
心の伊達市民 第一号
8月6日(日)は12時過ぎに住吉神社から「宮神輿(八角)」が出発したようだ。
窓から清澄通りを見ていたら、勝どき駅付近を宮神輿が通過するのが見えた。
どうやらこちらに向って来るようなので、急いで1階に下りて神輿の来る方へ急いだ。
太鼓の音が聞こえて来た。それと同時に清澄通りを人波がやって来た。
前日に私の住むマンションにやって来たのは「町神輿」で、私の住む町内の所有する神輿である。「宮神輿」というのは神社所有の神輿で、住吉神社には関東では珍しい八角形の神輿がある。地元民はこれを愛称の「八角」と呼んでいる。
その八角神輿が午後から神社を出て、晴海、勝どき、豊海を巡幸して、最終的に我が家の近くの「お旅所」に着となり、そこで一晩を過ごすのである。
「お旅所」というのはビジネス社会に例えれば、次のようになるのではないかと私は思う。「住吉神社」を「本社」と考えると、「お旅所」は「支店」ではないだろうか?
本社は事業拡大を考えて、少し離れた場所に支店を出した。
そこで社長は支店近くのお客様にお礼を兼ねて、挨拶回りした。
そしてその夜は「支店」に宿泊したのである。
こう考えると「お旅所」のことが、誠に良く分かる。でもこれが本当かどうかは分からない。
勝どき駅近くで宮神輿の撮影をして、急いで自宅に戻った。
そして今度は窓から、新島橋を渡る宮神輿を撮影しようと考えた。
ところが橋の手前にある「東陽院」というお寺の前で、給水休憩となってしまった。
この東陽院は「東海道膝栗毛」で有名な、「十返舎一九」のお墓がある寺である。
しばらく休憩した後に、また宮神輿は進み出した。そして新島橋の上を通過した。
私の住むマンションの前を通過した宮神輿は、次に豊海地区に入って行った。
ここは水産倉庫が多くある場所で、私は見に行かなかったので分からないが、水産会社の関係者は休日なの出社していたのかもしれない。
その後も何回も休憩があったと思うが、また宮神輿がマンション前に戻って来た時は既に暗くなっていた。神輿の担ぎ手は交代しながら担いでいると思うが、暑さと湿気で相当に参っている様子が見えた。
また新島橋を渡り、その次の信号を右に入る。
もう「「お旅所」はすぐなので、歩道に用意された水掛用のバケツも大きい。
神輿の担ぎ手も、沿道の応援団も入り乱れてグチャグチャになっている。
今までの巡行の時には無かったような、担ぎ手と応援団の盛り上りである。
どこから水が飛んで来るか分からないので、私はカメラを濡らさないようにするので精いっぱいだった。
前日に町神輿がマンションにやって来た時は、住民たちの出迎えも少なく行儀も良かった。マンション族はお祭りに慣れていないし、ましてこんな派手な水掛けには怖気づいているのだ。
前日に私が住吉神社の近くに行った時は、町じゅうがお祭り一色だった。
佃は古くからの住民ばかりなので、お互いに知り合いだし、祭のやり方も知っている。
私はこの日、最後の「お旅所」に来て、佃の祭りの神髄に触れたような気がしたのである。
(おまけの話)
住吉神社のホームページから例祭の行事日程をプリントしておいた。
それによると、この日の夜8時頃から「お旅所」で「「着輦祭(ちゃくれんさい)」が行なわれるとあったので、早目に家を出た。そして「お旅所」の写真を撮ってから、マンションへ戻って行った。
すると丁度、豊海方面から「宮神輿」がやって来る声が聞こえた。
マンションの向かい側で待ち受けると、少し疲れ果てた感じで神輿がやって来た。
宮神輿の担ぎ手はもうゴールが見えたせいか、また元気になった。
沿道には動けないほどの人出で、「どこから湧いて来たの?」という感じだ。
神輿は「お旅所」の少し前で止まり、台の上に乗せる。
リーダーがみんなに感謝の言葉を述べ、「シャンシャンシャン」と3本締めを行った。
私も一緒に3本締めに参加した。
3本締めが終ると解散となったが、私は「着輦祭」を見るために居残った。
その後、宮神輿は「お旅所」に慎重に納められて、神主が「着輦祭」の儀式を行った。
着輦祭とは神輿が無事に氏子の町内を巡幸して、お旅所に着いた報告と感謝の儀式だそうだ。それが終ると、この日の行事は全て終了となった。
お旅所の無い神社が多いの中で住吉神社にはあるので、今回は色々と神事を知ることが出来た。いつまでも残したい日本の文化である。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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むしゃなび編集部
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Shinji