ある日の夕方に、「台所の手元のランプが切れた」と女房に言われた。
10年間で初めてのことだ。この電球は台所に7つも使われている。
電球を交換しようと思ってプラスチックの蓋を開けたら、変な電球が出て来た。
初めて見る電球だった。小さ過ぎて品名も読めない。


ハロゲンランプは小さいのに値段が高い(中央)


仕方ないので翌日にそれを外して、手に持って有楽町のビックカメラに行った。
店員に電球を見せたら、彼も分からず電球の専門家を呼んだ。
そしてこれはハロゲンランプというもので、1個1000円近くすると分った。
大きさから見ても、私は100円くらいのものだと思っていた。
無いと困るので、とりあえず2個買った。


丸の内シャトルバスの中で(乗客は2人だけ)


出掛ける時に「ビックカメラまで行くなら、日本橋のアンテナショップの山口館で醤油風味の白胡麻を4袋買って来て」と、女房から頼まれた。
ビックカメラから日本橋まで歩いて行こうかと考えていたら、丁度そこへ丸の内シャトルバスが来た。
無料バスなので、これに飛び乗り東京駅の1つ先で降りた。


PCR検査場(予約制なので、ガランとしている)


急ぐ旅ではないので、そこからブラブラと日本橋へ向かう。
そして思い出した。東京駅八重洲口近くのビルで、1980円のPCR検査場が開業した。

ところが予約が入り過ぎて場所が狭すぎると分かり、店側は2日間の営業で店を閉めて日本橋に引っ越した。暇人の私は引っ越し先まで様子を見に行った。
場所は人通りの無いところで、時々、若い人が入って行くのが見られた。


高島屋デパート入口で消毒とカメラで体温検査。


もと来た道を戻り、高島屋デパートに入ってみた。
入口で手指の消毒と、カメラによる検温を受ける。
体温は低めで、いつもの35.8度だった。
売場を通り抜けて大通りを渡り、アンテナショップの山口館に行く。
ここでも手指の消毒で、もう今日は3回目だ。


アンテナショップ「山口館」


頼まれた醤油味の白胡麻を4袋買って、近くの「まちおか」に行く。
ここはお菓子の安売り店で、私はバレンタインデーが終ったので不二家のハートチョコが無いか見に行ったが売っていなかった。

ランチを食べてから歩いて東京駅まで行った。
八重洲口から丸の内への地下通路をを通ったら、面白いものがあった。
「ふくらむちゃん柱」というもので、時々、場所が移動し時間の経過とともにふくらむのだそうだ。


「ふくらむちゃん柱」は、なんだか気持ち悪い。


東京駅丸の内側に出ると、そこには東京オリンピックのカウントダウン時計がある。どうも東京オリンピックは最初からケチが付いていて、今はコロナで開催も危ぶまれている。
この前を通る度に、時限爆弾のカウントダウンのように見えるようになった。

今日の万歩計は7118歩で、手指の消毒は5回だった。
今後も健康と免疫力を付ける為にも徘徊の日々が続くのであろう。


東京オリンピックまでの残り日数をカウントダウンしている。


(おまけの話)
日本橋に行くと、色々と美味しい店がある。
ランチにシッカリ食べてしまうと、夕食までにお腹が減らないのが困る。
若い時に全くそんなことは無かったので、そんなことになるとは夢にも思わなかった。

私のお婆ちゃんが言っていたことを思い出した。
「人間は一生に食べる量が決っているのよ。だから早く食べてしまった人から死ぬのよ」。


「後楽園」の中華そばは440円(税込み)


それを信じているわけではないが、「昼飯は軽めに」といつも思っている。
高島屋の向かい側を入ったところに、ラーメン屋の全国チェーン「幸楽苑」がある。

小金井に住んでいた時も、ここのラーメンが好きで時々、食べに行っていた。
この日も後楽園で「中華そば」を注文した。
この店はラーメンと言わず、中華そばと言うのが会社の方針らしい。


東京駅地下街で見付けたカレー屋(300円はバカ安)


出て来た中華そばは、豚骨など使わない正統派の東京ラーメンである。
先ず目立つのがチャーシューで、4枚も乗っている。更にいま時、珍しくナルトも乗っている。

ネギ、シナ竹も入っていて、昭和のラーメンという感じである。
これで440円は安いと思う。そのせいか、いつもサラリーマンで混み合っている。
高級が売り物の日本橋には珍しい店である。


「まちおか」でチョコレートは山ほど売っていたが、不二家のハートチョコは無い。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,394,681

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,394,681

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ