湖! “ そんな勘違いをしてしまいそうになる景色。 広い窓いっぱいに洞爺湖が見渡せる贅沢空間にその店舗は存在しています。 和食職人と言うと、中学校を出て直ぐ料理の修行をするようなイメージがありましたが、中村さんは和食職人としては珍しい大卒者です。 「本当は、高校を出たら直ぐに飲食業につきたいと思っていました。早くこの世界に入りたかったのです。けれども、親の説得を受けて大学へ行くことになりました」。 とにかく飲食業が好きだった中村さんは、高校一年生の時からファミリーレストランやイタリアンレストランで、大学に入学してからは居酒屋でアルバイトをする日々でした。 「大学では文学部に所属していました。 実はあるリース会社に就職も内定していました。 でも、居酒屋でアルバイトしていた時に感じた、お客様が料理とお酒を楽しんでいる雰囲気がとても好きだったという気持ちを捨てきれず、どうしても飲食業への道が諦められず、その会社を断ってしまいました」。 そんな中村さんが大学卒業後に選んだのは調理師専門学校への入学でした。 「最初はフレンチ志望でした。 かっこ良く見えたんでしょうね。 授業では、和・洋・中をそれぞれ学ぶのですが、授業の中で試食をした時に体にも舌にも自分は和食に向いていると実感しました」。 専門学校卒業後、中村さんは赤坂や新宿の料亭で働き始めました。 修行時代の始まりです。 「就職して初めて飲食業の本当の厳しさを知りました。 労働環境は劣悪でしたよ笑 勤務時間は07:00~25:00 休みの日も糠床をかき混ぜるために出勤していました。 それでもそれほど辛いとは感じなかった。 修行時代を6年ほど過ごし、独立を決めました」。 29歳の時に独立を決めた中村さんは、東京中野の駅前に店舗を構えました。 30席もある店だったそうです。 “ この人みたいになりたい! と憧れる人はいない “ ときっぱり言い切った中村さん。 どこかで聞いたことがある…と思ったら、大谷選手が言った言葉でした。 「え?彼もそんなことを言っていましたか」。と、ご存知なかったご様子。 「修行時代、味付けはさせてもらえませんでした。味付けは最高の位置にいる人の仕事ですからね。 だから、味覚のトレーニングと料理の独自の研究は常に怠りませんでした。 自分の味付けは自分の店を始めてから学びました」。 なるほど。 以前、ある方から、洗い物をする時に鍋についたものやお客様の皿を舐めて味を覚えたという話を聞いたことがありましたが、やはり料理人の世界は厳しいのですね。 「妻は自身で店を持つことを夢に持ち割烹料理店で修行しており、2人で店をスタートしました。東京のお店は住宅街のひっそりとした場所で始めましたが、そこの住宅街にお住まいのお客様はもちろん、近隣の会社様の接待の需要も有り様々なお客様にお越し頂いておりました。その店は、12年間営んでいましたが、北海道行きを決め2023年1月31日に閉じました」。 きっと惜しまれつつ閉じられたのだと思います。 それが証拠に、その時のお客様が東京から洞爺湖までお食事にいらっしゃると言います。 「中村が洞爺湖に店を出したらしいと聞きつけた中野の割烹料理屋時代のお客様がわざわざ来てくださいました。 本当にありがたいです」。 「ところで、何故、洞爺湖を選ばれたのですか?」 「妻の美佳が北斗市出身なのです。いま娘は3歳なのですが、子育ては自然豊かな北海道で育てたいと予々考えていました。そういう視点で北海道を旅した時に、洞爺湖がとても気に入りました。移住するならここが良いなと。でも、果たしてここで商売が成り立つのか? とても不安でした」。 そんな心配を余所に、オープン直後から多くの客様が足を運ぶ店となりました。 「雑誌の「Poroco」や「Ho」に掲載されたことは大きな宣伝になり、とても感謝しています。 札幌圏の方も来てくださるようになりました。ですのでお陰様で夏は順調でした。でも、冬が心配だった。ところが、今度はインバウンドのお客様もたくさん来てくださるようになりました。 シンガポール・タイ・台湾の方が多いです。 海外のお客様は積極的にGoogleにコメントを入れてくださいますので、それをご覧になったお客様がまた来てくださいます」。 予約専門のお店のため、来店者数に合わせて仕込みができるのも強みのようです(席が空いていれば飛び込みも受け付けてくださるそう)。 「どのお料理も素材の味が最大限に生かされていますが、取引先の生産者さんはどのように選ばれているのですか?」 「洞爺湖に引っ越してきたのは2023年の2月で、店のオープンは4月でしたので、野菜は根菜くらいしか手に入らない時期でした。お米は移住前から財田米を食べ比べ、宮内農園さんのお米を食べて「この美味しいお米なら洞爺でお店が出来る」と確信を持てました。宮内農園の佐々木ご夫妻には他の農家さんをご紹介頂いたり、自分達で道の駅で買って美味しかった農家さんにアポを取ってみたりとオープン前は奔走の毎日でした。出来るだけ地元の食材を利用し、地元の方にこんな美味しい食材が地元に有ったんだ!と再発見していただけるようなお店を作っていきたいです」。 特別なものを使うのではなく、地元の方がよく食べているものを使いたいという考え方は素敵だと思いました。 「地元食材を使いながらも、今まで無かった店、今まであまり食べる機会が無かった料理を、職人技で提供する店になりたいと考えています。 とは言え、いまは未だ試行錯誤の段階です。 地元の方に足を運んでいただくためには地域性も大切にしなければいけませんから」。 「ところで、お二人にお尋ねします。移住して良かったなあ〜と思う瞬間てどんな時ですか?」 「最高の食材がすぐ身近にあることが幸せです。 娘がのびのびと成長していると感じる時もまた移住して良かったと感じます」。と悠佑さん。 「洞爺湖を眺めながら大好きな温泉に入っている時です!笑」と美佳さん。 明るい美佳さんは早くも常連さんの人気者です。 「最後に目指しているスタイルがあればお聞かせいただけますか?」 「洞爺湖ならではの和食の店を確立したいです。この素晴らしい借景の中で、洞爺湖でしか食べられないものを提供したい。そのためにも、もっともっと洞爺湖のことを知りたいですし、洞爺湖の食材のことを研究したいです」。 そう力強く語った中村さんの元に、保育園から帰ってきた娘さんが「ありがとうございます!」と言いながらニコニコと現れました♡ ―湖の膳舎 なかむら 情報― 電話 080-9269-2578 住所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉186-85 Instagram https://www.instagram.com/nakamura0321?igsh=MWR1bm9ieTBya28yNw==
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Shinji