心の伊達市民 第一号
2回目のPCR検査を受けた
友人が以前に専務理事をしていた「東京工芸大学」から写真展の案内葉書が届いた。
内容は「植田正治を変奏する」というものだが、「変奏」という言葉を初めて見た。
よく分からないままに、東中野の写大ギャラリーまで行った。
写真はモノクロで、見る者を惹き付ける作品ばかりだった。
写真家の知識がない私は調べてみたら、昭和の時代に活躍した世界的な写真家のようだった。
東京工芸大学の「写大ギャラリー」
東中野の写大ギャラリーに行く途中に、成願寺というお寺がある。
ここは私には縁があるお寺で、リタイア後に仏像彫刻を始めて教室に通ったのがこのお寺だった。
久し振りなので境内に入ってみたら、しばらく来ない間に境内の敷地から地面が消えていた。
全面をアスファルトで敷き詰めて、しかも白色に塗装してあった。
なんだか情緒が無くなり、少し残念だった。
羅漢像(成願寺)
ここで仏像彫刻を習った教室は、お寺の片隅の別棟の建物の中にあった。
毎週金曜日の午後から2時間ほどの教室で、先生はお寺とは関係なく、ここを借りて教室を開いていた。
先生はサラリーマンを辞めて仏師になったという人で、今でも私は縁を切らずにメールで繋がっている。
お寺の境内で羅漢を見ていたら、色々な思い出が蘇った。
「本堂の下の部屋で、秋には仏像展をやっていたなー」、「境内の大きな銀杏の実が落ちて、甘い匂いがしたなー」などと、次から次へと懐かしい光景が浮かんで来た。
羅漢像(成願寺)
(おまけの話)
お寺を見た後に、帰るのは早いので「どうしようか?」と考えた。
大江戸線でそのまま行ける場所を考えたら、「そうだ!上野に行こう」となった。
「中野坂上駅」から地下鉄で「都庁前」に出て、上野方面行き電車に乗り換えた。
上野駅から歩いて、不忍池に向かう。蓮の季節は過ぎ咲く花も無く、寂しい光景だった。
柵の上に並んだゆりかもめ(上野不忍池)
池の中に張り出した木道の先へ行ってみた。
蓮の季節ならピンクの花の向こう弁天堂が見えてなかなか良い風景なのだが、今は寒々としている。
枯れて折れ曲がった蓮の茎が侘しい。種の抜けた蓮の実を、なんて言うのだろう?
白い鳥が群れて、空を舞っている。池では鴨やオオバン、ゆりかもめが遊んでいる。
枯れた蓮の実(上野不忍池)
ボート乗り場の横を通り弁天堂を見ながら、道路を渡り階段を上って上野公園に入る。
上野動物園が見える場所に来たら、大きな字で「休園中」と入口の囲いに書かれていた。
生まれたばかりの双子のパンダも、オミクロンのせいでたった3日間の一般公開で終ってしまった。
人気のパンダ舎の前は「3密」の恐れがあるので、やむを得ないだろう。
池の中のマガモとカルガモ(上野不忍池)
駅の方へ行って、遅いランチをしようと考えた。
すると右手に緑色のテントがあり、そこで若い女性がなにかの勧誘をしているようだった。
近付いてみたら、そこは「PCR無料検査場」だった。
私は以前に日本橋でPCR検査をしたことがあるので通り過ぎようと思ったのだが、若い女性が勧誘しているので引き寄せられてしまった。
オミクロンで上野動物園も休園になった
その前日には東京都のコロナ感染者数が5185人と増えていたので、毎日のように出掛けている私は検査をしてみる気になったのも理由の1つである。
テントの前に張り出された紙のQRコードをスマホで読み取る。そこに現れたURLをクリックして、その先も色々とやって当日予約になる。
私は昨年の9月に日本橋で経験済みなのでなんとか出来るが、高齢者には難しい。
その後、テント内に入り、渡された大きな綿棒を舌の下へ入れて3分待つ。それが終り綿棒をプラスチックの容器に入れて係員に渡して終る。結果は3日後に、私のスマホに届くことになっている。
PCR検査場(上野公園)
19日のテレビニュースを見ていたら、久し振りに分科会の尾身会長が登場していた。
「なにを言うのか?」と思っていたら、驚きの発言だった。
今まで彼はなにしろ『外出自粛』しか言わなかったのが、この日は『外出自粛の必要は無い。人流抑制より、人数制限』と言ったのだから驚いた人が多かったのではないだろうか?
一方で同じ日に小池都知事は『外出自粛、県をまたぐ移動自粛』と言ったのだから、どうなっているのだ!
検査場内の注意書き(上野公園)
検査後も特に体調異変も無かったので、PCRの検査結果は心配していなかった。
21日の朝に私のスマホに検査結果が届いた。字が小さくて見難いので、それをパソコンに転送してから見た。その結果は「陰性」でヤレヤレだった。PCR検査というのは「検査した時は」という条件なので、その後は分からない。
1月20日の感染者は8638人となり、少し驚いた。
このブログを投稿した前日の26日は、遂に1万4086人にまでなっていた。
でも心配は要らない。間もなく減少になって行き、「ただの風邪」となるはずだ。
1月21日にスマホに届いた「陰性証明」
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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