羊に会いに行くツアーの一日、
モンゴルの羊毛を現地で草木染めして来たのだった。

ステンレスや鉄の寸胴鍋は無かったので
馬乳酒を作るための鍋を薪ストーブに乗せて染めた。

媒染剤は日本から塩化第二鉄と酢酸アルミを持参した。
皆で草を収集した。
高山植物のエーデルワイス(英語)と吾亦紅(われもこう)
モンゴル語ではソゥドノトゥルゴイの2種を染めた。

染めている時、
野生なのか放牧中なのか親子の牛が、
匂いに誘われて見に来た、

どんな鍋でもボウルでも染めはできる。


時間が限られているので長くは染められなかったが良く染まった。

日本からハンドカードも持参した。
モンゴルはとても乾燥している。
夏30℃なのに汗はすぐ乾くし脇の下も同じだ。
カーディング前に手でほぐすだけでも乾く感じがする。

まず私が見本に紡いで教える。
ツアーの紡ぎ希望者全員に少しずつ紡いでもらった。
設営を手伝った現地の女性達にも何人か紡いでもらった。
もちろん紡ぎを希望した好奇心旺盛な人達は全員紡ぐ事ができた。

染めは水が無いとできない。
およそモンゴル的とは言えないオアシスのような中に流れる小さな川で、
現地の人達がお返しにモンゴル流のフェルト作りを教えてくれた。
プレゼントまで頂いた。

今でも工房に飾ってある。


皆で草を細かく切断

紡ぎの希望者の中には男性も何人かいた。
めっぽう植物に詳しい人がいて
採ってきたトリカブトを自慢げに皆んなに見せていた。

蘊蓄を語る女性もたまには見かけるが
それをするのは圧倒的に男性に多い。



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