11月3日は「文化の日」で祝日である。
「なぜ11月3日が文化の日なのか?」は、私は寡聞にして知らない。
しかし戦前はこの日は「明治節」と言い、明治天皇の誕生日だった。
この神社は初詣の人数が日本一で、大晦日のTV中継では必ず登場する。


北門から入る人はほとんどいない。
 

明治神宮は神社だから、神様が必要である。
この神社の神様は第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后を御祭神にしている。
以前に明治神宮で菊人形を見たような記憶がある。
そこで菊人形を求めて、11月3日に明治神宮へ行ってみた。


奉納ランタンの絵柄が美しい。
 

いつもは原宿駅から南参道を行くのだが、今回は代々木駅から歩いて北参道から神宮の中に入った。
丁度、今年は明治神宮が建立されて100年目に当るそうだ。
神社の入口には大きく「明治神宮鎮座百年祭」と書かれた立て札が出ていた。


天皇家の勅使がやって来た。
 

暗い参道を進み南参道からの道と合流する場所で、神宮衛士に行く手をストップさせられた。何ごとかと思ったら、前方から天皇家の勅使の列がやって来た。
詳しくは分からないが、鎮座百年のお祝いの品を神宮に届けに来たのだろう。
勅使の列が通り過ぎたので、先に進む。


自信作が大量に陳列されている。
 

すると左手にかなり長い小屋が見えて来たが、ここに菊の花が陳列されている。
近付くと、素晴らしい菊の花の数々である。
一般参拝の人はあまり興味が無いのか、見ないで通り過ぎる人も大勢いる。
それより孫の「七五三」のお参りの方が大事なのかもしれない。


黄色の三本仕立てが美しい。
 

この日に合わせて咲かせた菊の花は、どれも素晴らしい。
ここまで育てるには大変な苦労があったのだと思う。


私の同級生が菊花展の審査員をしているので、菊を育てる苦労話を聞いたことがある。
しかし、ここには菊人形は無かった。
菊人形が好きなわけじゃないが、しばらく見ていないので見たかっただけだ。


菊の花は華やかだが、品がある。
 

それでは次は必ず菊人形のある「湯島天神」に行ってみようと考えた。
ところがHPを見たら、【本年度、「湯島天神菊まつり」につきましては新型コロナウイルス感染拡大防止の為、規模を縮小し感染防止対策を行い「湯島天神菊花展」として11月1日~22日迄開催することになりました。(菊人形の展示はありません)】
と出ていた。どうやら今年は、菊人形は見られないで終りになりそうだ。


まるで芸術品の花。
 

(おまけの話)
明治神宮に変なものがあった。北参道を歩いていたら、なにか気配を感じた。
左手を見ると、林の中から白いトラがこちらを見ている。
良く見たら作り物で、なぜこんなところにトラの置物を置くのだろうと不思議に思った。
本殿に行くと七五三のお参りに来た親子、家族連れで賑わっていた。


白虎の顔が怖くない。
 

お参りを済ませ、帰りは南参道から原宿駅を目指す。
すると左手に白い鹿が立っていた。
これは遠くからも見えたので、作り物と分かった。


更に進み出口に近い右側に、神社には相応しくない前衛モニュメントがあった。
そこに書かれた立て札には、「芸術と出会えるウォークラリー」と書いてあった。
「神社がそこまでするか!」という違和感を感じたのである。
純白の鹿はなにを意味するのか?
 

大鳥居を抜けて原宿駅に行った。
原宿駅は大きく変り、若者向けの「東口」と「竹下口」に加えて、明治神宮に直接行ける「明治神宮口」が出来ていた。今までの改札口では待ち合わせの若者で大混雑だった。


中にはキャリーバッグを引っ張っている若い子もいて、「Go to travel」は大成功のようだ。
みんなコロナに飽き飽きして、どこかへ行きたのだろう。


前衛芸術は私にはよく分からない。
 
 


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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