梅雨に入ったのに晴天で30度を越す日があったかと思うと、次の日は気温が20度に届かない。いつもの年の梅雨とは少し違うようだ。これもみんな「ロシアもせいだ!」と言いたくなる。
しかし暑くても寒くても、雨が降っても出掛けるのが私の義務のようなものだ。
(この記事を用意した後に暑い晴天が続き、6月27日に東京に「梅雨明け」宣言が出た)


なにかで見たのだが、佃島に巨大な卵のようなオブジェがあると知った。
それは「リバーシティ21」にあるようなので、以前にブログに載せたカルガモの親子の様子を見て、その後でオブジェを探してみようと考えた。


                                   浮島の池で泳ぐカモのカップル。


都バスを「月島駅前」で降りて、門前仲町方面に向かって歩く。
そして相生橋の手前を左折して、石段を運河のテラスに下りる。
そこに作られた浮島のある囲いの中にカルガモを探したら、2匹だけ泳いでいた。
これがあの時のカルガモかどうかは分からない。
前回にここへカルガモ親子を見に来た時は5月20日だった。


                           岩場で休むシラサギ(左)とアオサギ(右)


あれから1ヶ月も経つと、カルガモの子供はどのくらい大きく育っているのだろう? 更に先に進み、人工的に作られた岩場に行ってみた。
前回はここでカルガモ親子に出会えたのである。
しかし今回はシラサギとアオサギが遊んでいるだけで、カルガモ親子は見付けれれなかった。
もう子ガモは飛べるようになって、どこかに行ってしまったのかもしれない。


                              これは「ゴイサギ」か?


そこで次の目的である「風の卵」を見に行った。
事前に調べて行ったのだが、どうもネット情報と場所が少しずれているようで、なかなか見付けられなかった。見付けてみれば「なんのことはない」、バス通りに面した場所にあった。


「風の卵」の説明書きも無く、マンションの駐車場の入口の上にドンと据えられていた。上半分が網目模様なので中が窺えるが、中には何も無いようだ。
この辺りの人達には見慣れた光景らしく、誰も「風の卵」を見ていない。見ているのは私だけだった。


                         マンション敷地内から見た「風の卵」


これ以上は何も無いので、近くに都バスの停留所があったので、そこからバスに乗って考えた。
家に帰るには早過ぎる。まだ昼飯も食べていない時間だ。
そこで以前に新聞で見たソニーの新技術を研究している「清澄白川BASE」が「東京現代美術館」の近くにあるのを思い出し、そこへ行ってみようと考えた。

この技術は素晴らしいもののようで、映画撮影でロケが不要になり製作コストが大幅に安くできるそうだ。
外国などの現地に行かなくても、そこにいて演技をしているようにデジタル技術で合成するようだ。


                                  道路側から見た「風の卵」


「東京現代美術館」の先の道を右に入り、少し先の橋を渡ったところに「清澄白川BASE」はあった。
だが素晴らしい技術だというのに、場所も建物も工場のようでSONYに似合わない。そのビルは古びた賃貸オフィスビルで、当り前だがビルの中には入れない。
無関係の引退オヤジに見せてくれるような技術でもないし、会社も暇ではない。

そこでビルの各階の案内に「SONY PCL㈱ 清澄白河BASE」という銘版を確認して戻って来た。私にとっては散歩の目的地にしただけだから、入れなくてもどうということはない。


                                工場のようなビルに「ソニーPCL」はあった。


案内板には「清澄白河」とデポ名にあるが、ここは清澄白河からはかなり離れている。なぜ「清澄白河」と付けたのだろう。
住所は江東区石島で、清澄白河とは関係ない。
もしかしたら、最初に事業を始めた場所が「清澄白河」だったのかもしれない。

その内に利益を生むようになったら、都心に引っ越して来るのだろう。
この日本の会社の技術で、映画撮影の常識が変ったら愉快だ。
ガンバレ!「清澄白河BASE」


                              ビルの案内板(5階にソニーPCLがある)


(おまけの話)
「清澄白河BASE」から広い通りに出た。12時少し過ぎだったので、ランチをしようと店を探した。丁度、運良く「うどん屋」の開店を見付けた。しかし行列が長過ぎるので、パスとした。

更に進むと見覚えのある場所に出た。交差点の斜め向かい側に、以前に入ったことのある「七福」というレストランが見えた。そこで「とんかつ定食」を食べたが、ご飯を半分も残してしまった。
最初から「ライスは半分」と言えば良かったと反省している。


                                                 東京現代美術館


東京現代美術館には、続々と見学者が吸い込まれて行く。
私も一緒に中に入って見た。自動検温と手指の消毒があり、先に進む。
チケット売り場で催し物をチェックしたが、あまり見たいものが無く外へ出た。

そして隣に接している「木場公園」に入った。
木場公園は元は広い木材貯蔵所だったところで、だから「木場」という名前が付けられている。


                                木場公園の「角乗りイベント」用の池


土曜日ということもあり、家族連れが大勢来ていて楽しんでいる。
今は新緑の季節なので、木々の緑が心地良い。
公園内には「ヤマモモ」が植えられていて、いまは完熟してその実が地面に落ちている。

そばに植えられた木の「どんぐり」を確認したら、小さな実が付いていた。
バスが来るのが遠くに見えたので、木場公園はそこで切り上げてバスに乗った。


                               「ヤマモモ」の実がたわになっていた。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,397,794

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

コメントを書く
お名前 必須

名前を入力してください。

メールアドレス
(表示されません)

正しいメールアドレスを入力してください。

コメント必須

コメントを入力してください。

コメントに不適切な言葉が含まれています

パスワード必須

パスワードを入力してください。

パスワードは半角小文字英数字で入力してください。

Cookie

心の伊達市民 第一号からの関連記事

伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,397,794

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

心の伊達市民 第一号のよく読まれている記事(直近期間)

心の伊達市民 第一号のカテゴリー

心の伊達市民 第一号のハッシュタグ

心の伊達市民 第一号のアーカイブ