ichioshi イチオシ情報
じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2017年9月27日)
同じマンションに住むMさんからメールが来た。
「9月21日か22日に、那珂川に鮎の簗漁の写真を撮りに行きませんか?」
Mさんと私は時々、彼の車で色々なところに写真撮影の旅行に行っている仲だ。
私は「どちらでもOK」と返事をしておいたのだが、前日の20日になっても連絡が無い。
仕方ないので電話したら、「22日にFさんも誘って実行です」と回答があった。
「袋田の滝」・・・茨城県
Mさんは下準備は万全で、旅行に行くと大体は満足出来る計画を立ててくれる。
私の場合は全く反対で、旅行というのは行き当たりばったりで計画はアバウトである。
ところがMさんは、なぜかとても連絡が悪い。私は逆に連絡魔である。
まあ、そんなお互いの性格が分かっているから、一緒に旅行に行けるのかもしれない。
Fさんも参加して、午前8時にマンションを出発となった。
最初の目的地は茨木県久慈郡大子町にある、有名な「袋田の滝」である。
Mさんは少し足が悪いので、あまり長距離は歩けない。だからとても太っている。
入口で300円を支払い、長いトンネルを歩いて行くと、途中に2ヵ所の展望台がある。
Mさんはそこで待っていると言うので、2人でその先のエレベーターで最上階まで行く。
紅葉には早いせいか、或いは金曜日の午前中ということもあるのか、 見学者は少なかった。
私はここへ来るのは3回目だが、前回はエレベーターは無かったので10年以上も前のこ
とだったらしい。最上階に行くと、一番上段の滝も見えるが、思ったより良くない。
写真も撮ったので、すぐに車に戻り先を急ぐ。
次は左貫地区の曼殊沙華の撮影であるが、そこへ行く道中は曼殊沙華だらけである。
これほど大量の曼殊沙華を見たのは、私は初めてである。
台風18号で倒れた収穫間近の稲穂と曼殊沙華・・・茨城県
途中で家の垣根の手入れをしていた町の人がいたので、その人に聞いてみた。
「どこが一番、曼殊沙華が多くて綺麗ですか?」。
その人は「カメラマンの行く場所は、そこの道に出て150メートルほど進み、✖✖・・・
〇〇で、すぐ分るよ」との教えてくれたのだが、訛っていて良く分からなかった。
やっと探してたどり着いた場所は、「これぞ、正しい日本の田舎」という風景だった。
途中で見掛けたお墓には、足の踏み場も無いほどの曼殊沙華が植えられていた。
次は鮎の簗(やな)漁である。もう午後2時なのに、途中で熱心に撮影をするMさんの為に停車することが多く腹が減った。目的地は栃木県の那須郡那珂川町の高瀬簗場である。
やっと着いた簗場は閑散としていた。どうやら簗のベストシーズンを過ぎていたようだ。
竹で作られた簗場に入ってしばらく簗を見たが、全く鮎の姿は見えない。
諦めて、屋外の食堂で鮎料理を食べる。
那珂川の高瀬簗場・・・・栃木県
食堂のオバサンに聞いてみた。「簗に鮎がいないんだけどー」。
するとオバサンは「鮎にも都合があるから、鮎に聞いてみないと分からないねー」と言う。
食後も諦め切れない私は、また見に行った。
すると2匹の鮎が簗の上で踊っている。急いで2人を呼ぶ。私には幸運の女神が付いている。
雨も降り出したので帰り道に温泉に入り、家に着いたら午後8時30分だった。
簗に打ち上げられた鮎が踊る。
(おまけの話)
撮影旅行の帰り道で、北海道壮瞥町の果樹園農家のIさんから電話があった。
しばらく前に私から「携帯電話が壊れた為に全てのデータが紛失してしまったので、電話番号とメールアドレスを教えて欲しい」と連絡してあり、その後、台風18号のお見舞いメールも入れておいたのだが、返事が無かった。Iさんは「忙しかったので今日、メールを見た」と言って連絡をくれたのである。
刈り取られて、天日干しされた稲穂。
北海道は台風18号の影響で各地に被害が発生しているので、私は心配していた。
そのことを聞くと、Iさんは「収穫前のリンゴが40%も落果してしまった」と落ち込んでいた。また、「今年は4月の強風でハウスが2棟も倒壊した」と話していた。
誠にお気の毒な話である。
蕎麦の花と曼殊沙華。 お米と曼殊沙華。
私は慰める言葉も無く、「農家は自然との闘いだから、どうしようもないねー。それにしても1年に2回は多過ぎるよなー」と言うしかなかった。
それでもIさんは気丈に「俺はこうやって50年も農家をやって来ているんだ」。
そして最後に「親戚が生産した今年の新米のゆめぴりかを送るよ」と言った。
農家の男は、なんと強いんだろう! 都会のヤワな男はIさんを見習え!
石を積み、那珂川の川幅の5分の4くらいから簗に導入している。 中央の箱は獲れた鮎を入れる場所。
記事の問題について編集部に報告
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,394,737
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/entry-6915.html
伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,394,737
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
心の伊達市民 第一号のカテゴリー
心の伊達市民 第一号のハッシュタグ
心の伊達市民 第一号のアーカイブ
- 2024年4月17
- 2024年3月26
- 2024年2月25
- 2024年1月25
- 2023年12月24
- 2023年11月26
- 2023年10月26
- 2023年9月26
- 2023年8月27
- 2023年7月26
- 2023年6月26
- 2023年5月27
- 2023年4月23
- 2023年3月27
- 2023年2月25
- 2023年1月23
- 2022年12月25
- 2022年11月26
- 2022年10月26
- 2022年9月27
- 2022年8月28
- 2022年7月28
- 2022年6月26
- 2022年5月26
- 2022年4月26
- 2022年3月27
- 2022年2月24
- 2022年1月24
- 2021年12月23
- 2021年11月26
- 2021年10月26
- 2021年9月24
- 2021年8月26
- 2021年7月27
- 2021年6月26
- 2021年5月27
- 2021年4月25
- 2021年3月27
- 2021年2月23
- 2021年1月24
- 2020年1月〜12月124
コメント