女房が出掛けた時に福砂屋のカステラを買って帰って来た。
しかし留守中に私の姉から、高山の栗がいっぱい入った「栗よせ」が2本届いていた。
私はマンションの3階のカフェで友人とお茶をしたら、仙台の「白松が最中」をもらった。
一挙に甘い物が我が家に溢れてしまった。



前方に見える水門の向こう側が隅田川(月島)


それらを食べ過ぎてしまい、太ってしまったような気がした。
丁度、その時にTVニュースで「肥満かどうかの判定方法」というのをやっていた。
それは「体重(kg)÷身長(cm)÷身長(cm)=30以下」ならOKだそうだ。
私が自分の肥満度を計算してみたら、25.46でOKだった。



海面清掃船がユックリと進んで行く。


それでも翌日は少し多めに歩こうと思い、隅田川テラスを通って景色を眺めながら門前仲町まで行くことにした。佃の住吉神社からリバーシティ21に通じる水路に架かる橋を渡っていたら、いい匂いが漂って来た。
橋を渡り切ったら右手に大きな金木犀の木が数本あり、満開の花が甘ったるい香りを放っていた。
「秋だなー。以前の家にも金木犀があったなー」と思い出に耽る。



香の強い錦松梅が数本植えられていた。


リバーシティ21で水面近くのテラスを歩く。
隅田川を海面清掃船が水に浮かぶゴミを集めながら、上流に向かって行く。
水上バイクが猛烈な勢いで、上流から東京湾方面に疾走して行く。
浚渫船が掘り出したヘドロを積んだ船が、ノロノロと進んで行く。
中央区は「水路の町」だと、今さらながら感じて見ている。



刈り取られた雑草の中から2本の彼岸花が咲いていた。


隅田川とマンションとの間の土手に、少しだが彼岸花が咲いていた。
植えたのか、自然なのかと思って考えたが、ここは埋立地なのだから自然に生えるはずがないと気が付いた。薄い黄色と真っ赤な花が、ところどころに咲いている。
向かい側のビル群と彼岸花という取り合わせが不思議な光景である。



日仏交流記念タイルと日陰で1本だけ咲いていた彼岸花。


更に先に進み、清澄通りの相生橋の下をくぐり道路の反対側に出る。
そこは石川島公園で、この季節には彼岸花が咲き競う場所である。
特に老人ホームの前が綺麗であるが、この時はまだ3分咲きだった。
それでも秋の到来を感じながら、しばらくベンチに座って彼岸花を楽しんだ。



隅田川と枝分かれした運河の岸に咲く彼岸花(石川島公園)


9月7日に、この場所で「飛び込み自殺があった」らしいと、「中央区いいねっ!」に投稿があった。
隅田川に向けてスニーカーが揃えて置いてあり、パトカーや救急車が駆け付けたそうだ。
しかし結局はよく分からずに引き上げた。どうも「いたずら」の可能性が高いとのことだ。
同じ「いたずら」でも、これは質が悪い。コロナのせいで、世の中が荒んで来ているように感じる。



9月20日頃に満開となりそうだ。


(おまけの話)
彼岸花を見た後に、相生橋を渡って門前仲町まで歩いて行った。相生橋を渡ると江東区になる。
2年ほど前に相生橋の橋脚に「バンクシーの絵」が描かれていると騒ぎになったことがあった。

今は橋の再塗装で消されてしまったが、「本物だ」、「偽物だ」と意見は2つに割れた。
しかし私はその時に見たことがあるが、あれは偽物である。
なぜなら絵が下手過ぎるし、バンクシーがこんなところまで来るはずがない。



今でもネットには画像が残っている。


昼時になったので、門仲から都バスに乗って木場のイトーヨーカドーまで行った。
久し振りに、ここにある「陳健一」の麻婆豆腐を食べようと思ったからだ。
麻婆豆腐は健一のオヤジの「陳健民」が初めて日本に紹介して、人気を博したそうだ。

コロナ前は行列の出来ていた店も、その時は空席が出来ていた。
以前はご飯のお代わりをしたのに、今は食べ切れず少しだが残してしまった。



麻婆豆腐(辛口)ランチセット(1200円・税込み)


食後はスターバックスで休むことにした。
ここはコロナにも負けず満席で、レジにはサラリーマンの行列が出来ていた。
やっと確保した席で、 抹茶フラペチーノ(S)を飲んだ。
そして持参した本「もう、聞こえない」を読んで、ひと時を過ごしたのである。
こんななんということのない日常が大事なのだと、つくづく思う。



「もう、聞こえない」★★、抹茶フラペチーノS(490円)


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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