毎年、この頃になると、亀戸天神の「藤の花」を見に行っている。
同じことを続けていると、いつも同じだからマンネリとなり飽きる。
亀戸天神のHPを開いてみたら、4月15日の投稿で、「いまが見頃です」と書いてあった。でも「藤まつり」は4月15日から5月5日までなので、桜と同様に咲くのが早過ぎる。


 住吉神社の藤の花(佃)



亀戸天神に行くのは面倒なので、近場の「住吉神社」に行ってみた。
「勝どき」の隣町は「月島」で、その先が「佃」である。
その先は川を挟んで江戸川区となる。

住吉神社に入ると、小さな藤棚がある。見上げると藤の花は、ほぼ満開だった。
お参りする人も無く、ひっそりとした境内で、いつまでも藤の花を見ていた。


 住吉神社の藤の花(佃)



住吉神社というのは、本家が大阪にある。
その起源は『徳川家康が江戸に出た際に、摂津国「佃」の漁夫33人と住吉の社の神職「平岡権太夫好次」が分神霊を奉載し江戸へ下り、寛永年間に幕府より鉄砲洲向かいの干潟を賜り築島した』

『そして故郷の名をとり佃島とし、この地に社地を定め、1846年、住吉三神、神功皇后、徳川家康のご心霊を奉還祭祀した』と書いてあった。
この地から発祥したのが「佃煮」であり、今でも3軒が営業している。 


手水舎の上部四方に彫られた漁師の彫刻は見事だ(住吉神社)



住吉神社の近くから都バスに乗って東京駅に出た。
そこからまた都バスを乗り換えて、有楽町駅まで下りて日比谷公園に歩いて行った。
日比谷公園の「鶴の噴水」の前に立派な藤棚があり、たぶん見頃だと思ったからだ。
公園の大噴水の前の広場では、多数のテントが張られていて、なにかイベントをやっている。


 「鶴の噴水」の前の「藤棚」



公園内を歩いて行くと、いまは実に新緑が綺麗だ。
瑞々しい若葉は、決して花に負けていない。
「鶴の噴水」の池の前のベンチでは、女性達が景色を眺めている。
私は邪魔をしないようい、静かに藤棚に近付く。


「藤棚」の上に伸びた藤の花



ここの藤棚は、ほとんど花が棚から下がっていない。
下を歩く人の邪魔にならないようにするためか、棚に隙間が無い。
その分だけ、花は棚の上に伸びて咲いている。知らないと気が付かないかもしれない。
でも藤は棚から下がっている方が綺麗だ。


 背景のツツジとの対比が良い



藤棚の後ろに赤いツツジが咲いている。
派手なツツジと、地味な藤が競演している。
棚に隙間が無いので花は棚の上に伸びるか、棚の端からだけ下がっている。

最近はなんでもクレームを付ける人がいるので、公園管理者も苦労しているのだろう。
2ヶ所の藤棚を見て、今年の藤の見納めとした。


 「藤の花」は地味なせいか、心を落ち着かせてくれる



(おまけの話)
日比谷公園に行くために、内幸町の交差点で信号待ちをしていた。
そこへ後ろに誰か来た気配を感じて振り返った。
すると2人の若い外国人女性だった。2人は正式な和風姿で、着物に帯、足には白足袋で草履、手には巾着袋と全て完璧である。


 日比谷公園に入って行く和装の外国人女性



信号を渡り、2人は日比谷公園に入って行った。
キョロキョロもせず慣れた感じがするので、彼女達は観光客ではなく日本在住者だろうと思う。2人は大噴水の方へ行ったので、私は「鶴の噴水」の方へと別れた。
そして藤の花の撮影をしていると、木橋の方に先ほどの2人が現れた。


2人で代りばんこに写真撮影をしていた。



木橋の上で立ち止り、代りばんこにスマホで記念撮影をしていた。
私は藤の花の撮影を終り、橋の上に差し掛かると、遠くに3人の和装の外国人女性が見えた。なぜこの日はこんなに和装の外国人が、日比谷公園にいるのだろうと不思議だった。

上野や浅草ではないので、貸衣装屋は近くに無い。
もしかしたら自前の着物なのかもしれないと思った。
私が彼女達に感じた和装の注意点は、「大股で歩かない方が良い」だった。


木橋の向こうには3人の和装の外国人女性が現れた。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    新緑が素晴らしい!眼を洗われるようです。和服を着たら、立ち居振る舞いが問われます。大股歩き、ちょっとした身のこなし、が着物にそぐわない人が多いですね。

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