心の伊達市民 第一号

築地本願寺に墓を買う

ブログ閉鎖中の話題(2015年3月20日)

「私が死んだら葬儀は不要。戒名は不要。墓は不要」と「三不要」をいつも言っている。その信念が最近になって少し怪しくなって来た。
「葬儀は不要だが、友人達が希望すればだが、偲ぶ会はOK」、「そんなに家族が言うなら、墓を買ってもいい」となった。 でも、「戒名は不要」は生き残っている。


この門を通ると近道となり、通り抜ける人が多い。


我が家から徒歩で15分くらいのところに「築地本願寺」がある。
この寺の総本山は京都の西本願寺で、宗派は浄土真宗でご本尊は阿弥陀如来である。

色々と経緯はあるが、「遠くだと行けないと思うので、近くにあなたをお参りする霊園が欲しい」という女房と娘の要望には逆らえなくなり、築地本願寺に墓を買った。


夜の築地本願寺の正面。


私の実家の宗派は臨済宗南禅派であるが、 私は分家をしたので守るべき墓も無いので宗派はなんでも構わないということで、「近い」というのがこの寺を選んだ一番の理由だから、かなりいい加減だと自分でも思っている。

【築地本願寺HP】・・・・http://tsukijihongwanji.jp/?fr=navi


舞台では雅楽の演奏と舞があった。


しばらく前に築地本願寺に行って墓のことを尋ねたことがある。
明大前に大きな墓地があるようだが、それでは近いという条件から外れてしまう。
そこでこの寺の本堂の真下にある納骨堂を見せてもらい、すっかり気に入ってしまった。


築地本願寺の雅楽演奏隊。


この納骨堂は2072区画あり、1区画の大きさは大体だが30センチ四方である。
それが駅のコインロッカーのように並んでいる。北海道のお寺にはこの方式が多い。
私は毎年の夏に伊達市に滞在した時に見ていたので、この方式には慣れている。
寒い冬に雪の多い地方では、外ではお墓参りが出来ないというのがその理由だそうだ。


プロジェクション・マッピングが始まる。


我が家はいずれ無縁仏となることが分かっているので、土地付きの墓は買えない。
築地本願寺なら、娘が亡くなった後も20年間はその納骨堂を維持し、その後は特別な共同の場所に埋葬してくれるそうだ。
墓のことなど考えてもいなかったのに、ひょんなことから主義・主張を変えた為に往生している。


テーマは「本願寺の歴史」。


よく「墓を建てると長生きする」というようなことが言われ、それを「寿陵」と言うようだが、もう充分に生きたので、あまり長生きはしたくないなー。

アチラに早く逝って父母や友人の霊に会い、後からやって来る友人達を出迎えるのが良いのか、みんなを送り出した後に、最後に逝くのが良いのかは非常に迷うところである。


ラクダも登場するのは、インドか?、アラビアか?


(おまけの話)
築地本願寺が昨年の暮れに重要文化財に指定された。
それを記念して、3月14~15日に行事が行われた。
その1つにプロジェクション・マッピングがあるので、写真を撮りに行った。



午後7時から始まるイベントだが、見物客の混乱を避けるために午後4時に整理券が配られた。私は家族を代表して3人分の整理券をもらい、開始時間まで近くを徘徊して待つ。時間になると築地本願寺の偉い人の挨拶に続き、雅楽の演奏と舞がある。



そしてやっと始まったプロジェクション・マッピングは本願寺の歴史をテーマにして、龍谷大学の理工学部の教授の製作したものだそうだ。
この大学は坊さんになる人の為に仏教を教えているのかと思ったら、いつの頃からか理工学部だけでなく、経済学部、法学部など普通の大学にある学部があると知って驚いた。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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