5月1日は朝から天気が良かった。
ネットで天気予報を見ると、午後3時頃から50%で雨のマークが付いている。
だからといって家に籠るのも嫌なので、2時頃までに戻る予定で出掛けた。
人混みを避けて、しかも近場で行くところは限られている。


「清水門」を入ると、低い石段が続く。


そこで今回は北の丸公園から皇居へと行ってみることにした。
北の丸公園の入口の田安門に行くと、武道館とその周りが工事中の為に中に入れなかった。案内看板では、「清水門へお回り下さい」とあった。

九段下の九段会館を右折して、しばらく歩くと右側に清水門の入口がある。
ここから中に入るのは、私は今までで2回目である。
殆どの人は清水門があるのを知らないと思うし、まして入ったことのある人は少ないだろう。


新緑の中に立つ「吉田茂」の銅像。


清水門は江戸時代の歴史をそのまま残しているような造りで、中に入る石段も昔のままである。門を入り少し行くと、そこには「吉田茂」の銅像が立っている。

吉田茂は戦後の総理大臣として、焦土と化した日本の政治と経済を復興させた立役者である。しかし「なぜ吉田茂の銅像がなぜここにあるのか?」を調べたら、彼の国葬が武道館で行われたことが関係しているようだ。


笹の葉の上で何をしているか? 「蜘蛛」


武道館を見に行こうとしたが、武道館を取り囲むようにした工事用の塀で入れない。仕方ないので、目的を「北の丸公園の自然を愛でる」に変えた。

公園内は新緑が美しく、ここでも私はマスクを外して深呼吸をした。
普段は靖国神社の前の「田安門」から入るのだが、この日は閉鎖中ということもあり、人はほとんど来ていなかった。


この植木の名前を忘れた(Google Lens で調べたが、分からなかった)


適当なベンチを見付けて、お昼ご飯を食べることにした。
この日のご飯は森下駅で買った「天むす」である。
森下駅で新宿線に乗り換える時にこの「天むす屋」の前を通るので、前から気になっていた。

今回は満を持して「昼は森下駅の天むす」と決めていたので、家からお茶も持参した。海老天が驚く。オニギリから飛び出している。これが名物のようだ。


左(イカ天むす)230円、右(エビ天むす)290円


天むすを食べて、食後に持参した羊羹を食べた。
1人でベンチに座り、天むすと羊羹を食べているジジイは「可哀想」と映るか?
私としては、これは誰にも邪魔されず「至福の時」である。

公園に来ている人もパラパラ程度なので、誰も私のことなど気にも留めていない。しばらく休んでから、池の方に行ってみた。


「あやめ」の中に佇むシラサギ。


池に近付いたら、「あやめ」の花の中にシラサギがいた。
そっと近づき、カメラを向ける。シラサギはじっとしたまま動かない。
最近は一眼レフカメラは重いので持ち歩かないが、この時は欲しかった。

池には鯉が泳ぎ、鴨も泳ぐ。しばらくしてシラサギは飛び立っていった。
田安門が閉鎖中のお陰で、思い掛けず北の丸公園の自然を満喫することが出来た。

【5月1日の東京都のコロナ感染者数】・・・1050人


どこからか「鴨」がやって来た(北の丸公園は自然がいっぱい)


(おまけの話)
5月1日のテレビニュースによると、豪華クルーズ船の「飛鳥Ⅱ」が北海道へ向かっている途中で、乗客にコロナ感染者が出たことが分かり横浜港へ戻って来たそうだ。私は関係無いと思っていたら、女房がマンションでの友人夫妻が「この船に乗っているかもしれない」と言った。

もしそうなら帰って来たら、船内での面白い話が聞けると楽しみにしていた。
彼女にメールで問い合わせたら、残念だが5月18日の乗船とのことだった。
それにしても船会社は大損害だろうなー。


ゴールデンウィーク中の遊覧船は「密状態」(隅田川)


中央区から区報でお知らせがあった。
「ハッピー買物券を発行するので、希望者は申し込め」というものだった。
1万円で1万2000円の買物券がもらえる。1人当たり、5万円まで申し込める。

早速、ネットで申し込んだら、「1アドレスで1人だけ」と制限があるので、家族をまとめては申し込めない。前回は葉書1枚で家族分を申し込めたのだが、不正があったか、あるいは公平を期してかもしれない。あまり期待しないで、抽選を待とう。


ハッピー買物券の案内


アメリカの新型コロナウィルスの感染者が減りつつある。
トランプ元大統領は『私はワクチンの父だ。私が推し進めたのだから』と主張している。そんな時にロサンゼルスに住む親戚のSさんからメールが届いた。

『こちらは多少、楽観的ムードが戻って来ました。ディズニーランドも今日からオープン、ただしカリフォルニア州に住む人だけで、定員の25%まで。予約は全て売り切れ』。
日本も60%くらいの国民がワクチンを接種して、一日も早くマスクを止めたい。


カリフォルニア州の空は青い(Sさん提供)


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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