以前に東京ビッグサイトで開催される見本市にネットで事前申し込みをしたら、それ以来、毎年、その年の見本市の案内がメールで届くようになった。
事前申し込みをしないで、当日、現地に行くと、1200円の入場料が必要である。
そこで敢えて「メール配信の停止」をせずに、そのままにしていた。



お台場の海岸から見るレインボーブリッジと自由の女神(右端)


3月になり見本市の案内が届いた。何も予定が無い週だったので、私には嬉しい知らせだった。
そこで「これ幸い」とばかりに、見本市の事前申し込みをした。
当日は気温も高くなり散歩には最適の温度となったのでお台場まで都バスで行き、その辺りの様子を見ながら東京ビッグサイトの見本市会場まで歩くことにした。



「ゆりかもめ」の向こうにレインボーブリッジが見える


都バスを1回、乗換えて「お台場駅前」で降りた。
先ずは海岸の方へ行き、テラスからレインボーブリッジを見る。
フランス政府から送られた「自由の女神」の向こうに、私の住むマンションが見えた。


写真を撮ってからフジテレビ本社の横を通り過ぎ、ダイバーシティのユニコーン・ガンダムの前で記念撮影をする。いつもなら観光客が大勢いて、他人の入らない写真は撮れないが、いまは誰もいない。



ビッグサイトへ向かう道で自動運転車輛が見えた


ビッグサイトへ向かう道路に出たら道路の両側に柵が作られていて、私は端を歩かせられる。
「なんだろう?」と思って看板を見たら、『自動運転車輛 実証実験実施中」と書いてあった。


『折角だから見て行こう』と思って待っていたが、なかなか始まらない。
近くの係員に聞いてみた。
私 『何時から始まるのですか?』
係員『もう始まるはずだったのが故障してしまい、いつ始まるか分からない』



前後の無い車がユニコーン・ガンダムを背景に走る


いつ始まるか分からない車は待てないので、私は先に進む。
すると少し経って、後ろから自動運転車がやって来た。
車はトヨタ製で、私が以前に丸の内のテストドライブで乗ったことがある車と同じだった。


スピードは人の歩く速さくらいである。私の横を通り過ぎて行った車の後部の液晶サインに「MANUAL」と出ていた。『なんだー。故障したから手動かよ!』と思ったが、黙っていた。



パレットタウンの目印の巨大な観覧車


自動運転車は「ビーナスフォート」の近くでUターンする。
ニュースではビーナスフォートのある「パレットタウン」は2022年3月で閉館となるらしい。
ここは建物の中に街並みを作り、青空まで描いた初めて見る地区だった。
大きな名物の観覧車も、今回で見納めとなる。 次にはどんな施設が出来るのだろう?



この道では私が一番好きな場所である


その先では植木職人が春に向って花壇の整備を行っていた。
チューリップはまだ葉っぱが地面から顔を出したばかりだった。
色々な草花を花壇に植えている。春になると、一面のお花畑になるのだろう。


横道で変なものを見付けた。ガマの穂のようなものが葉っぱの間から立ち上がっている。
GooGle Lens で調べたら「バンクシア」と出てきたが、私には正しいかどうか分からない。



「バンクシア」という植物らしい


(おまけの話)
東京ビッグサイトが近くなった時に、11時30分となった。
ランチで安くてユックリできるのは、イタリアレストラン・チェーンの「サイゼリア」である。
店に入りテーブルの上に置かれたオーダー用紙にメニューから食べたい料理の番号を書いて、フロア係の呼び出しボタンを押す。


5分くらいで料理が配膳ロボットで運ばれてやって来た。
ドリンクバーも注文したので、ランチと併せて600円とは安過ぎだ。家賃、設備、材料費、人件費、光熱費も必要だろうに、なんだか申し訳なくなって来た。



東京ビッグサイトの雄姿


食後に歩いてすぐの東京ビッグサイトへ行った。
会場手前の受付でビニールケースを渡されて、家から持参したQRコードのプリントされた紙を入れる。
入口で手指の消毒と検温をし、QRコードを読み取って入場となる。


会場はいくつかに分かれていて、「JAPAN SHOP」、「建築建材展」、「リテールテック」、「SECURITY SHOW」、「フランチャイズ・ショー」と5種類の見本市が行なわれていて、胸から下げたQRコードで全てに入れる。



会場への通路は人影も少ない


会場内はいつもと違い、音を出すものは無くかなり静かである。
出品者も来場者もマスクをしていてあまり話をしないので、コロナ前の見本市とは大分雰囲気が違う。
ブースの前を通り掛かると、係の女性が静かにカタログと紙袋を差し出す。


私は特に興味のあるものは無かったので、なにも受け取らない。
なんだか盛り上がりに欠ける見本市で、出品者もやる気が出ないだろう。
早々に会場を出て一番奥に行ってドアの外に出てみたら、遠くにゲートブリッジが霞んで見えた。



駐車場の向こうに「ゲートブリッジ」が見えた


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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